Music (日本)
坂本龍一の音、はボクにとっての好き嫌いが極端に出てくる音楽家であり、手放しで良い、とは勿論思っていない。初期の電子音は奇矯な音が耳障り。渡辺香津美のKILYNや初期のYMOなんかでも、そのように感じる。一方、NEO GEOはとても好み。要は異種間音楽の接…
須原杏, 波多野敦子(vln), 角谷奈緒子(va), 徳澤 青弦(cello), 千葉広樹, 鈴木正人(b) Joan La Barbara(voice on 4), Akira Rabelais(performer) Mastering: Jim O Rourke
石橋英子, Gianni Gebbia, Daniele Camarda: Maboroshi (2009, F.M.N. Sound Factory)1. Kuuge (Flowers On The Sky)2. One Clapping/Many Hands3. Go Down Moses4. Hermit5. Kan (Barrier)6. Kami Kakushi (Gold Wind Mountain)7. Maboroshi (Illusion)8. Y…
石橋英子(p, org, fl, electronics), Darin Gray(b, Performer [Mouthpieces, Preparations], electronics) Mastered & cut at D&M, Berlin, Feb 2018.
石橋英子(p, Rhodes, synth, fl, electronics, melodion, vib, sound collage), Jim O’Rourke( g, pedal steel g, b, vib), 山本達久(ds, perc), Marty Holoubek(b on 1,2,4,8) Toshiaki Sudoh( b on 5,10), 波多野敦子(Vln, Viola) Mixed and Mastered by J…
もっきりやのライブで、彼のピアノの音響に惹かれた後なので直撃。ということで、レコードを入手。
清水三恵子: 貝の道(1990, Continental =>Teichiku) A1. 星の流れに A2. 夢の夢 A3. Indian Afternoon A4. River House A5. God Bless’The Child A1. 青の人 A2. 桃 A3. 風吹く頃 A4. 渚の二人
知名定男, 知名定照, 津波恒英, 宮里奈美子(ネーネーズ), 古謝美佐子(ネーネーズ), 宮里康子(ネーネーズ), 比屋根幸乃
清水靖晃の音が好み。勿論、サックス奏者として流氷とかで吹いている音も好きだし、特に1980年代後半のアルバム3枚が好み。偏愛というか「ヘン愛」というか、脳内が痒くなるような、アノ感じが気持ちいい、のだ。インチキ・エスニックの魅力。
石橋英子(synth, acoustic sounds, fl), Jim O’Rourke (double bass), Joe Talia
高橋鮎生: Nova Carmina (1986, School)A1. Guide Us (高橋鮎生) 2:06A2. Sound Of You(高橋鮎生) 4:38A3. Silent Springs(高橋鮎生) 2:05A4. Across The Seasons(高橋鮎生) 3:54A5. Half Moon / Full Moon (高橋鮎生)2:43A6. Veris Leta Facies(Carl Orff) …
佐藤通弘(三味線), John Zorn(sax) Producer : John Zorn Recorded at Radio City Studio, November 23, 1984.
石橋英子, アイヴィン・ロンニング, 須藤俊明, ジム・オルーク、ジョー・タリア, 波多野敦子, 山本達久, 李犁
矢野顕子(vo, p), レイ・ハラカミ(synth)
高田みどり(perc, marinba, viv, voice), 定成庸司(perc, marinba, viv), 千野秀一(synth), 村上"ポンタ"秀一(ds)
Youtubeでの放送音源。聴いていると、今はすっかり消えたような気がする「ラジオと親密だった時代」の音だな、と思う。 勿論、音源ははじめて聴くのだけど、ラジオを介した「送り手」と「聴き手」の距離感の良さ、を思った。手が届きそうで、わずかに届かな…
REMIXED BY 坂本慎太郎, Ras G , Chihei Hatakeyama, Tim Hecker, Dorian Concept. 坂本龍一
今、浅川マキ没後10年で金沢では幾つかのイベント、ライヴや写真展が計画されている。先日のもっきりやでのライヴも何だか法事に招かれたような不思議な感覚で面白かった。 そのなかで、寺山修司との出会い、蠍座での公演が「浅川マキ」を誕生させた、話を伺…
角銅真実, 石若 駿, 中村大史, 西田修大, マーティ・ホロベック, 光永 渉, 藤有花, 巌 裕美子, 網守将平
金沢某所(分かる人には分かるが)、私的なライヴ。声をかけてくれた主催者に感謝。 確かに、あの場所でしかあり得ないような、one time performance の現場に居ることができたのだ。 (追記:同時期に開催された金沢ジャズストリートと全く関係のない会だった…
フィールド・レコーディングに興味を持って入手したレコード。
ジョセフ・ジャーマンのpoem songを聴いて、琴への印象が一変。弦の強靱なうねり、のような音が面白い。ということで、共演者である沢井一恵のアルバムを入手。 誕生して100年の十七絃琴、という楽器による演奏。ステレオタイプ(ボクのなかの)な邦楽の印象…
アンビエント系の音楽をspotifyかyoutubeで聴いていて、すごく「引っ掛かった」アルバム。どこか遠くから漏れ聞こえるような唄、雑音とも聞こえる様々な摩擦音。それが鋸だったりチェロだったりする。そんなvectorが揃っていない気儘な音のパーツが、奥行き…
近年のアルバムも、このアルバムも基本的には同じ。ふわっとした演奏にふわっとしたヴォーカルが乗る。それだけ。ふわっと、した感じが、徹底的にふわっとしているので、快感指数は高い。
今日の夜明けはこれ。石若駿のアルバムで気になった声。 元来、日本の唄(あるいは唄い手)は苦手。歌詞のメッセージ性に感情が引っ張られるから。でも例外はあって、矢野顕子、浅川マキ、元ちとせは大丈夫だった。最近だったら、石橋英子、小田朋美。歌詞の…
昨年買った音楽ガイド本で一番面白くて、一番フィットしたのはコレ。 1980年代に入って暫くしたら、近藤IMAや橋本一子などなどが気になった、という性行にピッタリ。数多くある(に違いない)「聴き洩らし」のエンサイクロペディアなのだ。 そのなかで取り上…
長い間、幾つかの例外を除いて、ヴォーカル、トロンボーン、バリトンサックスのアルバムは苦手だった。最近は例外が増えすぎて、どうもそうではなくなったようだ。日本語の歌詞の曲は、言葉の力が強いため、特に苦手感が強かったのだけど、それも無くなって…
「例の」Japanese girlの曲をなぞった弾き語り。吉野金次の...と見て、手が出てしまった。確かに良い録音。何も足されていないし、何も引かれていない、そんな風に感じる臨場感。大きなホールでの録音、とすら感じない。ピアノの音の良さ、を味わうアルバ…
一年を通して、ほとんどテレビを見ないが、これは見た。随分前、荒井由実のデビューアルバムのドキュメンタリーが意外なほど面白かったから。西条孝之助が入ったボッサのトラック、とか。マルチ・トラックを腑分けすると、思わぬ音が飛び出る様、が楽しい。 …
LPレコード終末期、1980年代半ば、の録音は甘い印象がある。溶けるような甘さ、のように感じる。当時のキング・レコードの日本録音Paddle Wheelなんか聴くと、特にそう思う。 このレコードは東芝、吉野金次の録音。スタジオでの録音なのだけど、程よい残響感…