K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

音楽

Geri Allen, Kurt Rosenwinkel: A Lovesome Thing (2012) すべてが美しく麗しい

Geri Allen(p), Kurt Rosenwinkel(g) Mastered by Alan Silverman Producer: Jana Herzen, Kurt Rosenwinkel Associate Producer: Ora Harris Recorded live at Jazz à la Villette, Paris on September 5, 2012.

Herbie Hancock: The Piano(1978) ハンコックのピアニズムとダイレクトカッティングの美しい邂逅

Herbie Hancock(p) Engineer: Brian Bell, David Rubinson, Fred Catero, Tomoo Suzuki, Hirohiko Yamanaka, Mikio Takamatsu, Takeshi Sukegawa Recorded on 25-26 October 1978 at CBS/Sony Studios, Tokyo

粟村政昭:ジャズ・レコード・ブック改訂新版(1975、東亜音楽社)ようやく手に入れた小さなガイドブック

ジャズ・レコード・ブック―キング・オリヴァーからアルバート・アイラーまで (1968年) (TOA Popular Library〈6〉) Amazon ようやく手に入れた小さなガイドブック。噂には聞く名著である。流通している本の数が少ないようで、入手に難渋。 私がレコードを買…

Herbie Hancockを聴く(Blue Noteを中心に)

ほとんど10年ぶりくらいに、しっかりとジャズのレコードをかける会を行いたいと思った。 ジャズを聴きはじめたのが1979年だから、早くも45年も経ってしまった。当時、人気があったピアノ奏者は、キース・ジャレット、チック・コリアそしてハービー・ハンコッ…

Tommy Flanagan: Lonely town (1959) OverCsの2年後、Elvin Jonesとの共演盤の謎

Tommy Flanagan(p), Joe Benjamen(b), Elvin Jones(ds) Producer: Kenneth Karp Recorded in New York City, March 10, 1959. Released: 1979

夜桜の後はThelonious himself

夜桜の後、金沢城を出ると南町の近く。バス停近くのミカヅキへ。普通にドルフィーがかかっていたりするので、たまに伺う店。最近は外人客が多いそうだ。 昨夜はThelonious himselfが。思いの外、良い音で驚いた。グラスに共鳴するのだろうか。 ということで…

Blue Note Discography: 入着盤を追記(Kevin Gray re-masteringではない発掘盤ライヴ2つ)

入着盤を追記。Kevin Gray re-mastering盤と、そうではないエルヴィン・ジョーンズとアート・ブレイキーの発掘盤ライヴ。今、エルヴィンを聴いているが、なかなか良い。 [2024-3-4] Kevin Gray盤を追記 結局、Kevin Gray盤で買い直すことに。[KPG]で追記 [20…

Florence Chitacumbi (フロランス・チタクンビ)@もっきりや(3/30)

スイス大使館後援でのオフィス大沢の巡業。ありがたい。 Florence Chitacumbi フロランス・チタクンビ(vo)Matthieu Llodra マチュウ・ヨードラ (p)Cyril Moulas シリル・ムラス(b)Maxence Sibille マクソンス・シビル(ds) スイス在住のアンゴラ出身の歌手。…

Thelonious Monk: Celebrating 75 years of his first recordings revisited (1947,51,52)ブルーノートのコンピレーション

Blue note sessions

富樫雅彦の新着レコード(ヴィーナスレコードの「ハイパー・マグナム・サウンド」)

富樫雅彦のアルバムが「あの」ヴィーナスレコードから出ていること自体が驚きではあるが、スタンダード曲の演奏であること、ヴィーナスの初期にはESPの再発をやっていたことを考えると、あってもおかしくはないか、と思ったりもする。 興味があったのは音。…

片岡輝彦: Love Walking(1977) トロンボーン苦手なんだけど

片岡輝彦(tb), 塩村徹 (tb on B1-B3), 辛島文雄(p), 藤原清登(b), ジョージ大塚(ds) Recording, Mixing: 及川公生 Project Coordination: Kaz Harada, Ken Inaoka Producer: 悠雅彦

Whynotのdiscographyと保有レコード (片岡輝彦で全部揃った!)

ディッカーソンの入着盤追加。あとレコードはドナルド・スミスと片岡輝彦。レコードの難易度高し。さらにディッカーソンの残りテイク?がCDで出ているが未入手。

笹久保伸: Chichibu (2021) 圧倒的にECMより良い音響空間

笹久保伸: Chichibu (2021, Chichibu label) A1. Cielo People (feat. Sam Gendel)A2. Arorkisne, una cancion de febrero (feat.Joana Queiroz)B1. Luz ambar (feat. Mônica Salmaso)B2. Rioella (feat. Antonio Loureiro)B3. Lilium (feat. marucoporoporo…

(ECM2760,) Vijay Iyer: Compassion (2022) 音楽以前に録音が

Vijay Iye(p), Linda May Han Oh (b), Tyshawn Sorey(ds) Design: Sascha Kleis Engineer: Ryan Streber Producer: Manfred Eicher, Vijay Iyer Recorded May 2022 Oktaven Audio, Mount Vernon, NY Released: Feb 2, 2024

Branford Marsalis: Trio Jeepy (1988) レコードで聴く

Branford Marsalis(ts), Delbert Felix, Milt Hinton(b), Jeff "Tain" Watts(ds) Recorded at Astoria Studios on January 3 & 4, 1988.

広島 Jazz in Mingus: 太いベースの音

呑み会の後に、ジャズ・バーへ。前日にも行ったが、休業だったのだ。 柔らかい印象の店。店主の物腰、空気感が。マクリーンもかかっていたが、音が柔らかいように思えた。タラモア・デューを頼む。 途中で店主のベースとサックスのデュオ。ベースの音が実に…

広島・Groovin' DISC SHOP いいレコード屋は楽しい

いいレコード屋は楽しい。前回と同じ感想だねえ: 多分、価格水準が都内の70%くらい。 まずはヨーロッパ盤3枚。美味しそう。 バリーハリスの独MPS盤。 リー・コニッツとカール・ベルガーのデュオ。独Circle盤。 ピーター・インドの英Wave盤。こんな盤がある…

先週届いたboot

名古屋のブート屋のサイトをみると、余計な買い物をしてしまう。 Toshiyau氏のブログを見て、ショーターのブートを入手することにした: Wayne Shorterのブートレッグ:テンション高過ぎである。: 中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar これは大正解で実に素…

昨日届いたレコード

取り敢えずKevin Gray盤のレコードを丁寧に入手することに。結構なピッチで息切れしそう。大きく写っているブッカー・アーヴィン盤はBNのリストには未発売でクレジットされている発掘盤。嬉しい。今回入手のマクリーン盤含め、1970年代の主力メンバーが参加…

寿司の後は穆念へ

酔った勢いで穆念へ。久しぶり。 エヴァンスのソロ(後年のRiverside未発表盤)を片面聴く間に、アイリッシュを2杯。 その後、さらにミカヅキへ。やれやれ、の日曜であった。

写真集:The Perfume of Wealth – Photography by David Sylvian and Yuka Fujii

ディヴィッド・シルヴィアンと藤井ユカによる写真集が届いた: TWENTY 420 X 197MM PRINTS, INDIGO PRINTED ON FSC® CERTIFIED 300 GSM MUNKEN LYNX UNCOATED STOCK. EACH NUMBERED PRINT IS INDIVIDUALLY WRAPPED IN A SEMI-TRANSPARENT SLEEVE, PRINTED WI…

小川隆夫:ジャズ・クラブ黄金時代 NYジャズ日記1981-1983(2023)ちょっと追記(当時のコロンビア・レコードの契約ミュージシャン)

ジャズ・クラブ黄金時代 NYジャズ日記1981-1983 作者:小川 隆夫 シンコーミュージック Amazon 新刊。1950年生まれの著者がマンハッタンへ行きたい一心で、同地の医大へ留学したときの話。苦心惨憺して留学に至り・勉学に励む様子も書いているが、本当か、と…

今日はのんびり古いフリージャズ

今週届いたレコードをゆっくりと: 何も欲しかった盤。

Paul Bley trios play Annette Peacock revisited (1966,68) 60年代のブレイ・トリオはボクにとっての最高峰

From Ramblin': Recorded July 1, 1966 in Rome, Italy From Blood: Paul Bley(p), Mark Levinson(b), Barry Altschul(ds) From Mr. Joy: Paul Bley(p), Gary Peacock(b), Billy Elgart(ds)

Many kinds of Blue trains:BN1500番代のKevin Grayカッティング盤

昨年末にエヴァンスのWaltz for DebbyとSunday at Village Vanguardで、Kevin Gray盤の良さを知ってから,結局,目一杯手を出してしまった。 その数は100枚を超えた(と思う)。昨年、キング盤や東芝盤である程度揃えたが悔やまれる(という程でもないが)。…

Albert Ayler: Holy Ghost (1960-1971) 10枚組CDセットの内容(大友良英の番組で聴いてから気になっていたが、ようやく入手)

箱を片付けると、記録的なものがわからないので、電子データに。

昨日はなんの日? (Keith Jarrette: Koeln Concertの録音日)

いの 一日を日めくり、からはじめている(嘘)。でも半分本当。それが愉しい。 昨日はキース・ジャレットのケルン。 ボクのジャズへの入口on 1979年6月購入 at 四条河原町の清水レコード(だったか)。 18歳だった日々を少し、思い出した。欲しいと思ったレコ…

Joe Farrell: Live at Hermosa beach 1981 ブート続きで恐縮だけど(これ素晴らしい)

Joe Farrell(ts, fl), George Cables(p), Bob Magnusson(b), Peter Erskine(ds) Live at The Lighthouse, Hermosa Beach, CA on March 29, 1981.

Chick Corea: Now He Sings, Now He Sobs (1968) Tone Poetで聴くと(Kevin Grayのremastering)

Chick Corea(p), Miroslav Vitous(b), Roy Haynes (ds) Producer: Sonny Lester

久々のレコード屋(DU Jazz Tokyo)カンパニー社日めくりジャズ366日で知ったTony Oxley盤を

昨日はレコード屋に短時間立ち寄り。 カンパニー社の日めくりジャズ366日は罪作りな本?で、気になるが早速登場してしまった。先日亡くなったトニー・オクスレイ。 その盤をイキナリ発見。びっくりしたなあ。1970年頃のUK製作盤って、あまり見かけない。ほと…