本
ストレート・ライフ: アート・ペッパー衝撃の告白自伝 作者:アート ペッパー,ローリー ペッパー スイング・ジャーナル社 Amazon ボクがジャズを聴きはじめた1979年頃、確かに輝きを放っていた彼、アート・ペッパーをもう少し知りたくなった: ということで、…
カンパニー社の本の仕上がりが好きだ。手に取りたい欲望を喚起する: ということで入手。 昨年も買ったが、結局、忙しいと日めくりしなかったなあ。タマに広げると、そのレコードが欲しくなるのはなぜだろうか?だから神棚に置いておこうかな。 岡島さんの本…
六甲山系を軽く歩く
気になっていた洋書を購入。 邦題、帯付き。日本のジャズのレコードへの愛、いや偏愛が溢れている。素晴らしい。やはり破断線が1969年に。空気が不連続に変容。
Michel Graillier(p), Riccardo Del Fra (b) Engineers: Sylvain Thevenard, Gérard De Haro, Gilles Olivesi Producer: Philippe Ghielmetti Recorded June 8,9,10, 2000 and Mixed July 7, 14, 2000 at Studio La Buissonne, Pernes Les Fontaines.
レコード屋入口脇の書架の一角からの視線に射抜かれた。この本を読んだのは半世紀ほど前。公民権運動の熱気、そしてハーレムと書き手の熱気が心に残る本だった。合掌。
最近になって入手した辻まことの書籍。ダダイスト・辻潤と婦人運動家・伊藤野枝の息子。伊藤野枝はアナキスト・大杉栄とその幼いおい橘宗一ととに関東大震災のとき、甘粕正彦ら憲兵隊に惨殺されている。辻まことは、タイミングによっては伊藤野枝とともに殺…
うっすらと記憶している。小沢昭一のラジオ放送。親父世代、昭和一桁。猥雑な感じが嫌で、すぐ消したなあ。 平成に入って沖浦和光「幻の漂泊民・サンカ 」のなかで、著者が幼少の頃、箕面の街道筋で商家だった実家に立ち寄る旅芸人の話が印象的。街道や川筋…
ボクはレコード・ガイド本が好きだ。読むレコードもまた好きなのだ。 いや、耳の継戦能力が衰えつつあるなか、だんだん読むレコードも好きになってきた。要は沢山のアルバムを知りたいのだ。
ジャズ・レコード・ブック―キング・オリヴァーからアルバート・アイラーまで (1968年) (TOA Popular Library〈6〉) Amazon ようやく手に入れた小さなガイドブック。噂には聞く名著である。流通している本の数が少ないようで、入手に難渋。 私がレコードを買…
ジャズ・クラブ黄金時代 NYジャズ日記1981-1983 作者:小川 隆夫 シンコーミュージック Amazon 新刊。1950年生まれの著者がマンハッタンへ行きたい一心で、同地の医大へ留学したときの話。苦心惨憺して留学に至り・勉学に励む様子も書いているが、本当か、と…
本もレコードも収容能力を超えつつある。とは云え、の新年。 山の本が好き: 田村隆一も見かけたら。古本の匂いとともに、失われた20世紀に意識を飛翔させるのだ。
インディー出版社の雄(か?)であるカンパニー社からの新著(本か?これ)。 カンパニー社の本のマニアックな雰囲気が好きで、必ず入手している。財布が傷まない程度の出版周期も好ましい。忘れた頃にやってくる。 日めくりのカレンダーになっていて、背を…
暫し本シリーズ。レコードコレクター本にはつい手が出る。 初盤道 究極のアナログレコード攻略ガイド 作者:真保安一郎 DU BOOKS Amazon 主にロック方面、それもmass-productionされたレコードの本。ジャズからすると、ファンも多く、故にレコードのプレス枚…
北海道犬旅サバイバル 作者:服部文祥 みすず書房 Amazon これを登攀記・冒険譚と理解しなければ抜群に面白い。かつて、彼の初?の著作「サバイバル登山家」をみすゞ書房から購入したが、面白くないので読むのを止めてしまった。彼のサバイバルって、ポイント…
日本で軍事を語るということ 軍事分析入門 作者:高橋杉雄 中央公論新社 Amazon 防衛研究所の安全保障の研究者による新著。 冒頭の文章で、自分の認識のズレを一撃された: このことが世界に突きつける意味は重い。戦争が起こる可能性の予測ができないのだと…
(CD付き) 中牟礼貞則 孤高のジャズ・インプロヴァイザーの長き旅路 (リットーミュージック) リットーミュージック Amazon 我方他方 サックス吹き・篠田昌已読本 共和国 Amazon たまたまなんだけど、まるで正反対の二人の本を入手。 何が正反対かというと、生…
日本製ブルーノート盤は,1970年代になって,まずは東芝から。その後、1977年頃からキングに版権は移動。1983年に再び東芝に移動している。ボクにはよくわからないが、キング盤が人気だそうだ。 ボクがジャズを聴きはじめたのが1979年。熱心にスィング・ジャ…
11月下旬に発熱(コロナではない、扁桃腺)し、喉の腫れ・咳が引くまで2週間。体調回復の余裕を与えない多用の日々で、随分走っていなかった。 年内に済ませたかった仕事を大晦日に片付け、正月はぐったり。2日になって、ようやく走ろうか、という気持ちが…
昨日に続き、恢復期の散歩。小立野を歩く。残念ながら紅葉には遅かったが、遅まきながら新設の図書館へ。 人が集まる箱モノ、イベントは苦手なのだ。図書館前には食品の販売車まり、賑わっている。某釜元類似の蓮根柄の販売車もあり、可笑しい。脳内に苦手警…
今更ながらに入手した高校の恩師・清水睦夫先生のスラヴ民族史の研究が面白い。 中田考の新著で、改めて米国、西欧的価値観を相対化することも必要だな、と思ったところで、清水先生を強烈に思い出した。古代ローマからの法灯は中世ローマ帝国たるビザンチン…
驚きの本が出版された。沢木耕太郎「天路の旅人」。 45年前に読んだ忘れ得ぬ本「秘境西域八年の潜行」(芙蓉社)の著者・西川一三が戦時中に密偵として潜入したチベットの記録。原稿3200枚の大著。 これらの記録で書かれなかった、その後の西川一三のことが…
思い起こすと、お茶の水にレコード買いに来るようになって、40年を随分と超えてしまった。 脳内は記憶容量、書き込み速度は随分劣化したが、脳内回路はちっとも進化していない。くそっ。 マイルスの自伝はいつか買おうと思っていたので。そしてカンパニー社…
近藤等則(tp, electronics) M-1, 4, 7, 8, 9, performed at the Negev Desert, M-11 performed at the Eingedi, M-12 performed at jazz club, Jerusalem, M-13 performed by the Sea of Galilee, December 1993. M-2, 3, 5, 6, 10 recorded in Amsterdam, J…
実はカンパニー社の本がとても好きだ。凝った意匠のマイナーレーベルのレコードを買う、そんな感覚と同じ。 このコレット・マニーの本、表紙を含め柔らかな仕上がりで、手に優しい。数ページ読んだが、惹き込まれそう。楽しみ。 本を読みながら聴こうと、10…
今日届いた今日届いたレコードと本。amazonから同梱で届いた。 The awakeningと左川ちか。どちらも、とても好みなのだけど、どうも相性があまり良くない。この本を開くとき、は無音の方がしっくりくる。
ジャズ喫茶に花束を―ジャズ喫茶店主九人が語る「ジャズの真実」 作者:村井 康司 河出書房新社 Amazon 著者の村井 康司は同世代。彼は高校時分から熱心に聴いていたようで、ちょっとだけリアルな体験が早い。やはり言外の感覚、のようなものが近いので、膝を…
ウクライナ危機の段階で購入した古書。ウクライナのネオナチ、なるものを調べようと思い購入。その後、読む前に開戦に至り、驚いた。 クリミア併合の後に緊急出版されたようだ。筆者によってはロシア寄りの微妙な表現が目につくが、驚かされるのは混沌とした…
引き籠もり体質で出歩かないうえにコロナ禍。実店舗での古書購入は何年ぶりだろう。散歩のついでに古書店へ。 思わず手にとったなあ。1990年代の中国奥地の旅行記。通信網未整備と開放路線があわさり、一番自由に歩くことができた時期ではないか? 根深誠の…
つげ義春が描いた最後の漫画。今から35年前。藤原マキ夫人の癌発症からの不安神経症に悩まされる日々、とうとうこの掲載を最後に筆を折っている。つげ義春の漫画掲載を目的に作られた雑誌であるCOMICばくも次号(つげの漫画は掲載されていない)で力尽きる。全…