K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Ran Blake: Plays Solo Piano (1965) ESPのアルバムって

ニューヨークで$15のレコード。ESP初期のモノラルプレス。入手したときは小躍りしたが、その後は放置。いかんなあ。 ESPのアルバムって、(ボクだけじゃないと思うが)基本、サックスがウギャーとか咆哮するレーベルのイメージ。こんな美しいピアノ・ソロが…

今朝の空

晴れたり、曇ったり、そして翳ったり、光りが射し込んだり、雨が降って、雷鳴が時折響き、そんな1日を繰り返しながら、気温が急降下していく。もうすぐ山から雪が降りてくる。そんな日々がはじまった、と思う。

Alberta Hunter: Amtrak Blues (1980) ブルースやジャズが未分化だった時代の匂い、なのか

少し前の新宿でレコード屋、餌箱でこれをみつけた。典型的な安レコードで800円。発売当時、話題になったことを思い出した。当時、欲しいレコードは星の数ほどあったので(今もか)、見送った記憶がある。 85歳での復活劇、的なものだったと思う。40年近く前…

Bobby Pierce: Introducing Bobby Pierce (1972) これも安レコードの類い、だけど

これも安レコードの類い。パット・マルティーノとロイ・ブルックスの名前に引かれて購入。マルティーノが全面に出るA1、B1はそれで満足。あの頃のマルティーノそのもの。小気味よくフレーズを切り続ける。 案外良かったのはピアスのヴォーカル2曲。70年代の…

Roy Brooks: The Free Slave

メンバーが凄くて目眩がする。コールマン、ショウ、ローソン、マクビーと隙無く並んでいる。ジョージ・コールマンはマイルスとの演奏が好きで、巷間に云われるほど悪くなくて(いや良い)、小難しいショーターとの演奏より真っ直ぐな感じが好きだった。その…

富山マラソン2018

金沢マラソンに3年連続で出場したが、今年は落選。ということで、富山マラソンに参加。目玉が港の高い橋、なんだけど、これはなかなかの登りだったなあ。金沢マラソンにない、海沿いの景色だ。 今年は昨年の金沢マラソンのタイムからかなり落ちて、ネットで…

昨夜聴いたレコード

昨夜はここ数日に届いたレコードを聴いていた。良かったなあ。 今朝は1時間歩いて、金沢駅へ。朝の新幹線に乗って富山マラソンに向かっている。やれやれ。

昨夜聴いたレコード

昨夜はここ数日に届いたレコードを聴いていた。良かったなあ。 今朝は1時間歩いて、金沢駅へ。朝の新幹線に乗って富山マラソンに向かっている。やれやれ。

中央美食街へ

昨日は仕事で学会の大先輩にお越し頂いた。仕事の後は新天地裏の美食街で寿司。一年ぶりじゃないかなあ。なかなか楽しい会食になった。マラソン前なのに深酒になってしまった。 冷やで呑んだこの酒が美味かった。 すっかり満足して、お客を連れてガルボでま…

富山へ

明日の富山マラソンの事前登録へ。こちらに来てから、初めて鈍行に乗る。ただ登録のために富山往復は辛いなあ。 明日は高岡出発で富山まで42.195km。天気も回復しそうで楽しみだ。

迫りくる冬の音

昨夜は窓が揺れていた。強い風が吹いていた。 夜半過ぎには雨になったようで、窓を叩く雨音が断続的に続いていた。 どこかの部屋で、大きな窓の隅についている通風孔が少し開いているのだろうか。風が吹き込む高い笛のような音が聞こえてくる。 そんな音の繰…

ほんの一瞬の秋を過ごしている

金沢の秋は実に短い。9月まで夏の暑さが続き、釣瓶落としのように秋がはじまる。そして11月にはいると、暗雲立ち籠め、雷が鳴り、唐突に初冬がはじまる。もう、ほんの一瞬の秋を過ごしている。

Heiner Stadler: Brains On Fire Vol. 2 (1971-73) だからレコード屋に行かなきゃ

ジャケット買いだ。レコード屋に行く前、CAFE INCUSでMtumeのspiritualモノを聴かされたから、かもしれない。ジャケットを見て、strata east の親戚と勘違い、手から離れなくなったのだ。ディーディーとレジーの名前をみたから、まあ大丈夫と。帰宅して見る…

西新宿・HAL'S records(10/22) 稠密な品揃え

お茶の水のDUのあとは、CAFE INCUSの中野さんに教えて頂いた店へ。 西新宿のHAL'S records。不慣れな場所なので、少し迷ったりしながら、入居している雑居ビルを探した。 実に稠密な品揃えで入店早々、胸が高鳴る。ECMコーナーには沢山のrare盤があり、ラス…

お茶の水での猟盤(10/22)

ワン・パターンだけど、いいじゃない。 CAFE INCUSの後、お茶の水に出かけた。平日の昼間、ゆっくり盤を見るのが楽しい。人混みはダメなのだ。 ランディ・ウェストンはてっきり70年代のアルバムかと思ったら、1964年の録音を1972年に再発したもの。ブッカー…

朝粥をはじめた

気温が日々低下。白山の上部には薄く冠雪しているようだ。いよいよ冬が近づいている。 一昨年の晩秋から、体調不良で酷い目にあっているので、昨年から養生の積もりで朝粥を食べている。今年も、今朝から保温ポットで朝粥。昨夜、熱いお湯、無洗米大さじ2杯…

御徒町・CAFE INCUS(10/22) またもやノーマークの奏者を

先週は土曜日まで遅く働いた。で、ポッカリと空いた月曜日はお休みにして、ふらりと東京へ。用務なく出かけるのは希なことだ。暗い時間に起きて、夜明けに空港に向かった。羽田には9時前に着いた。 まずは10時過ぎにCAFE INCUSへ。まだレコード屋もやってい…

Mizuki Miura: Cyclical (2018) 音の純度

音の純度、が高いアルバム。音が音である以上に、音であることを感じさせる、というか。管の共鳴音のようなものが、幾重にも折り重なっている。そして、その音の重なりのなかで、ミニマル的な繰り返しが為されていく。とにかく綺麗でリアルな音を重ねながら…

四谷・喫茶茶会記(10/22)  夕闇迫る中で聴いたRTF

昨日はお休みで、東京ふらり。 西新宿でレコードを見たあとに、以前から気になっていた喫茶茶会記へ。16時過ぎに入って17時過ぎまで1時間くらい。ちょうど黄昏が訪れる時間で、その雰囲気をしっかり愉しむことができた。呑むつもりでなかったが、メニューを…

新宿西口午後2時30分(10/22)

このあたりを歩いたのは40年ぶり、ではないか。あまり好奇心が強くないのだ。

中平穗積講演会@金沢工業大学 楽しい時間はあっと云う間に過ぎ

大学祭で盛り上がる金沢工業大学の構内にあるライブラリセンター(図書館)のなかのホールで講演会が行われた。対談形式で、聴き手は金沢工業大学の竺先生。古くからの知己とのこと。 ホールにオーディオ装置と大きなスピーカを設置し、レコードを聴きながら…

浅井隆宏さんのリサイタル@金沢(12/4)

金沢のチェロ奏者:富田祥さんとともに演奏活動を行っている大きなピアノ奏者:浅井隆宏さんのリサイタルが金沢である。12/4。艶っぽいピアノを弾く。以前のロシアの曲が随分好みであったが、今回は得意のドイツ・オーストリアの曲。是非どうぞ

Thelonious Monk: Big Band And Quartet In Concert (1963) モンクのアルバムはモンクを聴けるという一点において

楽しいアルバム。この1週間、ターンテーブルに乗り続けている。録音の良いコロンビアのモノラル盤。アンプが暖まる程、音圧が高まっていく。リヴァーサイド盤と比べ、コロンビア盤は「名盤ガイド」でもあまり薦められないためか、安く買ったが、これがいい。…

金沢・福光屋見学(試飲編) 吟醸酒を見直した

酒蔵の後はショルームで試飲。板谷杜氏とショップの店長にもてなして頂いた。感謝! 吟醸酒や数年寝かせた古酒、さらにはン十年寝かした酒(古々酒?)、米のワインまでじっくり薫りを楽しみながら味わうことができた。 ボクが福光屋の酒が好きなのは、一見…

金沢・福光屋見学(酒蔵編) 伝統工芸のようなモノ造り模様をみた

昨年、あの世へ逝ったNさんの墓参りに誘われた。驚いたのは、そこがボクの母方の祖父母と同じ墓所。僅か数ブロック先。これも縁か。Nさんの先祖代々の墓に彼が喜びそうなウィスキーを垂らし、cowryの珈琲をポットから注ぎ皆で呑んだ。バーのカウンタを囲むよ…

中平穗積写真展&講演会(10月21日)

中平穗積写真展が10/12-11/4、講演会が10/21に開催される。場所は金沢工業大学(野々市市)。 棚から中平穗積氏の写真集や、彼の写真を使ったレコードジャケットを探してみた。 まず写真集、重い。 彼の写真を用いたジャケット。井上敬三や高柳昌行のメルス…

Herbert Henck : John Cage/ Music Of Changes (1982) アイヒャーの残響という添加料に馴らされた耳には

最近もアップしたのだが、ECMでのヘンクのピアノが好きだ。硬質の音であり、その心持ち冷たい音の静かな快感は、今ぐらいの季節に気持ち良い。 そのヘンクのECMではない、ケージの曲のレコードを入手した。ジャケットには「録音優秀賞?」的なECMでおなじみ…

Nonesuchの24時間半額セール

現在、Nonesuchの24時間半額セールが行われている。クロノスカルテット、デヴィド・バーン、アラン・トゥーサンらのレコード、CDを注文。勿論、パット・メセニー、ブラッド・メルドー、ジョウシャ・レッドマンのアルバムも(気にしなくなって久しいが)。送…

Don Cherry: Hear & Now (1976) Brown riceのような統一的な音空間はないが

先日入手したBrown Riceで頭の中はプチ・チェリー祭り状態、ということで引き続き、このアルバムを入手。 録音の1976年は、マイルスがお休みで、ポップなフュージョンが広がりつつあった、時期ではなかろうか。このアルバムもそんな時代なので、Michael Brec…

今季初の白山へ

今年は忙しく、山に登れていない。自宅からの登山は今年はじめて。だから今季初の白山。 別当出合から砂防新道で室堂、山頂。川沿いの駐車場を出てから、室堂での食事休憩20分込みで4時間だった。別当出合の休憩所から山頂まで歩行3時間半くらいなのでまず…