K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Jazz (vib)

Charles Stepney:  Step On Step (2022) 風に乗って流れるような聴き方が

Instrumentation(el-p, Vib, etc), Recording: Charles Stepney Producer, Narrator : Chanté Stepney, Charlene Stepney, Eibur Stepney

Gary Burton: New Vibe Man In Town (1962) スタイルは変われど

Gary Burton(vib), Gene Cherico(b), Joe Morello(ds) Producer: George Avakian

Gary BurtonのECM以前のDiscography

18歳でレコード・デビュー。早熟の天才。ECM以前のアルバムは人気があまりないのか、安レコード。ぼちぼち入手していたが、重複しそうなので整理。 室内楽的演奏からジャズ・ロックまでの変遷。 1961 [LPst] Gary Burton - New Vibe Man In Town (RCA Victor…

Gary Burton, Sonny Rollins, Clark Terry – 3 In Jazz (1963) 聴き所が嬉しいアルバム

Gary Burton, Sonny Rollins, Clark Terry – 3 In Jazz (1963, RCA Victor)LSP-2725A1. Gary Burton Hello, Young Lovers 2:54A2. Gary Burton Gentle Wind And Falling Tear 2:52A3. Sonny Rollins You Are My Lucky Star 3:40A4. Sonny Rollins I Could Wr…

Bobby Hutcherson, Harold Land, Bill Evans, Eddie Gomez, Archie Shepp, Karin Krog: Live At The Festival (1970, 72, 73) この時代のジャズへの偏愛を

Recorded at Festival Ljubljana, Yugoslavia

Gary Burton: Something's Coming! (1963) ジム・ホールが作る点景のようなビートに

これも先日買ったレコード。ECM以前のバートン、いやECMも含めて、玉石入り乱れている感はある。ちょっと考えすぎると駄目な人じゃないかなあ、と思う。ジャズ・ロック的なものが、イケていないものが多い、と思う。自身のヴァイブと合わない、のだ。そんな…

Gary Burton: Live In Tokyo (1971) ベースが与える躍動感

どうも1970年代のバートンのバンドには、もっさりとした印象があって、また経時変化による劣化が大きい、印象がある。ジャズ・ロックと称する音楽が好きでない、のもあるし、実際、その完成度が低いように思える、こともある。 このレコードはそんな印象を払…

Bobby Hutcherson: Happenings (1966) はじめてのハッチャーソン

今日は引き籠もって、レコードを聴き続けている。買ったものは聴かなくちゃ、ということで。備忘のメモ。 何故かハッチャーソンのアルバムには手が出ていなかった。理由はない。これも大阪のディスク・ユニオンでキング盤が安価だったので、入手した。以前、…

Milt Jackson: Opus De Jazz (1956) ECMに通じる音響空間だと (まだまだRVG)

何かつまらないなあ、という感覚を持って、昨日のリッチー・コールを聴き終えた。悪くはないが、普通なんだよね。 で、1950年代のモノラル、サヴォイのアルバムをターン・テーブルに載せた。モノラル録音。 その瞬間に「広がる」音響空間に刮目した。5人の…

(ECM 1072) Gary Burton: Dreams So Real - Music Of Carla Bley (1975) 今の音、昔の音

今の音、昔の音が入り乱れたアルバム。全体的にはその後のパット・メセニー・グループやバートン自身のアルバムの音の比率が高い。1960年代を引きずるジャズ・ロック的は味は、大分減ってきた。彼らがすすめていたジャズ・ロックを今聴くと、ちょっと耐えら…

(ECM1056)Ralph Towner, Gary Burton: Matchbook (1974) 時間が伸びやかに広がる感覚

針を下ろした瞬間に惹き込まれた。強い力。それは音、ではない。針の先が捉えたスタディオの空気。張り詰めていて、そして静寂。タウナーの作り出す音は、間違いなくECMの音場そのもの。ここ数作、米国録音の米国奏者を聴き続け、違和感が拭えない部分があっ…

(ECM1055) Gary Burton, Steve Swallow: Hotel Hello(1974) 夢想、のようなものを喚起するような

ボクは何処にも行けるし、何処にも行っていない。そんな独白を誘う。ジャケットの強い印象は、音をまた違う心象に連れて行く。 大学の英語の授業で読んだアーサー・ミラーの随想、ニュー・イングランドへの強いノスタルジイを淡い写真とともに。消え去ろうと…

(ECM1051) The Gary Burton Quintet with Eberhard Weber : Ring (1974) 知っているECMの空気の中へ

1974年の7月後半、西独での録音。 キース、ガルバレクと2枚吹き込んだ後、6月から7月にかけて米国で3枚、そして西独。巷では、ハンコックやマイルスのファンクが唸りを上げていた頃。そんななかで吹き込まれた、このアルバムが缶詰のように保っている空…

Gary Burton: Duster (1967) バートンの美しい響きとインプロヴィゼーション

昨夜は(も?)呑みすぎた。気がつくと、ダイニング・テーブルに座っている明け方の自分がいた。大きな雨音で目が覚めたらしい。 ぼんやり仕事場で過ごしているのだけど、何となく60年代後半のジャズ・シリーズ。意識して聴くと、70年代ジャズの萌芽が詰まっ…

Lionel Hampton: Stardust (1947)

晩秋から冬にかけての金澤と縁遠いタイトルなのだけど、ライオネルハンプトンのスターダストはボクにとって素敵なアルバムの一つ。ノーマングランツのJATPと同じく,ただのジャムセッションのライヴなのだけど。場所はロスアンジェルスの郊外,パサデナ。

(ECM1040) Gary Burton: Seven Songs For Quartet And Chamber Orchestra (1973) バートンの味

Gary Burton(vib), Michael Goodrick(g), Steve Swallow(b), Ted Seibs(ds) Michael Gibbs(cond, composer), The NDR-Symphony Orchestra Recorded December 1973 in Hamburg

(ECM1030) Gary Burton:The New Quartet

ここで種を蒔いて、PMGで刈り上げた感じだ。

(ECM1024) Gary Burton, Chick Corea: Crystal Silence

隅々まで行き渡ったような美意識