K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

1967年のロリンズとベニンク

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Resonanceのエヴァンスのアルバムに怒っているのだけど、同時に発売されたロリンズのアルバムについては、さほど酷い音ではない。重量盤にする意味は全く不明なのだけど。

このアルバムの目当てはハン・ベニンク。ドルフィーとの共演からICP設立までの期間の真ん中。メンゲルベルクとのカルッテットの他、デクスター・ゴードンやJ.R.モンテローズと共演していた時期。ジャズを叩くベニンクが好きなのだ。

後年ほど変態的なグルーヴをかまさないが、ちょっと変な感じのビートで揺らしたり、激しく叩き込んだりで、とても楽しませてくれる。ロリンズは泰然と吹いているが、時には煽られている。ああ面白い。