K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

音楽

DU Jazz Tokyoでの買い物

今日,DU Jazz Tokyoで買ったレコード.金沢に発送を頼んだ. オックスレイの乾いた打音とテイラーの絡みの煌めく様が頭の中を走っている.帰って聴きたいな. youtu.be これもレコードで入手できて嬉しかった. 今の好み,はこんな感じかなあ. open.spotif…

Bill Evansの非公式録音(その1)

所謂海賊盤。昔は手を出さなかったが、公式盤は早々に尽きるので、やはり手が出るなあ。しかも古典的な海賊盤は案外聴ける音だったりする。つまり音源のショボイレンジがレコードと案外相性がいい。 CDでは,そんなボロ音源を昨今のディジタル信号処理技術で…

John Coltrane Quintet With Eric Dolphy: The Complete 1962 Birdland Broadcasts ブート音質だがそれを超越した何か

John Coltrane(ts,ss), Eric Dolphy(as,fl,b-cl), McCoy Tyne(p), Jimmy Garrison(b), Elvin Jones(ds) All tracks recorded at Birdland, New York. 1-3: February 10, 1962 (Friday night after midnight) 4-8: February 17, 1962 (Friday night after mid…

今日は一日中

今日は一日中、コルトレーンのバードランド、1962年のドルフィーとの共演盤を聴いていた。ブートのようなものだ。音は良くない。 しかし思うに、正式なライヴ盤より、PabloやBYGのような音質が悪い録音でのライヴ盤が面白いのは何故だろうか。

たくさんレコードかけた休日

途中から酒持ったおっさん2名来訪。 雪山の夕景を眺めながら呑む。 今朝はベタにこれから。やはり音響に惹き付け。Blue Note のデッドなピアノ、ECMの残響過多のピアノ、両極端だけどどっちもつい聴いてしまう。不思議だ。 2枚目はVan Gelder刻印盤。ドルフ…

昨日の入着盤(John ColtraneのImpulse!盤)

今朝は二枚聴いてから出勤。昨日届いたレコードの一部(あれまあ)。 rvg刻印盤だけどabc盤なので安価。最近の新譜より安い。 国内盤(当時のコロンビア盤あるいはビクター盤)よりはパリっとした音を楽しむことができる。とてもリアルに感じる。古いJBLがよ…

Riverside/JazzlandのDiscography (Modern Jazz)

Riverside Contemporary 200 series (12 inch LP)RLP 12-201 Thelonious Monk Plays The Music Of Duke Ellington 1956RLP 12-202 Joe Sullivan - New Solos By An Old Master 1955RLP 12-203 Get Happy With The Randy Weston Trio 1956RLP 12-204 The Mund…

Prestige Discography

やはりBlue Noteのつぎに気になるのはコレ。OJC盤でいいや、と割り切った。 (Prestige 7000 series )PRLP 7001 A Touch Of Taylor 1955PRLP 7002 Stan Getz Quartets 1955PRLP 7003 Milt Jackson 1955PRLP 7004 Lee Konitz With Tristano, Marsh, & Bauer 19…

ふと気がついたのは

下手にレコード屋行くよりも、自宅で漁る方が楽しいかも、と気がついた。好きなレコード比率が高いからね。記憶限界も越えたし。 賛同者あり: 僕も三年前、covid19で巣篭もりしてるときに気がつきました。 — Akihiro Sano (@nosako) 2023年2月5日

Blue Note Discography: 気になるBN盤を入手

気になるBN盤を入手した。現在、330アルバムくらいあって、うち1/3がRVG刻印。日本盤は結果的に東芝盤が一番多くなった。 BNがBNらしかった時代は勿論ライオンがプロデュースした時期であるが、まあピアソンがプロデュースした時期くらいまでかな。その意味…

Billy Bang: Lucky Man Billy Bang(2021, BBE) ヴェトナム帰還兵Bangのヴェトナム再訪映画のサウンドトラック(資料編)

BBEのサイトで見かけたBilly Bang。BandcampとDiscogsの情報をまとめる。ヴェトナム帰還兵Bangのヴェトナム再訪映画のサウンドトラック。生前の2008年に収録されている。現地での収録、フィールド録音的な空気感が面白い。 共演者Trần Mạnh Tuấnのホーチミン…

レコードと一緒に届いたもの

大阪のレコード屋からのBooker ErvinのBlue Note盤(RVG刻印)に、嬉しい封入物Wayout west。5〜7年振りかなあ、手にするのは。金沢のジャズバー広告にビックリ。あわせて大阪のレコード屋マップも。行きたくなったな。 このレコードはpost Lion期。ピアノの音…

能登から帰って聴いたレコード

昼酒はいかん。無気力になる。仕事の準備えおしながら聴く。 帰宅してパウェル。UK盤。 pic.twitter.com/Nmkkyh03E1— K’s Jazz Days (@KsJazzDays) 2023年1月29日 Columbia 2 eye。流れるフレーズが、デッドな響きのピアノで。 pic.twitter.com/ShKGItMWuT— …

やはりHappeningsがよいBobby Hutcherson (昨年暮からのBlue Note蒐集7)

こうやってみると実に作品が多いが、殆どがライオン後。 聴いてみると、Happeningsがやはりよい。涼風が吹き抜けるような感覚、ゲッツのsweet rainでコリアが聴かせたアレ、である。 [音符/RVG]BLP 4198 Bobby Hutcherson - Dialogue 1965[米BN再発1994] BLP…

Art Farmer: The Time And The Place - The Lost Concert (1966) 演奏、録音ともに70年代ジャズを思わせる素晴らしい発掘盤

Art Farmer(flh), Jimmy Heath(ts), Albert Dailey(p), Walter Booker(b), Mickey Roker(ds) Recording engineer: Tony Janek Sound engineer: Buddy Graham Re-mixing/mastering engineer: Mark Wilder Producer:Teo Macero Reissue Producer: Michael Cusc…

最近聴いたレコード

新着盤ばかり。BN盤、安RVG刻印盤、安OJC盤が蒐集の中心。レコード価格高騰のなかにあるので前倒し発注やね。 RVG盤 RVG盤 RVG盤 RVG盤 OJC盤 RVG盤 RVG盤 OJC盤

安心院へ行く途中はレコード屋へ(Exile records からRecord Jungle)

金沢のレコード屋巡り。呑む前なんで駆け足で。 BNの緊急蒐集中。 まずはexile。 音符でRVG刻印 次はjungleへ。 全て東芝盤。discogsでチェック、取り置き依頼。便利な時代。 これは店頭でピックアップ。オリジナルだが、RVGの時代ではない。

はじめてのJutta Hipp (昨年暮からのBlue Note蒐集6)

今まで聴いたことがなかった。4枚あるリーダー作を年末から入手。全て東芝盤。 聴いてみると、存外に好み。

人気がなかったから集まったDonald Byrd (昨年暮からのBlue Note蒐集5)

最近、1973年(だったっけ)のモントルーライヴが発掘され、若い評論家が注目、と呼びかけているドナルド・バード。1980年頃は「あっちの奏者」だったということで、全く人気がなかったような記憶がある。かと云って、「あっち」のほうでもブラック・バーズ…

レコード聴きは楽しい(最近届いたレコード)

休みの日に,届いたレコードを聴く休日。 やっぱりいいなあ。 今朝の一枚目 pic.twitter.com/7hsOlmeKGL— K’s Jazz Days (@KsJazzDays) 2023年1月21日 もう一回聴く。いいなあ pic.twitter.com/JANYtwZYPF— K’s Jazz Days (@KsJazzDays) 2023年1月21日 OJCと…

何故聴かなかったFreddie Hubbard (昨年暮からのBlue Note蒐集4)

フレディー・ハバードは1回だけ生で聴いたことがある。1979年夏の大阪万博公園。そうLive under the skyのVSOP公演。東京では伝説?と化した田園コロシアムと同じ年。しかも1960年代の演奏は、間違いなく好みの「新主流派」。しかし、興味がなくて聴いてこな…

Andrew Hill: Blue Black (1975) 見事な録音で愉しむ

Andrew Hill(p), Jimmy Vass(fl, as, ss), Chris White (b), Leroy Williams(ds) Engineer:Elvin Kampbell Producer: Kiyoshi Itoh, Yasohachi Itoh Executive-Producer: Toshinari Koinuma Recorded February 26, 1975 at CI Recording Studios, NYC

Andrew Hillのディスコグラフィーと保有音源

ハタチの頃は何でも頭に入った。だからマイルスのコロンビア盤なんか順番にまだ云えるような気がする。50歳超えてから気になりだしたヒルは、ブルーノート盤の残りや、あと1枚のEW盤が記憶の問題で店頭買いができない。と、書きながら、まあもういいかな、…

大友良英のラジオ番組での篠田昌已特集(曲リスト)

我方他方 サックス吹き・篠田昌已読本 共和国 Amazon 篠田昌已が亡くなって30年だそうだ: 大友良英のラジオ番組での篠田昌已特集が組まれ、様々な音が流れた。 生前はじゃがたらのレコードで聴いていたのだろうが、名前は知らなかった。CDが出た頃は、ジャ…

中牟田貞則と篠田昌已(最近出版された本)

(CD付き) 中牟礼貞則 孤高のジャズ・インプロヴァイザーの長き旅路 (リットーミュージック) リットーミュージック Amazon 我方他方 サックス吹き・篠田昌已読本 共和国 Amazon たまたまなんだけど、まるで正反対の二人の本を入手。 何が正反対かというと、生…

4000番台からのJackie McLean (昨年暮からのBlue Note蒐集3)

基本BNは4000番台に好きな盤が多い。新主流派が好きだから、ということになる。ハードバップも嫌いではないが、軽く満腹になる感じがある。味が濃い、のだろう。 ジャッキー・マクリーンの50年代を聴いて、何となく気を引かなかったこともあり、ずっと放置し…

60年代のJoe Henderson(昨年暮からのBlue Note蒐集2)

ジョー・ヘンダーソンの乾いた太い響きが好きだ。粘着しない、気持ち良い。最初に聴いたのは、アンドリュー・ヒルのBlack fire。気に入った筈なのだけど、BN盤には手が出ていない。 コルトレーンよりも先にラジオで聴いた植松孝夫のテナーが、未だに好きなテ…

60年代のSam Rivers(昨年暮からのBlue Note蒐集1)

ブルーノート時代のサム・リヴァースは手薄だった。1970年代以降、フリージャズと主流派の間で絶妙のポジションで、ロフトでの活動を通じ、今に通じるマレイらにバトンを渡した重要な奏者だと思っている。マイルス・バンドを短期でやめた人、という認識しか…

ボクのBlue Noteことはじめ(キングレコードのガイドブック)

日本製ブルーノート盤は,1970年代になって,まずは東芝から。その後、1977年頃からキングに版権は移動。1983年に再び東芝に移動している。ボクにはよくわからないが、キング盤が人気だそうだ。 ボクがジャズを聴きはじめたのが1979年。熱心にスィング・ジャ…

村岡健: Takeru (1970) 1960年代の日本で演奏されたジャズの到達点

村岡建(ts), 菊地雅章(el-p), 池田芳夫(b), ジョージ大塚(ds) 1970年8月22日,9月7日,9日 東京、ビクター・スタジオにて録音