K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Music (南米)

久々に届くMilton Nascimentoのレコード

久々にミルトンのレコードを入手。右上は最近の発掘盤。あとは80年代のもの。下2枚はCD移行期なので案外見かけない。ゆっくり聴く時間が欲しい。

Stan Getz, Joao Gilberto: Getz / Gilberto (1963) 米盤/西独盤/高分解能音源(HDtracks, amazon)に浸る

Stan Getz(ts), Joao Gilberto(g,vo), Antonio Carlos Jobim(p), Sebastião Neto(b), Mil Engineer [Recording] : Phil Ramone Recorded March 18 & 19, 1963 in New York City.

Nana Vasconcelos: Zumbi (1983) 巻き込まれ感を愉しむ時間

Naná Vasconcelos(performer) Recorded in Paris at "Resonances" Studio and in Boston at "Blue Jay" Studio

Fabiano Do Nascimento: Tempo Dos Mestres (2016) アクが欲しければ

Fabiano Nascimento(g, vo), Sam Gendel(ss), Carla Hassett, THALMA de FREITAS(vo), Ricardo "Tiki" Pasillas(ds,perc) Recorded at Electrosound, LA, CA, on 11/12/15, 11/13/15, 04/12/16, 07/09/16 and 07/10/16.

Silvia Iriondo, Juan Falu: Antiguo rezo (2019) ごく自然な音が紡がれていくような

Silvia Iriondo(vo), Juan Falu(g)

Nora Sarmoria: Thelonious & Cuchi (2020) モンクの「奇妙な味わい」と見事に交叉

ネット配信だけのようだけど、アルゼンチンの矢野顕子(的な立ち位置)とも云えるノラ・サルモリアの新作。セロニアスとクチというタイトル。モンクとアルゼンチンのCuchi Leguizamonを取り上げたアルバム。

Arthur Verocai (1972) 夜中に寝ぼけて釣られるのも悪くないな

Arthur Verocai(g, vo)

Werther (1970) ディスク・ユニオンの広告に煽られたが

Werther: Werter (1970, Stylo=>Altercat)A1. Terça FeiraA2. LeilãoA3. CataventoA4. MudançaA5. LitoralA6. EstuárioB1. MarariaB2. LendaB3. ApresentaçãoB4. Rei Do ChãoB5. DimensãoB6. Ave Maria ---------------------------------------------------…

Joao Gilberto: Joao Voz e Violao

レコードになって得られたこと、失ったこと

Antonio Loureiro: Livre

レコードで聴き直しただけなのだけど

Milton Nascimento: Maria Maria

1970年代の「黄金の声」が瑞々しく

Ana Mazzotti: Ninguem Vai Me Segurar

典型的な1970年代の「クロスオーバー」で何とも懐かしく心地良し。

Andre Mehmari: Na Esquina Do Clube Com O Sol Na Cabeca

Andre Mehmari: Na Esquina Do Clube Com O Sol Na Cabeca(2019)1. Tudo que voce podia ser / Trem azul (Lo e Márcio Borges) (6:09)2/3. Suite clube da esquina (16') Faixa 2 : Parte 1 Clubs da Esquina 1 (Lo Borges, Márcio Borges e Milton Nascime…

Hermeto Pascoalのディスコグラフィーと保有音源

ジスモンチやヴァスコンセロスと比べると、結構当たり外れがあるようにも思えるが、気になることには彼らと変わらない。備忘のため、このようなリストの整備をはじめている。飛びつく奏者、からだ。

ジョアン・ジルベルトを探して、なんだけど

上映2日目、早速出かけた。レイト・ショウで20時前に開始、ということで食事をしてから出かけた。 勿論呑んだので、それが良かったのか、悪かったのか。呑んだ後の、この手の映画は恐ろしく気持ち良いのだ。 原作というより原案の本がある。独人の著者がジョ…

Cristobal Rey: Abya Yala

微妙な違和感が微毒のように効くのだろうな

Aca Seca Trio @ Sukiyaki meets the world 2019

(会場周辺) 秋のような空のもと、2年ぶりにSukiyaki meets the world 2019(富山県の福野)に出かけた。目当てはAca Seca Trio。 カルロス・アギューレやセバスチャン・マッキらとともに、現代フォルクローレということになっている。アルバムを聴くと、…

João Gilberto: Live At The 19th Montreux Jazz Festival (レコード入手)

先日入手したCDがあまりにも素晴らしく、即、LPレコードを注文。1985年のアルバムなので数が少ない、と思ったからだ。 昨日到着して聴いてみると、内容の良さは勿論、ジルベルトの姿をより近くで感じる、レコードの音圧を十分楽しめるものだった。これ、しょ…

Nora Sarmoria: Fueguitos

Nora Sarmoria: Fueguitos (2016)1. Enereando (Nora Sarmoria) Letra: Matías Mormandi2. La Munda (Nora Sarmoria) sobre "El Mundo" (Eduardo Galeano)3. Consejos de un Arbol (Nora Sarmoria)4. Corazón Liberado (Nora Sarmoria)5. Mono Turquesa (Nor…

Fabio Caramuru : Tom Jobim

このアルバムではジョビン集。1枚目は1997年のピアノソロ、2枚目はベースとのデュオ。 この人のピアノは軽妙でありつつ、さりげない残響音がとても綺麗。所謂イージーリスニングと紙一重ではあるが、肉体を感じさせないほどの一音一音の軽さ、が丁寧に作ら…

Camila Meza: Ambar

あまりヴォーカルを聴かない、といいながら、結構聴いているよな、とも思う最近。 そのなかでもカミラ・メザのアルバムは聴いてビックリ。とにかく良い。一曲目のラテン的でありフォーク的でもある曲調と、弦の乾いた音で引っ張られ、さらにメセニー的なギタ…

さようならジルベルト

目覚めるとジルベルトが旅立っていた。 しかし、思うに彼の声やギターはいつも天上からきこえてくる。還っていったようなものだ。ありがとう。 João Gilberto: Joao Voz e Violao - Music/Book Log João Gilberto: Brasil - Music/Book Log João Gilberto, S…

João Gilberto

演奏は声とギターの弾き語りで、淡くパーカッションが入る。無駄のない、最小限の音で表現された淡色の世界。やや暖かい肌触り。 ボクが持っているのはブラジル盤で、相応に古いモノだと思うが、見ての通りオリジナルではない。でもジルベルトが纏っていたで…

Paula Santoro ,Duo Taufic: Tudo Sera Como Antes (2019) ミナスの街角クラブ曲集、となると

つい数日前にディスクユニオンの宣伝で試聴し、即購入決定。日本盤で高価なのだけど。ミナスの街角クラブ曲集、となると聴きたい衝動が抑えられない。ミルトンの曲は、ウェイン・ショーターのNative Dancerに掴まれて以来。1980年くらいのことだから、40年近…

Silvia Iriondo: Tierra sin mal (2009) 陰翳よりも淡い光を感じさせる

アギューレの新作と同時に購入。それにしても高価だ、両方とも。少しでも安価な中古盤を待っているうちに、日が過ぎた。 ボクにとって、アルゼンチン音楽の入り口はアギューレとイリオンド。ともにネオ・フォルクローレとされ、アコウスティックな音の美しさ…

Carlos Aguirre: Calma (2018)散漫とも感じさせる緩いピアノからはじまるが

久々にアギューレと向き合った。今日届いた、アギューレの新譜。8年くらい前に聴きはじめたときは、パット。メセニーに通じるような爽やかな風のような音であり、微熱を孕んだフォルクローレの肌触り、のようなものに痺れてしまった。シルヴィア・イリオン…

Diane Denoir, Eduardo Mateo: Inéditas (1966-68) そんな仕切りが色褪せて

未だにグズグズとCDかLPかとか悩みながら買っているのだけど、音楽の強度が強いと、そんな下らないことを一蹴してしまう、のだと思う。このアルバムを聴くと、そう思えるほど、音質のことなどハナから気にならない。twitter上でのアルバム紹介をみて、spotif…

ここ数日で届いた南米音楽

Instagram post by Ken • Jun 21, 2018 at 11:11pm UTC ここ数日で届いた南米音楽のCD2枚。あまり詳しくないので、他の人が薦めるCDを試聴し、入手するパターンが多い。まあジャズでも、そうなんだけど。 いつからか、「ほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聞…

Marcos Valle: Escape (2001) フェンダー・ローズのグルーヴ感

マルコス・ヴァーリの2001年のアルバム。CDでも出されているアルバムを2枚組のレコードで出したもの。UKプレス。レコードに添付された店のPOPが良くて購入。聴いてみるとすこぶる良い。音も良いし、内容も勿論。 ジャンル的にはMPBなのだけど、かなりフュー…

Naná Vasconcelos: Africadeus (1973) フランス制作のレコードの中に行儀良く

先般、入手したSaravahのアルバム。1973年の録音なので、こちらのほうが先に出ている。1975年のセカンド・プレスでジャケットが異なる。RCAから出されているSaravah盤。音質は先日のアルバム同様、満足がいくものだ。 奏者はナナ・ヴァスコンセロスのソロ。…