K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

聴いたディスク

新規導入装置(Mark Levinson)の音を聴く(3) Thelonious himselfを聴き続ける

昨日はThelonious himselfをいろいろな音源で聴いた。 (1)OJC再発のKevin Gray盤 これはMark Levinsonで: 強い打音と案外マッチしてよい。1957年の音とは思えない。 (2)XRCDの古いほうの盤 これもMark LevinsonのDACで再生: Kevin Gray盤よりクセのない美…

新規導入装置(Mark Levinson)の音を聴く(2) 本丸のECMはどうだろうか?

ECM盤を聴くために導入した、との云えるが、どうだろう。 ECMの録音がNaturalであると思っていた頃に聴いたら、Naturalではないので拒否感が出たかも。細田本でケルン・コンサートの音響がエレクトロニクスそのものと看破した論考を読んでから、目から鱗が落…

新規導入装置(Mark Levinson)の音を聴く(1) 日本の1980年前後からあと

そもそもECMなどの1970年代以降のアルバム(アナログ、ディジタルともに)に焦点をあわせて、Mark Levinsonの半導体アンプとレコード・プレーヤーを入れた。 まずは1985年録音の浅川マキと渋谷毅のデュオ(東芝盤)。LP最末期の音は実に素晴らしい。このアル…

先週日曜の家呑みでのプレイリスト(古レコード中心)

毛鉤のT君と家呑み.昨シーズンの冷凍イワナをムニエルにして,ワイン. 古レコードを聴いた: 昼呑み一枚目はBle note NY label これは発売と同時に買った西独盤.西独って通じるかな? UA オリジナル・モノ.ギターが生々しい. この盤のブレイが凄く好き …

昨日は引き籠もってレコード聴き

昨日は休日。レコード聴きながら論文書いてたら幸せだったな。今週はレコードが大量入荷。 Diskunion Jazz Tokyo:ブラジル盤の日 - K’s Jazz Days とか ブラジルからレコードが届いた(Joao GilbertoとNana Vasconcelos) - K’s Jazz Days とかに加えて、通…

Art Pepper: My Laurie, The summer I know (1978) 山形公演をレコードで,そしてトリオレコードのこと

山形公演をレコードで聴きたくなった。トリオレコードによる自主制作。 なんだろう,アルトのソロが畳みかけるごとに,聴き手を深みに連れて行くような感覚。スタートは平常心で聴いているのだけど。不思議だ。 それにしてもトリオ・レコードによる自主制作…

Wayne Shorter: Adam's apple (Blue Note, 1966) Kevin Grayでいいよ、と言い切れないということ

手前から1970年代のRVG盤UA音符レーベル、1980年代中頃の欧州DMM盤、2020年代Kevin Gray盤。 好きなショーターのワン・ホーン・アルバム。 今回は1970年代のRVG盤(オリジナルからは遠い)の圧勝。音圧が全く違う。高域がややキツいが、RVGにしてはピアノも…

ジャズのミューズ達

ジャズにミューズ、という言葉は似合わない感覚がある。暗黙の男の世界、だったように思える。今や遠い過去の話だが。 例外的に1960年代後半からのカーラ・ブレイとアネット・ピーコックの存在は、ミューズそのもののように感じる。 カーラは最後まで、そん…

日本コロンビア盤のThelonious Monk in Tokyo(素晴らしい音に驚く)

先日,セロニアス・モンクの1963年東京サンケイホールでのライヴ盤を入手。 勿論、CBSソニー盤を持っているが、これは日本コロンビア盤。オリジナル盤とも云えるだろう。いわゆるペラ・ジャケの懐かしい体裁。ステレオ盤。 聴いてみて驚いた。明らかに音が良…

笠舞おでん・つぼみから家呑み

渓流釣りの相棒のフライマンT君と反省会. おでんで焼酎を呑む. 帰宅してから,レコード聴きながら家呑み. 焼酎からシャルドネ,とは逆向き. 10インチのモンクソロ.美音. Capitol原盤でデューク・エリントンとナット・キング・コール. サンタモニカ・…

友人事務所での飲み会でのプレイリスト(ソロ・ピアノ)

友人事務所での飲み会でのプレイリスト 角の上にて - playlist by K’s Jazz Days | Spotify (1)Keith Jarrett加藤さんが好きなピアノ・ソロということでケルン・コンサートから。完全な即興ということだが、そこは昔から物議がある。数々のソロがあるが、個…

Herbie Hancockを聴く(Blue Noteを中心に)

ほとんど10年ぶりくらいに、しっかりとジャズのレコードをかける会を行いたいと思った。 ジャズを聴きはじめたのが1979年だから、早くも45年も経ってしまった。当時、人気があったピアノ奏者は、キース・ジャレット、チック・コリアそしてハービー・ハンコッ…

今日はのんびり古いフリージャズ

今週届いたレコードをゆっくりと: 何も欲しかった盤。

Joni Mitchellの新譜2つ

先週、バンコクから帰って来たら入着していたレコード。ジョニ・ミッチェルの新譜2つ。何れも公式盤。 一つは文字通りの新譜で、病床にあることが伝えられて久しいジョニの奇跡的なステージでのライヴ録音。 もう一つはアーカイヴシリーズ。過去、このシリー…

お終い方の夏野菜を頂く

Aくん、Nちゃんの家で、Eちゃんともどもお終い方の夏野菜を頂いた。 枝豆の山 南瓜のあんかけ 水茄子 胡瓜 Nちゃんお持たせの風天の焼売 このレコードのNight and day良かったなあ。 ご馳走様

Don Cherryのレコード発売続く

ドン・チェリーの奔放な音の軌跡に魅了されているので、兎にも角にも入手。そんな脊髄反射的な購入が裏目に出て、春先に入手したことを忘れていた。再注文寸前で、カートに購入済みのアラームが出て気がつく体たらく。やれやれ これは電子音やヴァスコンセロ…

今日は一日中

今日は一日中、コルトレーンのバードランド、1962年のドルフィーとの共演盤を聴いていた。ブートのようなものだ。音は良くない。 しかし思うに、正式なライヴ盤より、PabloやBYGのような音質が悪い録音でのライヴ盤が面白いのは何故だろうか。

昨日の入着盤(John ColtraneのImpulse!盤)

今朝は二枚聴いてから出勤。昨日届いたレコードの一部(あれまあ)。 rvg刻印盤だけどabc盤なので安価。最近の新譜より安い。 国内盤(当時のコロンビア盤あるいはビクター盤)よりはパリっとした音を楽しむことができる。とてもリアルに感じる。古いJBLがよ…

能登から帰って聴いたレコード

昼酒はいかん。無気力になる。仕事の準備えおしながら聴く。 帰宅してパウェル。UK盤。 pic.twitter.com/Nmkkyh03E1— K’s Jazz Days (@KsJazzDays) 2023年1月29日 Columbia 2 eye。流れるフレーズが、デッドな響きのピアノで。 pic.twitter.com/ShKGItMWuT— …

最近聴いたレコード

新着盤ばかり。BN盤、安RVG刻印盤、安OJC盤が蒐集の中心。レコード価格高騰のなかにあるので前倒し発注やね。 RVG盤 RVG盤 RVG盤 RVG盤 OJC盤 RVG盤 RVG盤 OJC盤

レコード聴きは楽しい(最近届いたレコード)

休みの日に,届いたレコードを聴く休日。 やっぱりいいなあ。 今朝の一枚目 pic.twitter.com/7hsOlmeKGL— K’s Jazz Days (@KsJazzDays) 2023年1月21日 もう一回聴く。いいなあ pic.twitter.com/JANYtwZYPF— K’s Jazz Days (@KsJazzDays) 2023年1月21日 OJCと…

最近入手したレコードを聴き続ける愉しさ

仕事を忘れて聴き続ける。どれも両面たっぷり。聴きながら、散乱する入着レコードを整理。 今日の一枚目。ABC黒、rvg刻印。タイナーのピアノは好み。 pic.twitter.com/nLTMVVGhoN— K’s Jazz Days (@KsJazzDays) 2022年12月25日 二枚目。モーガンとハバードの…

ブログには載せていませんが(最近聴いたレコード)

最近は仕事に頭を占拠されている。余裕がない。挙句の果てに、お盆明けからの無理がたたってか、体調不良。そんなことで、聴いたディスクの感想を書くことができない。やはりなにがしかの脳内メモリがキャッシュとして必要なようだ。いつまで続くやら。 幸い…

最近ハマっていたのは(Alva Noto, 坂本龍一)

最近ハマっていたのはアルヴァ・ノトと坂本龍一との共作。レコード再発で6つ揃えた。どれも良い。いつまでも聴けるアンビエント。ああ近年の坂本龍一の音が気に入った、のだと思った。asyncやout of noiseを聴いて、少し違うかな、とも思ったが、悪くないア…

昨日届いたレコード(Keith Jarrett)

もう弾けなくなった彼の新作、レコードがUKから届いた。抽象的な装いながら、柔らかな音色で聴きやすい。真空管の灯が嬉しい季節になってきた。 効かせすぎの感が強い残響も、本盤は控えめ。実に良い。

ジャズ・トゥナイト(10月22日)「アート・ペッパー特集」

大友良英のラジオでアート・ペッパー特集。昔は随分聴いた。改めて、復帰前後の強い断層を感じた。違う音色。1980年頃でもそれが話題だった理由が分かった。復帰後ではArtist house盤が好きだが、これ案外と昔の音色に近いのでは、とも思う。聴き直そう。随…

昨夜のアルバム(おうち金沢ジャズストリート)

どうも人混みは苦手なので、イベントには出かけていない。街の喧騒を外れて、おうちでレコード。 なんとなくEAST WINDシリーズ。 ビールは用意して。最近は家では呑まないが。 美しいアート・ファーマーの1ホーンアルバム。 バックの佐藤允彦他の日本勢が素…

今朝のレコード

デヴィッド・シルヴィアンの再発レコードをゆっくり堪能。 今田勝のスピード感溢れるピアノがよかった、かな。 ハンク・ジョーンズの日本制作盤。EW盤は録音も良いし好みのレーベル。GJTのトニー・ウィリアムスに代わりグラディ・ティト。ぐっと趣味は良くな…

今朝の一枚(Giovanni Di DomenicoのTreatments)

随分出遅れて、ようやくレコード入手。国内で在庫があった。よかった。 このような明澄で立体感がある録音を聴いていると、ECMも過去のレーベルなんだな、と思いはじめている。ジョヴァンニ・ディ・ドメニコが、石橋英子,ジム・オルーク, ジョー・タリス, 山…

今朝の一枚 (Herbie Mann: Windows opened)

先週の大友良英の番組(フルート特集)で紹介されたアルバム。1968年。マンって.いいなと思えるアルバムがなかったのだけど、ラジオでかかった表題曲は良かった。シュタイグは幾つか引っかかるのだけどねえ。 ソニー・シャーロック入りの録音なので、やはり…