K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2000

Cecil Taylor:The Willisau Concert (2000) 確かにワンパターンなんだけど

Cecil Taylor(p) Recorded live September 3, 2000, at the Jazzfestival Willisau by Schweizer Radio DRS.

Chicago underground quartet(2000) 薄味のアヴァンと不穏な味わい

Chad Taylor(perc, vib), Rob Mazurek(cor, elect), Jeff Parker(g), Noel Kupersmith(b) Recorded at Soma, August 2000

(ECM 1733) Annette Peacock: An Acrobat's Heart

このアルバムでの静謐な空気感は何だろう

Joao Gilberto: Joao Voz e Violao

レコードになって得られたこと、失ったこと

林栄一、斎藤徹、小山彰太: 往来トリオLive 雲は行く(2000) 強く惹かれている

黙々とボンバ・レコードから届いた21枚のCDを聴いている。 予備知識もなく、適当に選んだのだけど、外れがない。何れも濃厚なのだ、ボクが好きな日本のジャズの薫りが。 1980年頃に聴きはじめた日本のジャズは、多くの新人も大きなレコード会社から出ていた…

セイゲン・オノ: at the Blue Note Tokyo(2000) 霞のように軽く漂う音が織りなす墨絵のなかで

ボンバの日本のジャズシリーズ(4枚目): 昔読んだ村井康司のディスクガイドで、セイゲン・オノのアルバムが紹介されていて、何枚か持っていた。1990年代後半のアルバムだったが(コム・デ・ギャルソン向けとか)、たまに聴きたくなる好盤。曲が良くて、洒…

Misha Mengelberg: Four In One (2000) モンクやドルフィーの「奇妙な味」の継承者

ミシャとハンの組み合わせの面白さ、は、伝統的なジャズというよりは、(多分)欧州の路上芸とか大衆芸能に根ざしたような非米的なタイム感覚が起こすジャズとの「摩擦熱」のような感覚だと思う。だから4ビートを叩いても、そこには「奇妙な感覚」が付きま…

Paul Motian: Europe (2000) 今、改めてモチアンを

今、改めてモチアンを聴いいている。ヴィレッジ・ヴァンガードでElectric BeBop Bandを聴いた後、このアルバムを買った2000年過ぎ、聴き直した2011年頃と比べ、上手く書けないのだけど、このアルバムの「意味」のようなものが、より見えてきたような気がする…

(ECM1844) Herbert Henck:John Cage/ Early Piano Music (2000) 美しい現代音楽

美しい現代音楽が好きだ。美しい音を現出させるために、既存の規約を壊すような破壊、は好ましい。 メシアンの鳥の音楽を聴いていると、我々と直交するような、あたかもパラレルワールドの音楽のような趣で楽しい。 ハル吉「現代音楽ディスク」を読んでいる…

富樫雅彦, Steve Lacy, 高橋悠治: 水牛@Egg Farm (2000) 始原的な身体性そして東洋的なもの

このアルバムは、小松空港までのクルマのなかで何回も聴いていた。 そして富樫雅彦が叩き出す、揺動、のようなものを考えていた。 故事が頭をよぎった。日本の武士が西洋軍学を導入したとき、体の使い方が全く違っていて、西洋式に走ることからはじめた、的…

João Gilberto: Joao Voz e Violao

このアルバムは、つい最近届いたもの。10年くらい前の「最新の」スタジオ録音。タイトルのとおり、声とギターだけ。とても簡素な音の作り。だから音と音の間に広がる静寂な世界との対比でジョアンの声を愉しむことができる。少し暖かな空間に、一筆書きのよ…

Pat Martino: Live at Yoshi's (2000) 緊縛するようなグルーヴ感

そもそも空港まで乗用車で出かける習慣なんかなかった。神奈川在住時の羽田や成田、兵庫在住時の伊丹や関空は全てバスか電車。その方が早いし、合理的。金沢に移り住んでからも小松空港までバスで出かけていたのだけど、ある日、気がついた。乗用車の方が楽…

Sylvain Luc and Bireli Lagrene: Duet (Bireli Lagreneのこと1)

今日は久々によく晴れて気持ちの良い一日だった.こんな日には,何となくヨーロッパのジャズがよくて,Sylvain Luc & Bireli Lagrene "Duet" が気持ちに引っかかった.