K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Steve Reich: Different Trains / Electric Counterpoint(1989) こんな日曜日

大好きなライヒのアルバム。ECMのものについてはLPレコードで入手したので、後年のこのアルバムもレコードで欲しくなった1990年頃の発売なので、多分、ものが少ない。一回も流通しているのを見かけなかったし、またオークションにもかからなかった(この記事…

2015-3-27,28に届いた音源

上の写真はスティーヴ・ライヒのLPレコード。長く欲しかったもの。LPの終末期なのでモノが少ない、ようだ。独盤のNonesuch。 同じレコードの裏ジャケットはこれ。秀逸! ECMでのジョージ・アダムスのLPレコード。米盤はあったが西独盤は案外見かけない。 ミ…

かがやく黄昏時に

長く待っていたSteve Reichのレコード Different Trains(Kronos Quartet ) / Electric Counterpoint(Pat Metheny ) が届いた。 聴いているうちに部屋のなかに黄昏がある。 ほんの一瞬の出来事。

春のはじまり

一番好きな季節がはじまった、ようだ。これから一月のあいだ、桜が散るくらいまでの間、白い嶺を背景に木々や花々。 光の加減が日々そして時々刻々かわっていく。そのなかで、あの嶺が近づき、あの嶺が遠ざかる。 風が次第に柔らかくなり、それでも朝夕は鋭…

渋谷毅,武田和命: Old folks (1985) モンクの曲の響き

一昨日のDVDと同じく、10年ほど前に出たブート紛いのCD。ナショナルのWラジカセで録ったものだそうだ。それから30年、武田と川端はこの世を去って、ナショナルもWラジカセも死語。 ただ渋谷さんだけは、今日もどこかで呑みながらピアノを弾いているのだろう…

2014-3-24に届いた音源:ECM1300/1400番台のジャケットの素晴らしさ

1988年から1990年にかけての録音。上のECM1300番台が1枚。あとは1400番台。もはやCDの時代となっていたが、レコード最終期の仕上がりが素晴らしい。 ん、これは(手抜き?)

武田和命カルテット1988 Live at 柳川「ファンクール」 衝動的に

衝動的に手にした。どうしてだろうか。 そして一日聴いていた。なぜだろうか。 理由はさっぱり分からなかったのだけど、衝動的に聴き続けている。 仕事場のPCで鳴らしているが、音質、なんてものが認知過程からぶっ飛んでいる。 それには何か気持の奥底に理…

Olivier Boge: The World Begins Today (2013) 今時のジャズ

今時のジャズなんだろうな、と思って聴いている。ブログには上げていないのだけど、一時、クルマのなかではジョウシャ・レッドマンのJames Farmばかり聴いていた時期があるのだけど、同じような空気感をたたえている。瑞々しく、美しく、それでいて抑制的に…

最近届いたECMレコード

1100番台のヤン・ガルバレク。1100番台も残り僅か。 1200番台。タウナーとクロンビーのデュオは欲しかった 1200番台のAEOC 1300番台。左が「割れた鏡」というアルバム 1400番台のガルバレク 1000番台を揃えて、やっと購入ピッチが落ちてきた。やれやれ。

今季はじめてのイワナ

釣りをはじめて2年目。3月1日から解禁なのだけど、初心者故の未熟さで釣果は得られない。 釣りにくい季節、ではあるので、K太師匠と金沢市内の川を見て歩き、新しい場所を探したりしていた。 そんな場所の1つで、やっと釣果。暖かい沢で、魚も活性化してい…

2015-3-13に届いた音源 (祝:ECM1000番台の西独盤99枚)

ながい出張から帰った翌晩に国内sellerから届いたレコード。BN4000番台のドナルド・バードのオリジナル盤(ステレオ)。ハーフ・ノートの空気がたっぷり。そして、お待ちかねのコリン・ウォルコット。ECM1000番台の西独盤99枚め。海外sellerから米poy盤を送…

1日悩んで再び京都へ(河原町蛸薬師・HOT STEP)

1日悩んで京都へ。店でみかけたバド・パウエルのthe scene changes。モノラル・オリジナル。欲しかったが、高価。 結局、手を出すことにした。鴨川のうえに立つと、なんだか北陸の空のように見えた。 パウエルに加え、オリジナル・スタンパーでの後年のプレ…

2015-2-11に買った音源@HOT STEP (京都・河原町)

今回は狙いの出物(RVG刻、セカンド・サードプレス)はなかった。が、1枚は探していたもの。古いジャズのコンピレーション(キングレコード)で、Spritual to swingというもの。あとはConcordの(多分)Swingする一枚。ハーブ・エリスとレッド・ミッチェル…

つげ義春:流れ雲旅(1971,朝日ソノラマ)、稲垣足穂@赤尾照文堂(京都・河原町)

若い頃、常に所在のない感じ、に襲われていた。居場所のなさ、の感覚に参っていた。寝ている間の夢のなかの居心地の良さに、それを日記のように書いてみると、記憶に強く定着し、一ヶ月もすると夢が夢でないような、現実感が沸き上がり、自分がどちら側の人…

早春の湖国から京都

今週は仕事で滋賀。湖南だけど、琵琶湖を挟んだ向こう側の比良山が美しい。いつか登ってみたい山。 仕事の後、京都・蛸薬師のレコード屋に向かう。お気に入りの店。途中、錦小路をとおる。 滋賀も京都も冷え込み、小雪がちらついていたが、光明るく、もうす…

大阪の夜:新梅田食堂街、Jazz&Bike Bar 真湯

昨日の夜は大阪。メルドーとジュリアナのデュオを聴くために来ている。 ボクは大阪の人間なのだけど、あまり縁がなくて大阪には全く詳しくない。だから逆に「Black rain的混沌」を少しだけ感じるコトもできて、たまに出掛けるのも悪くない。ライヴの前に、ガ…

2015-3-9に届いた音源 (ECM1000番台のLPレコード蒐集)

ガルバレクのTriptykon (ECM1029)が届いた。怪しげなスウェーデンのsellerで、なかなか連絡がつかず心配していたのだけど、ようやく届いた。送料を割り込むため8枚頼んでいたので、心配だった。 これでECM1000番台のLPレコードが揃った。ただし、コリン・ウ…

(ECM1239) Denny Zeitlin, Charlie Haden: Time Remembers One Time Once (1981) デュオ好きにとって

デュオ好きにとってヘイデンって格別の人だったのだなあ、と改めて思う。closenenessで十分聴いたつもりになっていたけど、その数は随分あるようだ。だから、まだまだ聴けていない。昨夜はエスクーデとのデュオを聴いて、改めてベースらしい、ずっしりとした…

Yaron Herman, Sylvain Ghio: Takes 2 To Know 1(2003) ピアノとドラムで思い出した

ホントはECM2011、キース・ジャレットとジャック・デジョネットのデュオ「ルータとダイチャ」のつもりだったのだけど、忙しい。土曜の夜だけど、仕事場。 ピアノとドラムで思い出したのが、ヘルマンの昔のアルバム。当時、スケッチ・レーベルの何枚かが気に…

2015-3-5に届いた音源

福井から帰ってきたら、ポストに突っ込んであった。スイスの業者からのアルバム。 2枚はECM。もう1枚はDragonレーベルの北欧ヴォーカルだけど、期待とは違ったなあ。

はじめての福井・片町の夜(酒菜魚 しまだ)

なかなかゆっくりできない。福井で仕事。知人数人で福井の片町に出掛けた。 福井は40年以上前に住んでいた街で懐かしい。戦災・震災で壊滅した街の道路は広く、空が広い。それが虚ろな街の心象を作っている、ように思えてならない。そして、40年前からあまり…

ECMどころじゃない、外呑みの日々

何とも落ち着きのない日々を送っている。昼も夜も忙しい。レコードも随分と聴いていない。今朝は、酔い覚めでLHRのColumbia盤、6eyesのモノラル、を聴いている。何も考えずに聴くのに向いた盤。気持ち良く、スイング。 月曜日は知人と金沢郊外の和食屋へ。狩…

渓流釣りが解禁になった、が

昨日、渓流釣りが解禁になった。戸隠から帰って、釣りに行こうと思ったが、生憎の雨。 今朝は夜明け前からそわそわして、日の出前に飛び出した。寒かった。 まあ釣果は期待できなかったが、感触だけ少々。姿は見えなかったが、何かはいたように思った。 道路…

Charlie Haden, Christian Escoude: Gitane (1978) 図太いベースを聴くレコード

先に云ってしまうと、1991年に仏Dreyfus Jazzから再発されたCDを持っていて、愛聴盤。ジャンゴ・ラインハルトの後継者、というと今ならば、ビレリ・ラグレーンとか、このクリスチャン・エスクーデ(二人ともロマ、のギター奏者)。ヘイデンとエスクーデで、ジ…

戸隠スキー場から見える山々

高妻山 ------------- 戸隠には30年くらい通い続けている。パワー・スポットなんて珍妙な呼び方をされる前、って思っていたら、似たような時期に中沢新一と細野晴臣の本で紹介されていて、いささかガッカリした記憶があるのだけど。それはともかく、1984年…