K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

鳥取「和食みた」北陸新幹線が金沢にもたらしたもの

金沢に来てから困るのは、やはり食事のこと。出張で出かけても、どうもあまり美味しいものを食べている気がしないことが多い。一昨年の鹿児島が例外的だったか、という感じ。

今回、鳥取のNさんが会食をアレンジしてくださった。彼は鳥取2年生なので、酒呑みの同僚に店を聞いたという。その店が実に良かった。

いろいろな意味で、新幹線開業前の金沢を思い出させる店。低廉な食事なのだけど、ひとつひとつがしっかり。コース料理で魚や肉、椀が並ぶ。酒もしっかり置いてあって、美味しい。かなりの満足。

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その支払いが「金沢の10年前」なのだ。いや、それよりも安いかも。最近の金沢では、客単価が随分上がった感覚があって、最初の頃の「よい呑み屋の嬉しさ」が少々薄れてきた感覚がある。北陸新幹線がもたらした負の側面、物価上昇、を思い知った。店の方々も苦労されているのも分かっているのだが、賑やかになった金沢の負の側面だ。

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追記(グチ):今回、Nさんのアレンジは正統的な口コミで正解。最近の職場の接客で、同僚が新規開拓と張り切っているがハズレ。インターネット調査、なのだ。TVで有名な料理人の店で修行、なるところへ行ったが、鮎の焼き上がりのフニャっとした感じが、もうダメで箸が進まなかった。