K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Jazz: Keith Jarrett

Keith Jarrett: France 1972 キース・ジャレット・トリオの振れ幅

Keith Jarrett(p, ss, fl), Charlie Haden(b), Paul Motian(ds) Live At Gran Studio 104 In Paris June 9th 1972

Keith Jarrettに関する哀しい知らせを読んで(10月21日 New York Times)

昨夜、NYTよりキース・ジャレットの近況、についての報道があった。2017年のカーネギー・ホールでのコンサートの後、2回の脳卒中でリハビリテーションのなかにある、ということ。左半身が不自由で、杖を使って歩くところまでは恢復したが、ピアニストとして…

75回目のお誕生祝いのパンフレット

最近、ECMでのレコード発売が増えて悲鳴。国内での売価はかなり高め。 だから幾つか溜めてからECMに直接注文している。送料を割ると、結構イケるのだ。 そのときのささやかな楽しみは、ちょっとしたパンフレットの同封。 今回は5月に75回目のお誕生日を迎え…

ECMの録音、非ECMの録音(ピアノへの違和感)

昨日、出勤前に聴いた一枚目のECM盤と二枚目のElectra盤。 ECMの録音がかなり「強く」音場の空気を伝えていることがわかる。息遣いが伝わる、というコトバそのもの。キースの呻き声もはっきり、またベースの軋みもリアルだ。そして残響も強い。ピアノの音の…

(ECM1289) Keith Jarrett: Standards, Vol. 2 (1983) 美旋律の開始にいきなり掴まれてしまった

Keith Jarrett(p), Gary Peacock(b), Jack DeJohnette(ds) Recorded January 1983 at Power Station, New York City

(ECM1379) Keith Jarrett: Dark Intervals (1987) ソロの奔放さよりも

Keith Jarrett(p) Design: Barbara Wojirsch Engineer: Kimio Oikawa Producer: Manfred Eicher Digital Recording April 11, 1987 at Suntory Hall, Tokyo.

Keith Jarrett: Birth (1971) キースの多楽器傾向

Keith Jarrett(p, banjo,recoder, ss, steel ds, voice), Dewey Redman (ts, cl, perc), Charlie Hade(b, steel ds), Paul Motian(ds, perc)

(ECM1050) Jan Garbarek, Keith Jarrett: Belonging (1974) クリステンセンの入り口

Jan Garbarek(ts,ss), Keith Jarrett(p), Palle Danielsson(b), Jon Christensen(ds) Recorded April 24 and 25, 1974 at Arne Bendiksen Studio, Oslo

Keith Jarrett: Hamburg Concert (1972) 非ECM的な部分が

Keith Jarrett(p, fl,ss,perc), Charlie Haden (b), Paul Motian (ds, perc) Live Funkhaus, Hamburg, Germany June 14 1972

Keith Jarrett: El Juicio (1971) 草の匂いがするような明澄な音

Keith Jarrett(p, ss, fl, perc), Dewey Redman(ts, perc), Charlie Haden(b, perc), Paul Motian(ds, perc)

Keith Jarrett: Expectations

とても開放的で脳天気にすら感じさせるキース・ジャレット

Keith Jarrett: Bop-Be

このアルバムを30年以上ぶりに聴いてみると、そんな印象は微塵もなくて、オーネットへの憧憬が曲調に投影され、それをヘイデンの不気味な律動が増幅し、レッドマンが外郭を彩っていく。そんななかで安易な美音に頼らないジャレットの一音一音が浮かび上がっ…

Charles Lloyd: Live... 1966

これまた録音が良く、手慣れたイコライズの賜か。Bootの哀しさは一切なしのアルバム。内容的にもライヴの良さ全開。キース・ジャレットのピアノをはじめ、マクビーもデジョネットも明瞭。それが嬉しい。だから長尺のソロも楽しめる。若きジャレットが、時と…

Keith Jarrett: The Mourning Of A Star (1971)

名盤でも何でもないが、好きなアルバムだ。 キース・ジャレットの可能性が詰まったアルバムだなあ、と思う。26歳の奔放な彼。確かに星の煌めき、星夜のときめきのようなものを音にしようと奮闘している。 この後10年ちょっとで、ソロと(スタンダードの)ト…

(ECM1086/87) Keith Jarrett: Hymns Spheres (1976) ちょっとなあ

このアルバムに苦手感があって、ECMのレコード聴きを中断していた。30年以上ぶりに聴いてみると、やはり苦手かなあ。 ピアノ弾きがピアノのように弾いて、水彩画のパレットに色を沢山入れすぎて、滲んだような演奏が1枚目。2枚目になると残響を空間に置換…

(ECM1085) Keith Jarrett: The Survivors' Suite (1976) 存在したことがない音への強烈な喪失感

(ECM1085) Keith Jarrett: The Survivors' Suite (1976)A. The Survivors' Suite (Beginning) (Keith Jarrett) 27:34B. The Survivors' Suite (Conclusion) (Keith Jarrett) 21:32Keith Jarrett(p, ss, recoder, celesta, perc), Dewey Redman(ts, perc), Ch…

KEITH JARRETT: Solo Live in VERMONT (1977) かつてレーザーディスクで持っていたソロ

1977年のバーモントでのソロ。レーザーディスクで持っていて、昔は本当に良く見た。バーモントの湖沼の傍ら、季節は晩夏から初秋ではないか。心地よい大気が画面から流れ出る。夕刻のまだ明るい時間からはじまった演奏会は次第に夕闇のなかに沈んでいく。 キ…

Airto Moreira: Free (1972) キース・ジャレットとジョージ・ベンソンの共演

これも、先日のお茶の水での購入盤。日本盤だけど500円くらいだったので、迷わず購入。ヴァン・ゲルダー録音だし、少し米盤待ちにしようか、迷ったけど。 このアルバムは1980年頃から気になっていたので、36年越しの迷い、にフタをした。珍盤でも名盤でもな…

(ECM1401) Keith Jarrett: Paris Concert (1988) 宗教曲かと思えるような美しい旋律

最近思うことは、キース・ジャレットは加齢とともにピアノを美しく鳴らすようになっていく、と思う。Facing youやKoeln concertは生硬な印象を受ける。だから、このレコード、ケルンから10年以上後、ではピアノの響きがとても美しい。レコードへの拘り、偏愛…

Keith Jarrett: Fort Yawuh (1973) 奇妙な味の系譜

ジャズを聴く耳が旋回している、ような感覚。先日、Evan Parkerを聴いて、何かの「スイッチ」が入って、improvised musicが平気に聴けるようになった、30年振りに。という訳で、昔合わなかった音を聴いてみよう、と思った次第。 インパルス時代のキース・ジ…

(ECM1070) Keith Jarrett: Arbour Zena (1975) 今になって聴くと

1979年か1980年に購入して1度聴いて、それっきり。まともに対峙していない。キースの「色物」のような扱いで放置していた。当時は、ストリングスも苦手で、さらにジャズの匂いの強いものを求めていったから。最後にはキースのアルバムそのものを聴かなくな…

(ECM1069) Kenny Wheeler: Gnu High (1975) ECMの芯のような

ボクが感じる、ECMの芯のような、そんなアルバムではなかろうか。それも1970年代の。そして次第に希薄になっていくように感じる米国のジャズの匂い。キースのトリオや、モチアン、ブレイ、キューン、そんな米国の奏者達がECMに活躍の場を得て、ある種の「抑…

Keith JarrettのYoutube映像・音源

昨夜は仕事が立て込み、仕事場を出たのが2時過ぎ。深夜もやっている昔の近所のバーが真っ暗になっているのを横目で見て帰宅。 待ち時間が随分長かったので、youtubeをつらつらみていて驚いた。それで、記録のつもりで。 基本的にはyoutubeの映像・音源につ…

(ECM1049) Keith Jarrett /Jan Garbarek: Luminessence (1974) ガルバレクのwith strings

1974年の5月から6月のニューヨーク録音シリーズの前に吹き込まれたアルバム。キースは作曲だけで、ピアノを弾いていないので注意! 喰わず嫌い。どうもキース関連の創作音楽っぽいのは苦手。フォークもどき、クラシックもどきのようで、うーんと首を傾げて…

(ECM2445) Keith Jarrett: Barber / Bartok / Jarrett (1984,85) うーん

山だの釣りだの、そんなことを書いているので、そろそろ音楽を、って思っていたけど、気が多くて手が出なかった。 先日、この世を去ったコールマンのディスクを聴いたり、ECMレコード聴きシリーズでキースのIn the Lightの2枚組を聴いたり、焦点が定まらな…

(ECM2450) Keith Jarrett: Creation (2014) 5月3日のまぼろし

昨年の5月3日、ボクは大阪にいた。そして、まぼろしとなってしまった音、をいつまでも追いかけていた。 このアルバムは昨年行われたキース・ジャレットのソロコンサートの記録。その会場のひとつである大阪フェスティバルホールで、心ない客のため、何回か再…

(ECM1064/65) Keith Jarrett Koeln Concert (1975) オリジナル盤談義

後ろ:左は日本盤(トリオ) 右は1977年以降のプレス手前:左は1976年頃プレス 右は1975年のオリジナルプレストリオ盤以外は全て西独盤[ケルンの記事は沢山あるから、まとめリンクを作ります] 写真を撮ってみて、我ながらバカだ、と思ったが、4枚目の2枚組…

Keith Jarrett: Hamburg 1972 concertの発売予告(ECM)

昨夜、キース・ジャレット・トリオの1972年のコンサートのアルバム発売の告知が出た。1972年のハンブルグ。調べると既にBootで出ていたので新しい音源ではない、聴いていないが。しかしながら、同時代の音源がECMから出る、というのはボクにとって、コトバに…

(ECM1064/65) Keith Jarrett: Koeln Concert (1975) ふたつの西独盤

先日、西独盤のケルン・コンサートをもう一枚買った。いわゆるLCなし、「オリジナル盤」である。いままでの経験でも、同じECMのLPレコードでも音が違うような気がする。 金沢に帰宅して、いそいそと確認。 まずジャケットを比べると、全く違いはない。通常、…

(ECM1064/65) Keith Jarrett: Koeln Concert (1975) 或る曇り空の朝

或る曇り空の朝、35年前にはじめて聴いたこのアルバムをターン・テーブルに載せた。ボクのレコード蒐集の原点。 セットアップを若干変えただけで、JBLの古スピーカでも綺麗に高音が伸びている。忙しい朝だったのに、何回も聴いてしまった。 好きなジャズアル…