K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2004

清水靖晃, David Cunningham: One Hundred (2004) 中毒性が懸念される

清水靖晃(ts, p, efffects [Delays] ), David Cunningham (g, Effects [Footpedals, Delays], Kalimba) Producer: David CunninghamRecorded at Super Deluxe, Tokyo, 26 December 2004. Edited by David Cunningham, London 2007. Released: Feb 13, 2009.

Kahil El'Zabar, David Murray : We Is/ Live At The Bop Shop (2004) 彼らの音の太さ、が

Producer: Robert G. Koester, Steve Wagner Recorded live at The Bop Shop record store, Rochester, NY

今井和雄: far and wee (2004)  レコードの音

Live recording by Takeshi Yoshida, April 24, 2004 at Plan B “Kazuo Imai SOLOWORKS Vol. 41”

近藤等則: Free Electro [Emotion] (2003, 2004, 2006) 捻れていく空間

近藤等則 (tp, prog), DJ Sahib a.k.a. Yama(Turntable, Effects), DJ Chikashi Nishiwaki(Turntable), Eiji (g), Spirit Jack(MC 909) Live recorded at Motion Blue Yokohama, from 30 Dec. to 2 Jan 2003. Track 4 was Live recorded at Club 24 Yokohama…

Han Bennink: BBG

こんな音が好きで、ダラダラ音を買い続けているように思えてきた。

Andrew Hill: The solo (2004) ヒル晩年のソロ

今朝、夜明けよりも随分前に起きた。この1週間ほど、仕事の書き物をしていてずっとそうだ。そのときの音楽には少しだけ気を遣う.静謐であり響きが美しいほうがいいが、作為は嫌だ。エグ味が強くなるから。 アンドリュー・ヒルの晩年のソロはいい。そこには…

Leszek Możdżer and Aukso: Seven Pieces For Improvising Piano And Strings (2004) ジャズで聴く印象のまま現代曲に

テイラー、カーク、バルビエリの次がコレかよ、という並びだが、いや凄いコレ。 久しぶりのレシェック・モジジェル。テイラーは現代音楽的なアプローチで、ジャズのなかに新しい音響を作り出したと思うのだけど、このアルバムは快楽的な現代音楽のなかでジャ…

Ernst Glerum: Omnibus One (2004) ハン・ベニンク狙い、なのだけど

BBGなどでハン・ベニンクと共演しているベース奏者エルンスト・グレラムの「オムニバス」シリーズ一枚目。ハン・ベニンク狙い、なのだけど、そこを離れてもイケるアルバム。ベニンクやメンゲルベルクらと共有する「あの空間」での現代ジャズ、なのだ。グレラ…

Craig Taborn: Junk Magic (2004) やられた

やられた。今朝届いてから、聴き続けている。間違いなく、このアルバムに辿り着くために買い漁った、のだ。実は先日のたくさんの購入品のなかにはなくて、追加購入の1枚。 エレクトロニクスを多用し、テナーサックスとヴィオラ、ドラムとの変則的な編成。彼…

藤原大輔: Jazzic anomaly(2004) 名古屋でジャケット買い、はrabbitooのような

先週、名古屋でジャケット買い、のCD。藤原大輔って知らない奏者なのだけど、今日、rabbitooのサックスと気がついた。鈍い。 今から10年以上前のアルバムなのだけど、rabbitooのようなミニマルなビートの上で、軽くサックスを重ねるような音。割と好み。この…

土岐麻子: Standards(2004) 甘い声、が与える蠱惑

ネットをつらつら見ていたら土岐麻子が気になった。ジャズ好きオヤヂにとっては、あの土岐英史令嬢。ふーん、って感じ。声質がブロッサム・デアリィ風だ という。確かに近所のバーのオヤヂも一時よくかけていた記憶がある。ブロッサム・デアリィの「Girlish…

Carlos Agurre Groupo: Disco Rojo

今宵聴いているのは、アルゼンチンのカルロス・アギューレ。昨年はじめに話題になったとき、神楽坂の大洋レコードで、入手可能な4枚を手に入れた。それから繰り返し聴いている。

Stefano Bollani: Les fleurs bleues

Les fleurs bleuesでは、ソロありトリオあり、唄まで歌っちゃうはしゃぎぶり。一曲目のソロは左手の打鍵の強さ・響きが魅力的で、バルトークの音を彷彿とさせる ジャズ。このBollaniの魅力を凝縮している。次のトリオの演奏は、緊張が解けたリラックスしたも…