K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Music(etc)

ディスクユニオンのレコード棚(1200枚収容)

以前購入したレコード棚も5年も経たないうちに溢れ、床置き状態。レコード棚を買い足すことにした。大洋Shelfitのモノは良く、リピートの積もりだった。 しかし製造中止。ディスクユニオンのレコードラック(600枚)を2つ購入し、積み上げることにした(ジ…

Elina Duni: Muza E Zezë (2014) 民族音楽的なノリはなくて、軽い感じで、楽しめるアルバム

ネット上で、吉本秀純さんが以下のインタビュー記事を執筆、紹介された: 名門ECMから作品を発表していますが、日本語の記事自体もほとんどなく貴重な内容となっているかなと思います。アルバニアの音楽のことから、彼女のジャズに対する考え方、盟友である…

Trio Tzane: Gaitani(2010) 欧州から見える東方世界の景色

パリで結成されたフランス人、トルコ人、ギリシャ人のグループなので、民族音楽が持つある種のクセが消え、淡いエキゾティシズムが汎世界的な香りを与えているのだろう。ブリジット・フォンティーヌの音楽と通底する世界のように感じる。

エチオピアの修道尼ピアニストTsegue-Maryam Guebrouが弾くピアノ曲

吉本さんのtweetで紹介されたエチオピアの修道尼ピアニストTsegué-Maryam Guèbrou(エチオピアの社会主義政権時代に、エルサレムのエチオピア正教会に移ったみたいだけど)。appleの宣伝のBGMに使われているようで、素朴な旋律がちょっと気になった。 エチオ…

Steen Rasmussen: Precenca (2015) 仕事場で小さな音量で

仕事場で小さな音量で、最近聴いているアルバム。デンマーク人がすなるブラジル音楽。 北欧のMPBとかボッサって、やや温度が低く、「冷やっこい」印象があって、今の季節にあっているかな、って思ったけど、案外そうでもなかった。熱くはないが、暖かい。と…

Chassolのライヴ映像(実はもうすぐ、もにょもにょ)

昨夜もIndiamoreの映像を見ながら、ソファーで寝込んでしまった。麻薬のような音。 Big Sunの映像に音をharmonizeさせたライヴ映像があったので、貼り付ける。昨日のオバマの演説よりは面白い。 最近、少しまじめに音楽のことを書いているが、実はもうすぐ20…

Obama harmonized by Chassol

Youtubeでシャソールのヴィデオをピックアップしていたら、こんなものもあった。ヒトの話し声へ鍵盤を重ねる彼の典型的な音を楽しむことができる。面白い。

Chassol: Indiamore (2013) インドへの、視点

水曜日にCDが届いた。シャソールの追加2枚。 先日聴いたBig sunから、時間的に遡る聴き方となるが次はIndiamore(2013)。CDのケースのなかに入っていたヴィデオのDL情報をもとに.movファイルをダウンロードし、映像とあわせて見る。 Big Sunはマルチニクの映…

Chassol: Big sun (2015) クレオールという媚薬、その行く末

昨夜遅くに帰宅したら、届いていたCD。注文したことも、すっかり忘れていた、けったいなジャケットのアルバム。CDとDVDの2枚入り。ただし、DVDがregion codeが違うのか、DVD再生機では見ることはできなかった。幸い、サーバーからのダウンロードも可能で、…

Sainkho Namtchylak: Stepmother City (2000) Apple Music、そしてトゥヴァの音

忙しいのでブログは休止状態。気持ちがやや荒れている。いかんねえ。そんな時にApple Musicは気楽で良い。iTunesって既存の音楽産業スキームのなかでの出来事、のように思うが、コレはきっとソレを壊すのだろうなあ、という予感。壊すだけでなく、適応して広…

Mari Boine:欧州北方のエスニックを聴く

BBCのRadio 3により随分とジャズのライヴがストリーミングで流れていた。

Muzsikas, Marta Sebestyen, Takacs Quartet:金澤に戻ってきてなんだか疲れたような朝に

そんな少し疲れたような日曜日なので、クラシックというより民族音楽のような音源をぼおっと聴いている。米国NPRの音楽サイトでみ つけたもの。なんとなくほっとする音楽。クラシックというより民族音楽、20世紀の音の流れの源のような。 行ったこともない中…

(ECM1718) Anouar Brahem: Astrakan Cafe (2001) エキゾティズムという満たされない異境感に浸りながら

このAnouar Brahemという知らない奏者のアルバム「Astrakan Cafe」を手にとったとき、まさに、そのような感覚の扉を開くキイワードに溢れていたのだ。 Astrakanというロシア辺境のステップ地帯、蒙古系の領主からいつしか回教の地に、Khotanというタクラマカ…