K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

DU Jazz Tokyo:Blue Note狂騒曲

どうも土曜日はBlue Noteのセール。開店間際の、あの嫌な感じを避けたかったので1時間くらい遅れて参上。気になるのでセールをみたが、仕舞方なので残骸のみ。驚いたのは、1980年代のDMMとか、RVG刻印なしの音符やUAとか、「引っかかり」が全くない盤まで入っていること。ついこないだまで、キング盤や東芝盤は溢れていたのだけど、それも姿を消している。やれやれ。この1年のことだ。RVG刻印なしの音符なんて、安価故にリアルタイムで買って、盤質の悪さに泣いて、キングにすりゃよかった、と思ってた世代なんでね。

レジあたりには厚さ2cmくらいブルーノートを積んでるオッさんが居て驚いたな。一枚一枚見ているのだけど、スリーブを見るとソレって盤もあって、もう何だか可笑しかったな。

とは云え、あれば手が出るブルーノート。とりあえずのRVG刻印購入。

ラリー・ヤングは好みなんだけど、これはピンとこなかったな。でもオルガンはピアノと違ってRVG向き。

マクリーンって真剣に聴いたことがなかったのだけど、実に良かった。ハッチャーソンのヴァイブもRVGの録音とよく合うよね。人工音という意味で。

ジョン・パットンもRVG録音向き。ギターが良かったな。まだウルマーじゃない時期。

笑ったのは安くてもNYレーベルであっても売れ残るジミー・スミス。とりあえずオリジナルっぽいBNに手を出したい方はジミー・スミスがおすすめ。

レコード屋に来ていいなあ、と思うのは、やはり思わぬ買い物。

ルイス・ステュワートとフルートのデュオ。盤から匂い立つ何か。早く聴かなきゃ。

ジーン・バートンシーニのギターも案外好きだたなあ。ベースとのデュオ。

タイムレス・オールスターズはシダー・ウォルトンとボビー・ハッチャーソン目当て。美味しそうだなあ。

Sphereはモンク集。モンク・カルテットのラウズとライリーに、バロンとバスター・ウィリアムズ。軽量級だが、これも聴くのが楽しみ。

ブラッド・ウルマーは好物なんだよな、つい手が出る。安いしねえ。

あとピアソンのBNの未入手盤。RVG刻印じゃなくても、いいかあ、ということで購入。安かったしね。