K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Two kinds of Blue: 再発レコードと当時のmono盤(6 eye)を聴き比べる

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DUの塙氏監修のKind of Blueが再発された。気になる。ちょっと前のBlue Note再発が案外良かったから。必ずしもRVGサウンド再現ではない、というのも良かったと思う。

monoとstereoが再発と悩ましい。今回はmono。管球アンプとJBL、オルトフォンのSPU MONOで聴くことにする。

結論から云うと、CPはとても高い。6 eyeと同じようなゆったりとした音空間、音圧が楽しめた。また管の音の艶、も麗しい。残念なのはベースの音が少し滲んで広がる感じ、ということ。これもtone balanceを少し調整すると、問題ない。ピアノの音が同時期のエヴァンスのriverside盤ほど煌めかないのは、新旧どちらも同じ。全体として、6 eye盤のほうが、音が新鮮に感じるのだけど気のせいか?

そんなことでCPはいいよ、と云いたい。stereo買うか、悩ましいなあ。

残念なのは、Columbiaがジャケットにも盤にもcreditできない(らしい)こと。なんとも、寂しいレーベル外観なのだ。

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カインド・オブ・ブルー(LP MONO) [Analog]

カインド・オブ・ブルー(LP MONO) [Analog]