一番好きなアルバム、エリック・ドルフィー「Last dae」。1964年のアルバムで、ドルフィーがベルリンで客死する少し前のオランダでの公開収録。レコードは当時のFontanaのモノラル盤。海外のディーラーから購入。音圧強く、また欧州盤の清明な音が眼前に広がる。嬉しい。
言葉を尽くすほど虚しくなるような激しく深い演奏。このアルバムでミシャ・メンゲルベルクやハン・ベニンクを知ったことも収穫で、今でも彼らの変態的な音が好み。improvised musicだけでなく、モンクやニコルスの曲をちょっと変な感じで弾く感じが堪らなく良い。諧謔的なドルフィーの後継のように思えている。
最後のナレーション、never capture againまで聴くので、レーベル写真はB面。