地方へ行くと,本屋へ行って地方出版の本を入手したいと思っている.
ホテルの近くに本屋があると知って,早速.
店内は撮影しなかったが,驚くほど奄美の本があった.だから「勿論」島尾敏雄コーナーもあったが,今となっては新刊書の少なさ,を知ってしまった.
また多くの本の出版社は在鹿児島市だった.

上左は奄美博物館の出版書で,歴史から自然までバランスが良い.ただ,近年のゲノム解析や言語学の成果,喜界島の城久遺跡の意味合い,に関する記述がなく,少々残念.その代わり.自然と人の交わり,祭祀に関する記述は厚く,読み応えはある.
上右(高宮弘士:奇跡の島々の先史学)はそれを補うような内容.最近の環太平洋文明に関するプロジェクトの成果のようで読むのが楽しみ.
下左(福寛美:奄美群島おもろの世界)は,琉球の古語説話であるおもろ草紙のなかの奄美.下右(中村一般:奄美旅)上下2冊は奄美旅行記の漫画本.画文集と思って買ったのだけど,実質そんな内容.植物の絵が美しい.上巻が奄美で,下巻が徳之島.奄美編は実際に歩いた場所(楠田書店含め)入っていて,なんとも懐かしい(早くも).タイトルの「アダン」は巨木の名前.樹木のイラストがよい.眺めていて,今度は観光で行きたくなった.