不思議な体験だった。半島の先端まで、僻地とおぼしき場所に時間をかけて行った。金沢からおおよそ150km。隣県よりも遠い。そしてその最果ての地、につくと、そこは最果てではなくて、開かれた場所であり、元来海を通じた「その先」と繋がっていた、ということを皮膚感覚で知ることができた。象徴的なのは珠洲から佐渡への航路があった港のキャバレー。例の南北ひっくり返した地図を見なくとも、日本海という内海を介した国際的であった、場所なのだ。今は昔。
-------------------------------------------
輪島で夕食を食べた翌日は珠洲での奥能登国際芸術祭2020+へ。
千枚田
見附島から自転車で。マンボウのため多くの屋内施設が不可。とても残念。