K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

1995

菊地雅章:Love Song (1995) ピアニズムの極地

菊地雅章(p)

Michael Shrieve: Two Doors "In The Palace Of Dreams" (1993,1995) 二匹目の泥鰌は

[Deep Umbra] Michael Shrieve(ds), Jonas Hellborg(b), Shawn Lane(g,vo) Engineer: Cedric Beatty Mixed : Walter Quintus Recorded and mixed at Ztudio Zerkall, Germany, May 1995 [Flying Polly] Michael Shrieve(ds), Bill Frisell(g), Wayne Horvitz…

Paul Motian: Sound Of Love (1995) ジャズの21世紀を睥睨した

Paul Motian(ds), Joe Lovano(ts), Bill Frisell(g) Recorded live at the Village Vanguard, NYC, June 7-10, 1995.

Elvis Costello And Bill Frisell: Deep Dead Blue - Live 25 June 95 (1995) これが好きな音なんだな

Elvis Costello(vo), Bill Frisell(g) Recorded live at London Meltdown Festival, 25 June 1995.

Fred Anderson: Live Volume V (1994) シカゴの近藤等則

Fred Anderson(ts), Tatsu Aoki(b), Hamid Drake(ds), 近藤等則(tp, electronics) Recorded at the Velvet Lounge, Chicago, Ill., U.S.A., December 1994

齋藤徹、沢井一恵: 八重山游行

解き放たれた音の軽やかさと、圧力の強さ

本田竹廣: Boogie-Boga-Boo (1995) Fender Rhodesが作るグルーヴ

以前から欲しかったアルバム。結構中古でも値が張るので、普通の中古盤の値で出るまで、待った待った!今日、届いたアルバム。 期待以上に本田のFender Rhodesが作るグルーヴ感が素晴らしい。2管とブルースハープも曲にぴったりで大健闘。あんまり難しいこと…

林栄一: Monk's Mood (1995) 管の共鳴まで

ゆっくりと渋谷毅のアルバムを集めている。ゆっくり入手し、ゆっくり聴く、そんな感じが彼のアルバムには向いているような気がする。だから、そんなに沢山は持っていない。 そんな感じで入手した、渋谷毅が入った林栄一のアルバム。渋谷毅は冒頭4曲のみ。 …

Derek Bailey: Guitar, Drums N Bass (1995) radicalな音の淵の深さ

エヴァン・パーカーをナマで聴いてから、意識の底にあるフタのようなものが外れた。improvised musicのように、「音楽」と「音」の境界線よりは、「音」側に寄った音が平気になってしまった。楽しめる。 そんな訳で様々な音が聴きたくなっている。 youtube: …

Edu Lobo: Meia-noite (1995) 今日の仕事場

ここ最近は、比較的Free jazzとかimprovised musicと呼ばれる世界で咲く、密やかに美しい音を探すような日々。音と感情の基層が生起する反応、のようなものを愉しんでみた。その生成物は、音のつくり手が造ったものでもあり、幾ばくは自分に内在する「何か」…

Toninho Horta: Durango Kid 2

気持ちに風を吹き込む音

Michael Shrieve:Fascination

1990年代のBill Frisellの音世界は,脳幹の奥底まで侵入してくる少年時代の記憶のような衣を被った曲調のなかで,ディストーションの効いたキツイ感じギターが気持 ちヨシで,随分買ったような気がする.これはMichael Shrieve名義なのだけど,Bill Frisell…