DU新宿で買ったレコード。
2000円もしない安レコードであるが、RVG刻印。セカンドプレスで、レーベルは音符マークになる前。ライオンが去って数年後。まだ、この頃は聴かせる何か、がRVGにはある。実にゴツっと聴かせる。 こんな買い物が好きだ。
コーラスが入って、ちょっとゴスペル的な色が入っているが、よく聴くと1960年代後半のBN1400番代の雰囲気と、カルロス・ガーネットやウッディ・ショウが醸し出す1970年代のジャズの雰囲気を合わせもった感じ。ヒルの少しくすんだようなピアノの響きが嬉しいし、2管が聴かせる1970年代への突撃感が嬉しい。しばし聴き入ってしまった。
何となくライオン、ピアソン以降のブルーノートは興味を引かないが(音響機器の進化とともにRVGが魅力を失うのもある)、どうしてどうして、いい盤があるじゃないか。
(アイヒャー引退後のECMでも同じ議論はあるだろうな)
ちなみにディジタル音源では曲数が増えているようだ:
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Andrew Hill: Lift Every Voice (1969, Blue Note)
A1. Hey Hey 7:50
A2. Lift Every Voice 8:00
B1. Two Lullabies 5:40
B2. Love Chant 5:30
B3. Ghetto Lights 5:10
Andrew Hill(p), Woody Shaw(tp), Carlos Garnett(ts), Richard Davis (b), Freddie Waits(ds), Antenett Goodman Ray, Benjamin Franklin Carter, Gail E. Nelson*, Joan Johnson, La Reine La Mar, Lawrence Marshall, Ron Steward(voices)
Producer: Francis Wolff
Recorded by Rudy Van Gelder
Recorded on May 16, 1969.