久しぶりの店買いでワクワク。通販は認識した奏者、レコードしかアクセスできない。
店買いで、一枚一枚ジャケットを目で追いながら、引っ掛かりがあるレコードを抜いて引っ掛かりの正体を探る。大半は勘違い。数100枚の古レコードから何枚かを持ち帰る。
その作業に没頭する時間は幸せだ。買い物である以上、価格も大切な要素。エキストラの旨味を与えてくれる。
まず1000円未満の古レコードを。ともに人気のあるeadt coastの奏者のアルバムではない、ただそれだけ。
ショーティー・ロジャース監修の1950年代のモノラル盤。音は実に良いし、パウェルばりの高速ピアノであるが、プレヴィンほど装飾が強くない、あっさりしたピアノで楽しい。初めて入手したリーダー作。気になっていたが、節点がなかった。
ピーター・インドのWAVE盤。1969年のライヴ。2ベース、ギター、サックスという編成。コニッツのアルバムを聴いているみたい。結構、好みのアルバム。
ディレク・フィリップスという、このアルバムしか残っていないギター奏者が、ディレク・ベイリーの変名ではないかと思い買ったが、聴いてみると違うかな。そんな記録は見つからなかった。ベイリーは60年代にコニッツと共演した記録があるので、咄嗟に引っ掛かった訳だ。