K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Bill Evans: The complete riverside recordings: まだまだcuriousに

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今朝、郵便局に取りに行ったCDセット。

モンクのthe complete riverside recordingsで、LP/CDともにオリジナル盤を越えるピアニズムが封印された音源である、と判断した。

媒体としてのダイナミックレンジ、信号対 雑音比はCDのほうが圧倒的に良い。だから、イコライズが適正であれば、このthe complete riverside recordingsのCDが最高の音源ではないか、と思う。事実、モンクのcompleteのCD盤でのAlone in San Franciscoは実に素晴らしい音、だと思う。もっともRVG録音のエリントンはRVGの音で、残念だったのだけど。

そんな訳でエヴァンスのthe complete riverside recordingsもCDで入手することにした。CD最初期のセットを探すと、米盤と独盤が1987年。日本盤は後年(LPは米盤と同時期)。ちなみに、1984年に米LPが出版され、1985年に日LP、1987年に米独CD、1999年と2005年に日CD。だから、狙いは米盤と独盤で、最も低廉であった独盤を注文し、届いた。

今、職場の小さなセットで聴いているが、やや低音圧だが、音には透明感があり、少し甘い匂いを感じる。素晴らしい予感。