K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

金沢「若葉」ゆったりとした空気に馴染んでしまった

落ち着かない8月もお仕舞いになって、少しゆったりとした気分になった。そんな訳で、Nさん、K太君の気遣いで呑みに行く。石引の若葉。有名店であるが、行くのははじめて。家からも案外近いのに。薄味のオデンが実に美味しかった。 昭和10年創業だそうで、懐…

夜明けに少しだけ

昼間、盛大に雨が降った。1時間くらい。水流が乏しい渓流で、魚が飛び跳ねるような妄想で楽しく1日を過ごした。で、出勤前の短時間、渓流を覗きに行った。 夜明けが随分遅くなってきた。秋が近づいている。前線が近く雲が流れる、不安定な空だ。 7月から絶対…

Carlos Aguirre: Calma (2018)散漫とも感じさせる緩いピアノからはじまるが

久々にアギューレと向き合った。今日届いた、アギューレの新譜。8年くらい前に聴きはじめたときは、パット。メセニーに通じるような爽やかな風のような音であり、微熱を孕んだフォルクローレの肌触り、のようなものに痺れてしまった。シルヴィア・イリオン…

Guitar Solos 3 (1979) 飯島晃のソロ音源4分40秒

仕事の多寡によるのか、気温の高低によるのか、あるいは湿度なのか、環境が変わると(なのかもわからないが)、聴いて愉しい音が変わってくる。先週末は時間に余裕があったので、米国で買い求めたLPレコード中心に聴いてみたが、どうも愉しくない。詰まらな…

Eddie Jefferson: The Main Man (1976)  ヴォーカルは苦手だけど

射殺はリー・モーガン、撲殺はジャコ・パストリアス、転落死はチェット・ベイカーと、悲劇的な最期を遂げた奏者を思い出す。ボクの記憶にはもう一人射殺されたジャズマンがいる。歌手のエディー・ジェファーソンで、モーガンと同じく細君に撃たれている(富…

鈴木弘, 富樫雅彦: Variation (1969)パラジウムと同年とは

先日、1969年から70年の日本のジャズのアルバムを購入して、確かに1960年代と1970年代の間の破断線があって、そして、それが1968年なのか1969年なのか、気になっている。1968年からの思潮の不連続的変化、のようなものが日本のジャズに及んだのはいつだろう…

新潟・妙高山(2454m)登山

数年ぶりに妙高登山。赤倉の妙高スカイケーブルからのコース。 雲ひとつなく、高温であることを考えると、辛くなりそう。 幸い登山道の大半は木陰で、風通しも良く、助かった。 大谷ヒュッテからの妙高。夏山だなあ。ペースを掴み損なって、少々辛かった。 …

The Internet: Hive mind (2018) やっぱり一曲目は大事

先日CDが届いてから、かなりの頻度で聴いている。The Internetの新作。良かったのはマンネリ感がなかったこと。一曲目のベースの音を聴いて嬉しくなった。その瞬間にいいなあ、と思ったので、やっぱり一曲目は大事。ライも好みだけど、そのあたりが残念感が…

熱風吹く妙高で走った

毎年恒例の妙高。仕事場での合宿。到着と同時にがっかりしたのは気温。標高500mなのに30度を超えている。また熱風が吹いている。フェーン現象らしい。 それでも苗名滝までの往復11.8kmを走って、それなりには気持ちよかった。途中、林が切れる場所での妙高の…

依存症の自覚は大いにあるよ

先日から気になるweb記事が流れている: レコードを溜め込む行為が正式に医学的障害へ | Mixmag Japan 当然、ボクなんかは依存症の自覚は大いにある。同好の士の反応も様々: 聴いていたら勝手に集まってきたものであって、溜め込んでいるわけではない?のか、…

No Tongues: Les voies du Monde(2018) 木の胴体の共鳴音を聴く趣

月光茶房の原田さんのtweeで出知ったアルバム: 【本日の1枚】2018.8.3No Tongues [ Les voies du monde ] (Ormo Records, 2018) 2LPshttps://t.co/tsZ9oMYLwXネット通販 Reconquistaのツイートで知った本作。tp, sax, コントラバス×2の4人組。演奏によっ…

金沢の夜

久しぶりの金沢

届いていたレコードとCD

NoBusiness recordsから4枚。阿部薫の騒でのライヴ、高瀬・シュリッペンバッハのデュオ、ピーター・キューンと近藤等則のセッション、崔善培のセッション。池間由布子の屋外での弾き語り、環境音が凄い。あとはThe Internetの新譜。

アレサ・フランクリンの訃報に接し、ブルース・ブラザーズ(1981)を

アレサ・フランクリンの訃報に接し、ブルース・ブラザーズを再見。 amazon prime videoで気軽に見ることができる。 まずはJBのゴスペルで約束のような現実からの離脱感、強烈な音の祝祭感に酔う、朝なのにね。あまり、しっかり見ていなかったので、キャブ・…

カナダ・Stawamus Chief Provincial Parkで山歩き

Stawamus Chiefに登った。標高は700m足らずの岩峰。500m以上の高度差を一気に登る。 ピークは3つあるが、うち2つに登った。緯度が高いためか、低山の割には針葉樹林には雰囲気があって楽しめた。海外の登山は10年以上前の韓国Daejun以来か。 山火事の煙害で…

カナダ・Squamish「Copper coil」

ヴァンクーヴァー北の山岳エリアに軽くタッチ。 ダウンタウンは普通に田舎町。カナダでどうか、とも思うがケイジャン料理。 The Copper Coil Still & Grill – Cajun inspired BBQ in Squamish BC 結構、安くて美味かった。

カナダ・ヴァンクーヴァー島「Butchart garden」

ヴィクトリアからバスで北へ1時間。

カナダ・Sidney「Beacon Landing」蟹肉のチャウダー美味し

ヴィクトリアの北方にあるシドニーで夕食。 小さな波止場に面したレストラン。 地元のビール(IPAとピルスナー)美味し。 カラマリは久しぶり。 チャウダー美味し。うたっていないが蟹肉たっぷり。米のものより濃厚。 ラム・チョップ。

Royal British Columbia Museum: 先住民の力

昨日は博物館へ。先住民に関する展示が期待。 ベーリング海峡を渡って米大陸へ渡った人々と、北方から象とともに来た人々・後の縄文人は近いのではないか、という感覚から。ハワイへ渡ったポリネシア人の故郷は、中国南部から台湾だそうで、北方系、南方系と…

カナダ・ヴィクトリア「Pho VY」麺多く、美味い

疲れた時はアジア飯、特にヴェトナム飯は良い。昨日入った店は、過去ベストではないか。 北米でもフォーは小振りで、満腹になることはない。ここは大盛り。そして穏やかな味付けでうまかった。備忘メモ、フォーの写真なし。

Victoriaのレコード屋(Ditch records)地の果てのような場所にも、何軒かはある

何処に行ってもOFFの行き先は同じ。地の果てのような場所にも、何軒かはある。一軒目は殆どがCDでハズレ。 二軒目はレコードは多かった。 ditchrecords on Strikingly ジャズについては、大半が新品。古いプレスの中古盤の数が少なく、何となく面白くないの…

地の果ての島のような

欧州からみてFar eastが日本ならば、Far westはVancouver Islandではなかろうか。そのヴァンクーヴァー島のヴィクトリアにやってきた。2002年頃(だったか)にシアトルから船旅で短期滞在したことがある。それ以来の訪問。 思いの外、開放感があって、酷暑の…

機上に

太平洋上へ。トランジットで休憩中。

秋のような空だった

大阪・ディスクユニオン:ほんの少し

あまり探索意欲がなく1枚。India Navigationのマレイのデビュー作。

大阪・梅田「IBS石井スポーツ」スカルパ・ガルミッシュ他

本当に久しぶりに大阪に出た。金沢の用具屋でみかけなかったスカルパの靴を入手。12年くらい前に買った同じ靴で、靴裏を張り替えながら履いていたが、いよいよ寿命感が出て来たので。随分と高価になったように思う。 サイズは40。 SCARPA(スカルパ) ガルミ…

Makaya McCraven: Where We Come From(2018) シカゴの音の味のようなもの?

2日間の鳥取ではフルに働いたので疲れた。今日は休憩。横になりながら、眠ったり、微睡んだりしながら聴いている。 シカゴのInternational Anthemの音を聴いていると、異空間のavangardeを聴くような感じ、が時として居心地がよく、時として所在ない感じ、…

鳥取「和食みた」北陸新幹線が金沢にもたらしたもの

金沢に来てから困るのは、やはり食事のこと。出張で出かけても、どうもあまり美味しいものを食べている気がしないことが多い。一昨年の鹿児島が例外的だったか、という感じ。 今回、鳥取のNさんが会食をアレンジしてくださった。彼は鳥取2年生なので、酒呑…

鳥取へ行く

夏期休暇期間であるが、仕事で鳥取へ。前回が1982年の秋であるから、36年ぶりだ。当時、鳥取大工学部に在学していたK脇君(現P社)を訪ね、K川さん(現O大教授)、O君(O社役員)らと訪ねたものだ。懐かしい。 前回はクルマで出かけたが、今回は一人なので列…

cero: Poly Life Multi Soul (2018) 低い音で鳴らすと

twitterやらネットでwatchして音を摘まんでいる。そうするとタマには日々のエリアを越えたものも飛び込んでくる。と云うか、ジャンルという言語化による哨戒範囲の限定、のようなことが融解している。 これも話題になっていたので聴いてみると、かなり良い。…