K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Sounds & Silence: Travels With Manfred Eicher

ミュンヘンにあるECMレコードのプロデューサーMansfred Eicherを中心としたドキュメンタリー・フィルム。

Keith Jarrett: Rio (2011) 例年になく新譜を手にした年だったのだけど

Rioを聴いてすぐに感じたことは、かつてのFacing youのような世界に戻ってきたような感覚。

Hamilton de Holanda and Andre Mehmari: Gismontipascoal

弦楽器とピアノのデュオ。ブラジルの音楽。最近、SNS上でメーマリを教えて頂いたのだけど、とても今の季節に合う比較的若い世代の奏者。

C.Haden, J.Garbarek, E.Gismonti: Magico(1979) LPレコードが再び聴けるようになったから

雪の日々にはいった金澤なのだけど、そんな日に聴いてみたいと思ったのはジスモンチやタウナーのギター。

Alexander Melnikov: Shostakovich/Preludes and Fugus

そんな静かな雪の日曜に聴いてみたくなったのは、アレクサンドル・メルニコフが弾くショスタコーヴィッチの24の前奏曲とフーガ。

渋谷毅,川端民生:蝶々在中

先日、知人から頂いたアルバム。手元に届いた小さな封筒のようなジャケットのなかの「蝶々在中」。得体の知れぬ蠱惑に打たれるような感覚の毎日。困惑してしまった。何だろう。

Dave Liebman: Drum Ode (1974) 70年代の熱気が伝わるECMって

先般、ディスク・ユニオンに出かけたときに見つけて、小躍りして買ったアルバム。大編成なのだけど、あまりそんな感じはしない。裏RTFのようなサウンドで、マッチョなテナーがブロウ。それに彩りが綺麗な打楽器が沢山。しっかりと熱い演奏になっている。だけ…

Kenwood KP-9010, Luxman E-200:LPレコードを聴くことができない日々に

LPレコードプレーヤーはKenwood KP-9010。22年前に入手したモノ。

山口・宇部:獺祭と河豚に鯖の日々

毎回こちらに来て思うのは、食べ物と酒の美味しさ。金澤に負けじ劣らず、なのだ。もっともSさんに云わせると、金澤には一大消費地としての華があって、そ の点、宇部は詰まらないそうなのだけど。瀬戸内の魚の旨さは関西に居ても味わえるのだけど、山口の良…

Agustin Pereyra Lucena: La Rana

これは少し古いアルバムで、アルゼンチンの「ボサノバ系奏者」Agustin Pereyra Lucenaが渡欧時に吹き込んだもの。だから、小編成で小粋な感じで巧く仕上がっている。

Pat Martino: We'll be together again

そんな借り物のような身体感覚のなかで、なんとなく聴いているのはパット・マルティーノのWe'll be together again。70年代中盤のフュージョン(クロシオーヴァーと云われてたけど)隆盛の頃に、そっと奏でられたギル・ゴールドスタイン(案外好きな奏者)の…

Francesca Ancarola&Carlos Aguirre:Arrullos

これは最近入手したアルバムなのだけど、カルロス・アギューレがピアノを弾き、チリのフランセスカ・アンカローラが唄うデュオ・アルバム。

金澤・長町「オヨヨ書林せせらぎ通り店」 朝方に帰ってきてから

彼の地から、朝方に帰ってきた。日曜の午後に大切な用事があったので仕方がない。早々に済ませて、金沢駅まで出た。なんとなく金澤でゆっくりしたかったので、まずは駅にある「黒百合」で一杯。夕餉の時間までまだ随分あったので、日曜のそんな時間で思い出…

バンコク:スクムヴィットのメリークリスマス

12月のバンコクは2度目なのだけど前回(4年前)よりもクリスマス・ツリーが目立つのは何故だろうか?あちこちに置いてある。

乾期で洪水後のバンコクにやってきた

木曜の夜、日付が変わる寸前にスワンナプームに降り立った。機外に出ると、穏やかな熱気に包まれた。いろいろなヒトにタイのことを喋るのだけど、機外に出 たときの香草の淡く・甘い香りの魅惑、これが一番。彼の地に着いたという幸せな気持ちで一杯になる。…

Fred Hersch: In Amsterdam: Live at the Bimhuis

一曲目のふらついたような連打音でおやおやと思っているうちに惹き込まれ、最後まで意識を掴まれたまま、全てが終わり、気がつくと静寂のなかに置き去りにされたような感覚。

Kate Bush: 50 Words for Snow 冷たい雨のなかを歩いた後で

そんな時候にあわせたのか6年振りにリリースされたケイト・ブッシュの新作が50 Words for Snow。