楽しみにしていた展示に出かけることができた.
すごく楽しんだ上での,感想.
DNA展とはいうが,あまり近年のゲノム解析とその成果のvisibleな展示はなく,むしろ頭骸骨を中心とした骨格の変化が中心に語られていた.遺物の展示を含め,従来型の考古学展示の印象は拭えなかった.
期待は3重構造説をはじめとした,日本人を構成する人の流れを丁寧に示してほしかったようにも思う.日本人のDNAを構成するmajorityである西遼河からの渡来民の話はさらっと書いてあったが.
勿論,古墳時代の解析サンプルが限られていて,断定的に語るには尚早なのかもしれないが.縄文人,弥生人,現代人のハプログループ分析結果と,ホモ・サピエンスの拡散ルートとの関係性を俯瞰的に見せて欲しかったな.
購入した冊子がより詳しいので,それはそれで良いのだが.
日本人(ヤマト人)の境界に存在している沖縄人とアイヌ人は,縄文人のDNAをより多く保持する存在.ヤマト人と強い関係性を有する存在である.展示での目配りはしっかりしていて,嬉しい.言語を含めた文化的な多様性をrespectし,その維持に力をいれることは重要.沖縄人とアイヌ人を含めたDNA的多様性は,この列島の民族的豊かさを表すものである.このような研究の深化,分解能の向上を切に期待する.そして,言語学や史学を含めた日本の歩みについての知見を構築してほしいと思った.
(インチキ右翼の,アイヌに関するインチキ言説に怒りを感じるので)

ホモ・サピエンスのGreat journey.日本は旧大陸のどん詰まり.
先島の旧石器時代人が縄文人とDNAが繋がっていて,さらに縄文人には北回りのDNAも.


弥生時代の米作渡来人(西遼河地域から移動)と弥生化した縄文人が共存していた時代.まだら模様.

古墳時代には更に渡来人が.


沖縄の話
アイヌの話
購入した資料
