1985
Michel Petrucciani(p), Ron McClure(b) Recorded by A.T. Michael MacDonald Edited by David Baker Lacquer Cut by Christian Orsini Producer: Jean-Jacques Pussiau
橋本一子:(p,synth,vo), 渡辺香津美(g), 藤本敦夫(b,g,ss), 沢村満(as,ss),木村万作(ds) Recorded By, Engineer, Mixed By – セイゲン・オノ Producer: 渡辺香津美
まず針を下ろしたときの音響の良さに驚いた。打楽器の低音の打音が空間を埋めていく感じが実に美しい。もうそれだけで大満足。録音の良さと内容の良さが素晴らしく調和していて、隙が無い。
佐藤通弘(三味線), John Zorn(sax) Producer : John Zorn Recorded at Radio City Studio, November 23, 1984.
仄かに感じるアフリカ感
装置問わずの音。小汚いラジオかなんかで、木陰で聴きたい音
先日入手したCDがあまりにも素晴らしく、即、LPレコードを注文。1985年のアルバムなので数が少ない、と思ったからだ。 昨日到着して聴いてみると、内容の良さは勿論、ジルベルトの姿をより近くで感じる、レコードの音圧を十分楽しめるものだった。これ、しょ…
Chet Baker(tp,vo), Paul Bley(p) Engineer [Recording]: Ole Hansen Producer: Nils Winther Recorded at Sound Track Studios, Copenhagen, February 27, 1985. Digital recording.
連休に入って、ようやく観た(聴いた)。やはり山口小夜子の月と同じく、独特の微かなグルーヴがあって面白い。この「さがしていた女」と「月」はCD化されていないが、CD化された「六大」より面白いと思う。全部でLD8枚分のレーザーディスクを録画しなく…
1980年当時、人気絶頂だったウェザー・リポートをよく聴いていた。しかし、それも8:30あたりまでで、Black Marketあたりが頂点だと思った。ジャコ・パストリアスが嫌いだった、ということではなくて、ウェイン・ショーターの存在感のようなものが、アルバム…
ブラジルのヴァスコンセロスとイタリアのサリス(知らない奏者)のデュオ。 期待は淡い狂気、のようなものが醸し出す空間の歪み。 見事に、そんな空気を作っている。昔のイタリア映画の翳り、のような味が美味しい。はっと気がついたのは、イタリアの奏者と…
昨日、ボクはAEOCと縁が薄いようなことを書いた。ロスコー・ミッチェルは特にそうだ。 レスター・ボウイは、ジャック・デジョネットのバンドで聴いていたので、AEOCのなかでは一番聴いている。あの噴き出すような乾いたような音色、は好きだ。 このアルバム…
ボクの世代だと、ファラオ・サンダースのTheresa recordsでの諸作での速度感溢れる演奏に惹かれて名前を知ったヒトが多いと思う。コルトレーンより軽いサンダース、マッコイより軽いヒックスの組み合わせは絶妙で、軛が外れたような咆吼を載せた高速列車、の…
LPレコード終末期、1980年代半ば、の録音は甘い印象がある。溶けるような甘さ、のように感じる。当時のキング・レコードの日本録音Paddle Wheelなんか聴くと、特にそう思う。 このレコードは東芝、吉野金次の録音。スタジオでの録音なのだけど、程よい残響感…
ホーチミンから帰ったらハンガリーのレコードsellerからの包みが届いていた。ECM1000,1100番台のレコードを片付け、ECM1200番台が残り数枚。海外sellerに頼みはじめた。ECMのレコード盤は決して稀少ではなく、世の中のどこかに必ずある。価格も高価ではない…
山だの釣りだの、そんなことを書いているので、そろそろ音楽を、って思っていたけど、気が多くて手が出なかった。 先日、この世を去ったコールマンのディスクを聴いたり、ECMレコード聴きシリーズでキースのIn the Lightの2枚組を聴いたり、焦点が定まらな…
一昨日のDVDと同じく、10年ほど前に出たブート紛いのCD。ナショナルのWラジカセで録ったものだそうだ。それから30年、武田と川端はこの世を去って、ナショナルもWラジカセも死語。 ただ渋谷さんだけは、今日もどこかで呑みながらピアノを弾いているのだろう…
ビル・エヴァンスの楽歴の初期、Riversideのアルバムをプロデュースしたオリン・キープニューズがエヴァンスに捧げたもの。演奏はライヒとかグラスなどの現代曲の演奏で知られるクロノス・カルテット。弦楽で聴くエヴァンスのピアノ曲が並べられている。ゴメ…
明るい月夜だったのに、夜半過ぎから雷が鳴りだした。暗い部屋でレコードをターンテーブルに載せたまま眠ってしまった。カツっというかすれたような衝突音の繰り返しで眼が覚めた。レコードのレーベルの端をなぞり続けていた。とても寒かった。レコード針を…
ジルベルトはStan GetzとのGetz/Gilbert(1963,Verve)で聴いてから、すっかり取り込まれていて、レコード屋で見かけたら手にしている。ガツガツとコレクター的な蒐集すること自体、ジルベルトの音楽と合わないような気がして、出会った持って帰る。そんな感じ…
João Gilberto: Live In Montreux (1985, Nonesuch) 1. Sem Compromisso 2. Meni Do Rio 3. Retrato Em Branco E Preto 4. Pra Que Discutir Com Madame 5. Garota De Ipanema 6. Adeus America 7. Estate 8. Morena Boca De Ouro 9. A Felicidade 10. Preco…
「近藤等則IMA」の最初のアルバムが「Metal position」。LPジャケットの帯の惹句が中沢新一、チベットのモーツァルトがヒットしたばかり、なのだから何とはまあの、時代の潤色。音のキレが とてもよくて、格好がよい。何回も何回もターンテーブルを回した一…