K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Rick Laird: Soft Focus (1976) 1970年代のクロスオーヴァーがかったジャズの面白さ

Rick Laird: Soft Focus (1976, timeless==>Timeless Muse)
A1. Outer Surge    7:36
A2. Now You Know    4:01
A3. Thorn In A White Rose    6:49
A4. I Love You    4:47
B1. Soft Focus    6:03
B2. Tranquility    6:34
B3. We'll Be Together Again    7:14
B4. Epilogue    2:15
Rick Laird(bass guitar), Joe Henderson(ts), Tom Grant (p), Ron Steen(ds)
Engineer: Emile Elsen
Producer: Joe Henderson
Recorded At Dureco Studio, Weesp, Holland - December 10-11, 1976

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先日、DUで購入した安レコード。コイン1枚ほど。オランダTimeless原盤を米Museが販売というアルバム。国力の退潮がピークの1970年代中盤、盤質、ジャケットともに原盤に及ばないから当然といえば当然の価格。

これが原盤のジャケット:

RICK LAIRD / リック・レア-ド / Soft Focus / ソフト・フォーカス

まあ安いので、ジョー・ヘンダーソンのcredit、Timeless制作Muse販売のレーベル信用で購入。

アルバムのリーダーであるリック・レア-ドはマハヴィシュヌオーケストラのベース奏者だったそうだ(聴かないので知らなかった)。リーダ作はこれだけ。最近逝去したようだ。

期待に反しヘンダーソンは2曲のみ。その2曲が1970年代のクロスオーヴァーがかったジャズの面白さ、を伝えている。ドライヴする電気ピアノをバックに軽くブロウするテナー。聴いていて気持ち良い。ヘンダーソン抜きの曲も案外良くて、最後まで聴き通した。

米盤特有のカラっとした音が好み。お得感が満点だった。

Spotifyでは未発表テイクが追加されている。ヘンダーソンもあと2曲追加。

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Soft Focus

Soft Focus

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