モノラル盤。RIAAから随分と離れたMGMというカーヴらしい。高音を抑制、低音を強く抑制して刻まれている。だから、この盤を入手した時は、くぐもった音にがっかりした。フォノイコライザでこれを解くと、ゲッツの管の音の甘さが鮮度を伴って溢れ出て、驚いた。ティトのドラムも鮮やか。
古レコードのイコライザ情報(ネット情報まとめ) - K’s Jazz Days
このアルバムの目玉は、冒頭と仕舞いの曲を提供しているコリアのピアノ、なんだけどヴァン・ゲルダーらしい、中音域に丸めた音はイコライザでも鮮度あがらず。まあRVGらしい音ではある。
Stan Getz: Sweet Rain (1967) リーダ作以外で思い浮かぶチック・コリア - K’s Jazz Days