K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

新規導入装置(Mark Levinson)の音を聴く(2) 本丸のECMはどうだろうか?

ECM盤を聴くために導入した、との云えるが、どうだろう。

ECMの録音がNaturalであると思っていた頃に聴いたら、Naturalではないので拒否感が出たかも。細田本でケルン・コンサートの音響がエレクトロニクスそのものと看破した論考を読んでから、目から鱗が落ちた感じ。残響付加がややもすると過剰となるのだけど、これがECMというレベールだと理解した。

解像度が高い機器で聴くと、確かにそのようなエレクトロニクス的な「操作」が綺麗に浮かび上がるような気がする。

機器のエージング途上で聴いているのだけど、当初このあたりが奇矯な程で焦ってしまったが、数日過ぎると次第に落ち着いてきたように思う。慣れてきた、のもあるが。

結論からいうと、導入意図はまずまず果たされていて、アナログ音源もディジタル音源も、それなりに細かいニュアンスまで聴かせていて、管球の機器と比較すると、解像度や透明度があがったように思う。

Keith Jarrettのコレは初期の西独盤。今までにないほど、エレクトロニクス的な残響が美しく響く。今のアルバムと違い、ピアノの輪郭を滲ませていない。聴きいってしまった。

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このような打楽器のアンサンブルで、立ち上がりの良い音の良さを感じる。
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これもそう。打楽器のような弦の音がNana Vasconcelosなので嬉しい。
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となると、南米の密林からはじまるGismontiの盤も素晴らしい。
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かなり思っていた音が聴けているように思う。美しい。

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