K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

1990

清水三恵子: 貝の道(1990) 「ヘン」な魅力が満載

清水三恵子: 貝の道(1990, Continental =>Teichiku) A1. 星の流れに A2. 夢の夢 A3. Indian Afternoon A4. River House A5. God Bless’The Child A1. 青の人 A2. 桃 A3. 風吹く頃 A4. 渚の二人

Defunkt: Heroes(1990) 1980年頃の話とデファンクト

Joe Bowie(tb, vo), John Mulkerin(tp,vo), Bill Bickford(g, vo), Kim Clarke(b, vo), Kenny Martin(ds,vo), Mary Bruschini(vo) Recorded at Systems Two Studios, Brooklyn, NY.

高柳昌行、井野信義、菊地雅章:Live at Jazz inn Lovely 1990 驚くべき音源が

高柳昌行(g)、井野信義(b)、菊地雅章(p) Recorded live by SONY TC-DM at jazz inn Lovely, Nagoya, Japan, October 9th, 1990.

富樫春生: Party animal (1990) 音の標本分類を撥ねのける

富樫春生(key, vo), John Zorn(as), Kaz Fukuda, Ardi, 小林泉美, Chappy, Kaz Fukuda(vo), Яeck, Masashi Miyano, ブラボー小松, 布袋寅泰(g), Ruri Shioi, 浅田孟, 後藤次利(b), 山木秀夫(ds), D.J.Takada(scratch), Reichi(perc), 麻布十番合唱団, 吉…

Paul Motian: Bill Evans (1990) 今頃気がつくのだから仕方が無いなあ

Paul Motian(ds), Joe Lovano(ts), Bill Frisell(g), Marc Johnson (b) Recorded at Sorcerer Sound, N.Y.C., May 1990

Joseph Jarman: Poem Song

昨年だったかな、渋谷毅のアルバムなどと再発されたアルバム。これが、実に、実に、と何回も繰り返したくなる程良い。 どうも和楽器(ここでは琴)を使ったジャズって際物イメージがあったのだけど、尺八の銀界と同じく、そのような偏見を寄せ付けない素晴ら…

Tethered Moon(菊地雅章, Gary Peacock, Paul Motian): First Meeting(1990,91) 得体の知れない深みに

不思議なアルバムだ。聴けば聴くほど、得体の知れない深みに入っていくような、そんな感覚になる。3人でソロを渡しながら延々と続く。起承転結がない、循環する音を聴いているような錯覚を覚える。音をぶつけ合っても燃えない。昂奮もない。かといって、ECM…

森山威男: Live at Lovely(1990) 28年前の名古屋の観客に混じって

丁度、仕事一色だった時期なので、この頃のジャズのことはリアルタイムには、あまり分からない、割と最近入手したアルバム。森山威男は山下トリオでの演奏で心奪われた(と書いて大袈裟ではない)のだけど、退団後の動静はあまり分からなかった。1985年頃だ…

高田みどり, 佐藤允彦: Lunar Cruise (1990) バブル絶頂の頃

思い起こすと、バブル絶頂の頃のアルバムじゃないか。その少し前に、近藤等則IMAのライヴを六本木ピットインで見た記憶があって、その数年前におもちゃのトランペットを持って、学祭会場のホールで寝っ転がっていた頃からの様変わり、に驚いたものだ。ジャズ…

飯島晃: Combo Rakia's (1990-91) 正確な揺らぎ、のようなもの

CDをトレイに入れた瞬間から、穏やかな水の流れ、のような中にいる。だけど、その流れは、岩だらけの渓流のように、水面を見ているとまっすぐに流れているのではなく、そこかしこと滞留していたり、逆流していたり、渦巻いていたりする。気持ちをそんな穏や…

飯島晃: コンボ・ラキアスの音楽帖(1990) 素晴らしくも秘めやかな音世界

最近は結構apple musicで新譜を聴いて満足。音欲と物欲の華麗な分離、に嬉しくなっていた。CDの収納スペースにも限りはあるし。 それでも、ブログなどでふっと見かけると、即決で入手することもある。このアルバムがそう。 さるブログ(Free系の音源の参考に…

Bjork:Gling-Glo

仕事場に低い音で流すと、なんとも不思議空間になって、少し楽しい気分になったりするのだ。こんなフェイクなジャズも実は好きだ。

Marilyn Crispell: Live in San Francisco (1990) 適当に買ってきたCDをテキトーに聴く仕事場の土曜日

今日はお休みの土曜日だけど、仕事場でごそごそ。そんな日は、音楽を聴きながらゆったりと時間を過ごしたい。随分な勢いでCDを入手、といっても ジャズじゃなくてクラシックが多いのだけど、聴きそびれているものも少なからずある。という訳で、ECMから出て…