1967
箱を片付けると、記録的なものがわからないので、電子データに。
Jackie McLean(as), Woody Shaw(tp), LaMont Johnson(p), Scott Holt(b), Jack DeJohnette(ds) Engineer: Rudy Van Gelder Producer: Francis Wolff Recorded Aat Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey Recorded on December 22, 1967.
Stan Getz(ts), Chick Corea(p), Ron Carter(b), Grady Tate(ds) Engineer: Rudy Van Gelder Producer: Creed Taylor Recorded March 30, 1967 at Rudy Van Gelder Studio, Engelwood Cliffs, New Jersey.
Resonanceのエヴァンスのアルバムに怒っているのだけど、同時に発売されたロリンズのアルバムについては、さほど酷い音ではない。重量盤にする意味は全く不明なのだけど。 このアルバムの目当てはハン・ベニンク。ドルフィーとの共演からICP設立までの期間の…
今、浅川マキ没後10年で金沢では幾つかのイベント、ライヴや写真展が計画されている。先日のもっきりやでのライヴも何だか法事に招かれたような不思議な感覚で面白かった。 そのなかで、寺山修司との出会い、蠍座での公演が「浅川マキ」を誕生させた、話を伺…
日野皓正(tp), 大野雄二(p), 稲葉国光(b), 日野元彦(ds) Recorded at Teichiku Kaikan Studio, Nov. 16, 17, 1967.
不勉強なのでハワード・ライリーは知らなかった。このアルバムを聴くと、その怜悧な感じの音世界が好みそのもの。1960年代後半の欧州ジャズへの関心がおさまっていたのでちょっと拙いな、と思いながらも嬉しい出会い。
東京でRolf Kühn, Joachim Kühnのバンドを聴いて、惹き込まれた。しかしその輝きは1960年代の一瞬にあるということも分かってきた。ヨアヒム・キューンは達者なのだけど、その音楽の振幅が大きく、芯のようなものが分からない。その部分に引きずられて、その…
”Birth of ICP: Treasures Box 1966~1969”という謎のCD4枚組を購入。 ドルフィーのLast Dateはボクのなかで究極の1枚(勿論ジャズ部門で)、なのだけど、ある時期から、ドルフィーの背後のベニンク、メンゲルベルクの(秘めたる)変態性が強烈なスパイスに…
1967年のFreedom盤。これを1970年代後半にAristaが再発。ボクがFree Jazzを聴きはじめた頃、このAristaのシリーズは売れなかったためかカット盤が安価に流通していた。当時、お世話になった。今、creditを見るとマイケル・カスクーナが再発のプロデュース。…
とうとう手を出した。 菊地雅章や富樫雅彦を聴いていると、当たり前のことだけど、故人なので音源には限りがある。ともに1970年代初頭の音源(銀界、ポエジー他)を聴いて強く惹き込まれた。そうすると、どうしても意識は1960年代の音源に向かう。宮沢昭の「…
今日の仕事場のBGMはこれ。冒頭のtighten upはいいなあ。もう50年近く前の曲とは思えない。ベース・ラインやギターのキレも格好いい。他の曲から頭が出ているように思えるがどうだろうか。 以前からレコードが欲しいのだけど、店頭では安価ではない。米国で…
夏のような猛暑が続いている。空には疲れが見えていて、擦れたような色。硝煙が薄く広がっているような、匂いが見える。 それが不思議なことに、秋の匂い、のように感じた。 少し前に届いたGal CostaとCaetano VelosoのDomingoを何回もかけている。ボッサの…
新年早々、街を歩いたときに連れて帰ったレコード。ブレイのIAI (Improvising Artists Inc.)って懐かしいなあ、と思った。昔、レコードを集めていた頃、よく見かけたのだけど、結局、1枚も買わなかったレーベル。ジャコ・パストリアスの事実上のデビューア…
ボクが聴きはじめた30年前頃,ビッグ・バンドと云えばギル・エヴァンスと秋吉敏子/ルー・タバキンが人気の双璧だったような記憶がある。このサド・メル・ビッグバンドは解散の直後。メル・ルイスの単独リーダのビッグバンドに改変された後。1970年代には、19…
Sweet Rainについて云えば、当時、新進気鋭の若手ピアニスト、20代前半のChick Coreaの煌く演奏を聴くアルバム、と云えなくもない。あのドライヴ感がとても好きだから聴くのだ。と云いながら、Getzも案外に熱くソロを繰り広げ ていて、熱い1970年代に向けて…
文章を書くと,脳髄のいずこかに記憶のアドレスが強く打ち込まれるのだろう.Pat Martinoについて書いたり,聴いたりしているうちに,気持ちの奥のほう,きっと物理的な脳のいずこかの化学反応が進み,アクティベーションがあがっ てきたように感じる.気が…
Paul Bley(p), Gary Peacock (b on A), Mark Levinson (b on B), Barry Altschul(ds) Recorded in New York, July 28, 1967 (side A), and March 31, 1967 (side B)