Emergency! : Live In Copenhagen (2006, Jvtlandt)
1. Re-Baptizum (Yasuhiro Yoshigaki) 14:11
2. Sing Sing Sing (Louis Prima) 13:39
3. Fables Of Faubus (Charles Mingus) 14:02
4. The Inflated Tear (Rahsaan Roland Kirk) 15:03
芳垣安洋(ds), 大友良英(g), 斉藤"社長"良一(g), 水谷浩章(b)
Executive-Producer :Jonas Vognsen
Live at Stubnitz, 12 July 2006
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芳垣安洋とか大友良英は、熱心に日本のジャズを聴かなくなった時期、1985年頃、から後の奏者達。同世代の奏者はかなり聴き漏らしているのだ。だから、最近になって少しだけ重心を置いて聴いている。
ギター2本、ベース、ドラムという編成。ギター2本って気になるなあ、と思ったのは、ピート・コージーとレジー・ルーカスの2ギターだったマイルスバンドの残滓をどこかに求めているから、かもしれない。
勿論、このアルバムはそんな残滓では決してないが、同じような刺激を求める感覚に寄り添う感じがいいなあ。
このアルバムもそうなんだけど、音響的な取り組み、フリージャズ、ロックそのものの演奏、懐かしい旋律、そのようなものが渦巻くような音が作られていて、このアルバム全体がそうだけどジャズへのrespectに溢れている。いいな。
懐かしい旋律、の感じ、が若干の同世代感でもある、それがいいのだ。
長く入手しようとしていたが、ストリーミングで。嬉しい。
追記:タイトルのCopenhagenをみて、日本のリスボンに続いて、コペンハーゲンというスポットがあるのかと思った。どうも本物のようだ。