K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

1969

ピアノ・コスモス~現代日本ピアノ曲集1960-69 (1969) この時代の音を最高の形で

(Disc 1) A1. 徳丸聡子:カリグラフィー(佐藤慶次郎) A2. 高橋アキ:コロナ(武満徹) A3. 高橋アキ:タンダンス(篠原真) A4. 小林仁, 本荘玲子:2台のピアノのための音楽(入野義朗) B1. 小林仁:ピアノ・ソナタ第3番(三宅榛名) B2. 本荘玲子:スペクトラ第2番…

佐藤允彦: Transformation '69/'71 (1969,71) ついに念願のレコードを入手

1969年のパラジウムを聴くと、確かにECM的な音空間というのか、ポール・ブレイ的な音空間が見事に結実していて、それでいてブレイやコリアの複写と感じることはなくて、佐藤允彦達の音であることに驚いていまう。フリージャズ的な香辛料は効いているのだけど…

Bill EvansのSo what (1969, Pescara Jazz) トリオでのSo whatが意外だったから調べてみた

A1. So What 6:14 (1969) Bass: Eddie Gomez Drums: Marty Morell Piano: Bill Evans

Bill Evans: Behind The Dikes(1969) メトロポール・オーケストラとの共演、でのソロにぐっときた

Bill Evans(p), Eddie Gomez(b), Marty Morell(ds) The Metropole Orkest (Ensemble on F3, F4) Editor [Album Package] – John Koenig Mastered by Bernie Grundman Producer: Frank Jochemsen, Zak Shelby-Szyszko, Zev Feldman Producer [Original Record…

Bill Evans: Two Super Bill Evan's Trios– Live In Europe! (1965, 69, 72) Bootの安レコードだけど

A1-A3: recorded in Italy, Feb. 1972 A4: recorded in Pescara, Italy, July 18, 1969 Bill Evans(p), Eddie Gomez(b), Marty Morell(ds) B1-B4 recorded in France, Feb. 1965 Bill Evans(p), Chuck Israel(b), Larry Bunker(ds)

Brigitte Fontaine: Comme à la radio (1969) 声の力

Brigitte Fontaine(vo), Areski Belkacem(vo,perc), Jacques Higelin(g) Art Ensemble of Chicago: Lester Bowie(tp), Leo Smith (tp), Roscoe Mitchell(fl), Joseph Jarman (oboe,sopranino), Marachi Favors (b)

Howard Riley: Angle (1968-69)  Barry Guyのベースが美味し過ぎるレコード

Howard Riley(p), Barry Guy(b), Alan Jackson(ds), Barbara Thompson(fl on B3) Recorded: London, 3rd December 1968 and 2nd January 1969

Miles Davis: In A Silent Way

電気ピアノの音が実に甘く、美味しい

Miles Davis: Double Image (1969) missing linkのようなアルバム

Miles Davis(tp), Chick Corea(p), Wayne Shorter(ts,ss), Dave Holland(b), Jack De Johnette(ds) Recorded live in Paris, 1969. (Actually recorded at Teatro Sistina, Rome (Italy) on October 27, 1969)

Ahmad Jamal: At The Top: Poinciana Revisited

不思議なほど、1980年頃の「ジャズ教科書」や「ジャズ雑誌」に無視されていたジャマルだけど(例外は例のマイルス話だけ)、Impulse!のAwakingの素晴らしさに刮目し、同じインパルス盤を購入。

Bill Evans: Evans in England

またもやResonance recordsから出たエヴァンスのアルバム。それにしてもRecord Store Daysとあわせ、予約不可で煽る商法はイカンなあ。もっと落ち着いて購入できるようにして欲しいなあ。先般のドルフィー盤で懲りたから、後日にネットで購入したが。それに…

佐藤允彦:Palladium

(表ジャケット) (裏ジャケット) 佐藤允彦:Palladium(1969, 東芝)A1. Opening A2. MichelleA3. Der Zweig Von SalzburgB1. PalladiumB2. Scrollin'B3. Closing佐藤允彦(p), 荒川康男(b), 富樫雅彦(ds, ring) Cover art: Michihiro KimuraArt director: S…

高柳昌行: NOT BLUES(1969) ラベル貼りを寄せ付けない強靱さ

音楽を聴くとき、スタイルやジャンルを聴くのではない。その音が創り出す色彩や匂い、音から喚起される場を感じているのだ。だから、フリー以前の高柳昌行を聴いていても、彼の音楽が持つ生硬な迫力、のようなものに魅了される。1960年代後半の新主流派的ジ…

Andrew Hill: Lift Every Voice (1969) 何となくライオン、ピアソン以降のブルーノートは興味を引かないが

DU新宿で買ったレコード。2000円もしない安レコードであるが、RVG刻印。セカンドプレスで、レーベルは音符マークになる前。ライオンが去って数年後。まだ、この頃は聴かせる何か、がRVGにはある。実にゴツっと聴かせる。 こんな買い物が好きだ。 コーラスが…

Art Ensemble Of Chicago: Live (1969) 今更ながらのAEOC初心者の疑問

出張から帰って、とりあえずレコード聴き。これは仙台で買ったもの。 1969年のパリでのライヴ。1980年に発売されている発掘盤、のようなものらしい。 録音のバランスが悪く、打楽器が全面でホーンがまともに聞こえるのは4面だけ。あとは遠くで鳴っている。…

John McLaughlin: Where Fortune Smiles (1969) 音の熱さが奏者間の摩擦のように感じられ

この頃の英国のジャズは面白い。ジョン・サーマンやimprovised musicへ出発するディレク・ベイリー、デイヴ・ホランド、ケニー・ホイラー、ジョン・テイラーなどなど。 このアルバムはドイツのベルガー以外は、UKオールスターズのアルバム。20年くらい前にCD…

佐藤允彦: Deformation(1969) 背景音と併走しながら、それを抱合するような演奏

このあたりのレコードは高価なので、CDで入手。それで良かった。十分満足できる音質だった。 「事故」前の富樫雅彦を聴きたいと思って、幾つかの音源を聴いてみたが、佐藤允彦、荒川康男、富樫雅彦のトリオに圧倒されてしまった。フリージャズ、という内容で…

鈴木弘, 富樫雅彦: Variation (1969)パラジウムと同年とは

先日、1969年から70年の日本のジャズのアルバムを購入して、確かに1960年代と1970年代の間の破断線があって、そして、それが1968年なのか1969年なのか、気になっている。1968年からの思潮の不連続的変化、のようなものが日本のジャズに及んだのはいつだろう…

Gato Barbieri: The Third World (1969) 暑気払い2

暑気払いに熱いサックス吹き、と思ったら、もう一人思い出した。 聴き直すと確かに暑い、いや熱い。この人の演奏を聴くと、いつも演歌のコブシを思い出したが、やはりそうだと思う。そこが熱を放っている。カークもそうだけど、彼らの熱がフリージャズだとか…

Chick Corea: The Complete "IS" Sessions (1969) カスクーナによる編集盤を聴け、か?

初期のチック・コリアは、マイケル・カスクーナによる編集盤を聴け、ということだろうか。気がつくと、そんな感じ。Song of singingを再聴したときから、気になって初期のアルバムを聴いている。 マイケル・カスクーナによる編集盤は、本アルバムを含め以下…

Tony Williams: Emergency! (1969) 皆、アレが好きなんじゃないか

ブルーノートの4000番台って、結構好きなのだけど、あの漆黒のなかで輝くような音を聴いた後でゲッツのsweet rainなんかを聴くと、コリアが運んできた清新な風のようなものが眩しい。このアルバムは真逆のほうに行った音。より闇は深くなり、世に云われるジ…

Stanley Cowell: Blues For The Viet Cong (1969) 器用さ爆発状態、ではあるのだけど

最近は1970年代のジャズに割と回帰する時間が長い。聴きはじめが1979年なので、その当時の感覚がいまだに中心にあるように思っている。その頃、Strata-eastは終焉していて、ロフトジャズで活躍した奏者がIndia Navigationから出し始めた頃。 カウエルはアー…

Charles Tolliver: The Ringer (1969) カット盤を聴きながらの雑感

Arista Freedomのcut盤にはお世話になった。1979年頃、レコード屋に800円くらいで未開封の輸入盤が並べられていた。マイケル・カスクーナ渾身(かどうか知らないが)のフリージャズの名盤再発シリーズ。あんまり売れなかったようで、ジャケットの隅をカット…

Barre Phillips: Journal Violone (1969) 楽器の音の良さ

最近までバーレ・フィリップスが欧州の人だと思っていたのだけど、米国の人なんだね。最初に聴いたのがECMのアルバムなので、なんとなく勝手にそう思っただけ。そうなのだけど、胴を鳴動させて大きな音を鳴らす、あの感じがそう思わせているようにも思う。 …

Birth of ICP: Treasures Box 1966~1969: 謎の宝箱

”Birth of ICP: Treasures Box 1966~1969”という謎のCD4枚組を購入。 ドルフィーのLast Dateはボクのなかで究極の1枚(勿論ジャズ部門で)、なのだけど、ある時期から、ドルフィーの背後のベニンク、メンゲルベルクの(秘めたる)変態性が強烈なスパイスに…

Louis Hayes, Junior Cook Quartet: Ichi-Ban (1976) ルイス・ヘイズ/ジュニア・クックの双頭バンドだった

これは蘭Timeless(好きなレーベルだ)からの、ウッディ・ショウを含むルイス・ヘイズ・グループのレコード。CDでは2000年以降、1976年と1977年のライヴが発売されているが、長らく、このグループのアルバムとしては、コレしかなかった訳だ。勿論、ショウ目当…

宮沢昭: Bull trout/いわな (1969) レコード盤を入手

CDが届いた後、出物があって「いわな」のレコード盤を入手。ディスクユニオンによる再発シリーズの音にかなり満足したので、迷いはあったが。 1980年の再発レコードのプロモ盤。だからオリジナルではない。まあ、このあたりのレコードは再発であっても、まあ…

宮沢昭: Four Units (1969) 四股が自由な頃の富樫雅彦をもっと聴きたい

四股が自由な頃の、ドラマー富樫雅彦をもっと聴きたい、と思っている。打音を空間的に組み立てる、その規模の大きさ、ビートを刻んだ瞬間の鋭さ、素晴らしいジャズ・ドラマーなのだ。 そんな気持ちで入手したレコード。本当は「いわな」のレコードが欲しいの…

Thelonious Monk: Les Liaisons Dangereuses 1960 (1959) 今年のRecord Store Day

今年のRecord Store Dayでの買い物。バンコク滞在中に、売り出し日であることを思い出し、慌てて(絶対レコード屋に出かける)S君・Nちゃんに購入を頼んだ。高価で重たいモノを有難う。 これは1960年のフランス映画「危険な関係」用にスタディオで吹き込まれ…

Oliver Nelson, 原信夫 Sharps & Flats: – 3-2-1-0 (1969) 1960年代の思い出(菊地雅章関連アルバムだけど)

ボクの子供時代、1960年代は高度経済成長の時期と云われるが、同時に戦後の外貨統制が次第に緩くなっていく時期でもある。1960年代後半には、ほぼ貿易の自由化は行われ、海外旅行の自由化も行われた。都市近郊の農地が宅地化するとともに、富裕農家が出現し…