K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Ana Mazzotti: Ninguem Vai Me Segurar

Ana Mazzotti: Ninguem Vai Me Segurar(1974)
1. Agora Ou Nunca Mais 02:59
2. Roda Mundo 02:29
3. Acalanto 02:01
4. Cordão 03:39
5. De Um Jeito Só 03:16
6. Eu Sou Mais Eu 03:15
7. Canto de Meditação 03:23
8. Feel Like Making Love 03:54
9. Bairro Negro 02:40
10. Sou 02:24
Ana Mazzotti(vo), José Roberto Bertrami(key), Laércio De Freitas(key on 2,7), Alex Malheiros(b,g), Romildo T. Santos(ds), Ariovaldo Contesini(perc)
Producer: Romildo T. Santos

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アナ・マゾッチという歌い手は知らなかったのだけど、以前からジャケットは気になっていた。白い服が「グル」的な印象を出していて、ヤバい感じなのかと勝手に思っていた。

最近、レコードで再発されたので注文。と同時に入手したDL音源でかなり楽しんでいる。典型的な1970年代の「クロスオーバー」で何とも懐かしく心地良し。キーボードの柔らかなコロコロした音色、ベースの緩いグルーヴが堪らない。そのうえで、服装からは想像の出来ない、割と正統的なヴォーカルを聴かせる。

脇がアジムスのメンバーだそうで、ジャズ寄りのブラジル・フュージョンの良さを再認識。ナシメントのような歌唱への驚き、ジスモンチ、ヴァスコンセロスやパスコアールのような奇妙な、アヴァンな味はないのだけど、中量級の軽妙さ、が気分に良く合う。

ちょっとビックリは、米国でのヒット曲Feel Like Making Love。これが実に良くて、やはりブラジルものではなくて、フュージョンの流れのアルバムだなあ、と思う。

早くレコードが届かないかな、といっても、シンガポールから帰国してから土日なく強烈に働いているので、まあDL音源がピッタリなのだけど。

Ninguem Vai Me Segurar [Analog]

Ninguem Vai Me Segurar [Analog]

  • アーティスト:Ana Mazzotti
  • 出版社/メーカー: Far Out Recordings
  • 発売日: 2019/10/11
  • メディア: LP Record
 
ニンゲン・ヴァイ・ミ・セグラール

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