K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2008

(ECM2373) Paul Bley:PLAY BLUE - Oslo Concert (2008) 所々の微毒の苦さに

Paul Bley(p) Recorded live August 2008 at Kulturkirken Jakob, Oslo Jazz Festival

石田幹雄: Turkish Mambo

スタンダード曲と油断させて、なかなかの昂奮を与えるアルバム

橋爪亮督, 清野拓巳, 浜村昌子, 萬恭隆: Needful things

橋爪亮督, 清野拓巳, 浜村昌子, 萬恭隆: Needful things(2008, GRAPES RECORDS)1. Stone Pavement(清野拓巳) 2. 立待月と君を待つ(浜村昌子) 3. Guitar(1912)(橋爪亮督) 4. みずいろのかなしみ(浜村昌子) 5. A Girl From The Bookstore(清野拓巳) 6. Flower(…

齋藤徹: 朱い場所/Space for Vermillion(2008) タグ付けの紐のようなものから解き放たれた

往来トリオでの演奏に惹かれ、入手。ECMの諸作のようなジャンルや地域が融解した音楽であって、そのような「何ものかであること」というタグ付けの紐(restriction)のようなものから解き放たれた音。何かであって、何でもないような、その感覚が与える開放…

吉田隆一: blacksheep (2008) バリトンサックスとトロンボーン

最悪の組み合わせ、じゃないか。ボクが苦手の楽器、バリトン・サックスとトロンボーンの組み合わせ。 多分、これが発売された頃だと、そう思ったと思う。いや未だに、これらの楽器を聴くのは苦手感はある。 しかし吉田隆一と新垣隆のN/Yを聴いて、その感覚が…

松風鉱一: Lindenbaum Session(2008) 伝統的なジャズの感じだよね、という印象を与えながら、何処か

ボンバの日本のジャズシリーズ(3枚目): これも良いアルバム。音が良い。親密な音空間が、やや湿潤な感じで納められている。音が柔らかい。このあたりも日本のジャズかも、と思わせる。いつだったか、山下洋輔トリオのENJA盤を聴いたとき、音のパキパキ感…

藤掛正隆, 早川岳晴, 山本精一: 弱虫/from Gakeppuchi Session(2008) お盆の朝からこんなの聴くなんて

お盆の朝からこんなの聴くなんて、どうかしているように思えるが、予想通り良い。藤掛正隆の直球のビートをとても気に入って、続けて聴いている。ベースが早川岳晴なんで、期待しないほうが無理。 1980年頃のオーネット一派、ウルマー、タクマ、シャノン・ジ…

矢野顕子:JAPANESE GIRL - Piano Solo Live 2008 吉野金次の...

「例の」Japanese girlの曲をなぞった弾き語り。吉野金次の...と見て、手が出てしまった。確かに良い録音。何も足されていないし、何も引かれていない、そんな風に感じる臨場感。大きなホールでの録音、とすら感じない。ピアノの音の良さ、を味わうアルバ…

Anthony Braxton: Quartet (Mestre) (2008) メアリー・ハルヴォーソンのこと

twitterで、どなたかの書き込みを見て、即、amazonで購入。届いた頃には、それが何だったのか、よく覚えていない。すみません。加齢です。 最近のFree系の音源はダウンロードが多いのだけど、これはCD。実はbandcampでダウンロードできることが分かって、こ…

Per Oddvar Johansen: Ferme Solus - This Is My Music! (2008) 打楽器が作る音の空間

ノルウェイから金沢に何回来たのだろうか。随分、ナマで聴いたドラム奏者。打音を出し始めた瞬間、音が空間を定義したように感じる、そんな感覚をいつも与えてくれる。様々な音を要所要所に与え、弛緩しかかった空気を常に締め上げる。 そんな彼のアルバムを…

菊地雅章: Kikuchi/Street/Morgan/Osgood (2008) 彼が生きていた時間を

彼が生きていた時間を、そのまま届けてくれたアルバム。最期の時間、に違いない。 ECMのアルバムで感じた、些細とは決して云えない苛立ちに近い感覚、はない。 彼の時間がとても忠実に、美しく記録されている。 2008年のニューヨークの録音、デンマークの音…

渋谷毅・石渡明廣:月の鳥 (2008) 隙間だらけの音だけど

ただぼんやりと聴いているのは、先日、ディスクユニオンで入手した渋谷毅と石渡明廣のデュオ。

Francesca Ancarola&Carlos Aguirre:Arrullos

これは最近入手したアルバムなのだけど、カルロス・アギューレがピアノを弾き、チリのフランセスカ・アンカローラが唄うデュオ・アルバム。

Carlos Aguirre: Violeta (2008) 春を迎えるためのプロトコルのような

そんな日々を過ごしているのだけど、案外よく聴いているのは南米の奏者たち。それもアルゼンチンの。カルロス・アギューレの何枚かのアルバムはボクの気に入りになっている。