K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

御徒町 Cafe Incus: Trasision盤の音に驚いた

今日はOff。御徒町のカフェ・インカスへ。

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ジャズ・バー化し軟派になったジャズ喫茶より、100倍くらい伝統的ジャズ喫茶的なカフェ。でも普通のカフェでもあったのだけど、遂に土日はジャズ喫茶である宣言をしたようだ。来ると長尻になるので、規則化は気持ちが楽、である。こうなると、大昔にあった、京都東宝公楽裏のZABO並みの強力なジャズ喫茶、ではないか。あそこほど暗くないし、コーヒーは別世界的美味さ、だけど。
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テイラーのJazz Advanceにいきなりヤラレタ。オリジナル。とにかく音が良い。50年代とは思えない、純度が高い音。欲しくなったなあ。Transitionレーベルは、1970年代にペッパーのIntroやJazz westとともに幻の名盤ブームを牽引したレーベルだから入手難なのだけど。
https://www.discogs.com/release/3049621-Cecil-Taylor-Quartet-Jazz-Advance

大音量で聴くクリフォード・ジョーダンもいいなあ。ベースが実に良かった。
https://www.discogs.com/release/488867-Clifford-Jordan-Quartet-Glass-Bead-Games

ドルフィー参加のミンガス盤もちゃんと整理しなくちゃなあ、って思っていたんだよな。ホールの残響まで感じさせるドルフィーの咆哮、うーむ。
https://www.discogs.com/release/14021271-Charles-Mingus-Town-Hall-Concert-1964-Vol-1

最後はフレディー・レッド。BNかと思ったら、仏盤で1970年頃。ドリューなんかと同じ事情の滞欧なんだろうな。BN盤と思わせるような演奏と欧州盤的なピアノ音の組み合わせが素晴らしい。

https://www.discogs.com/release/8058696-Freddie-Redd-Freddie-Redd-Trio-Under-Paris-Skies