K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Werther (1970) ディスク・ユニオンの広告に煽られたが

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Werther: Werter (1970, Stylo=>Altercat)
A1. Terça Feira
A2. Leilão
A3. Catavento
A4. Mudança
A5. Litoral
A6. Estuário
B1. Mararia
B2. Lenda
B3. Apresentação
B4. Rei Do Chão
B5. Dimensão
B6. Ave Maria

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ディスク・ユニオンの広告には、結構な頻度で煽られる(情けない)のだけど、これもそう。再発モノにはそんなに手を出さないのだけど。夜中に眼が覚めたときに、寝ぼけて注文することが、タマにあるんだよね。これがそう。

聴いてみると、これが実に良い。ボッサ・ノヴァ隆盛後の1970年前後のアルバムの空気が濃厚(うまく表現できないが)。ミルトン、ジスモンチ、ロボ、ヴェローゾらのアルバムに漂う「あの感じ」、だ。そのなかでもドミンゴと同じように、ポスト・ボッサ・ノヴァ的な唄の味がとても良い。

だから巧く書くなあ、ディスク・ユニオンの煽り。まあ、これは入手して大正解。暫しの愛聴盤だなあ。

録音も再発モノに多い「雑な音」ではなく、レコードらしい音がして合格。ゆったりとした気分になる。

追記:

連休ではあるが仕事で全滅。だから、出勤前にレコードのピックアップに遠くにある佐川の営業所まで出かけるトホホ状態だったのだが、聴いて全てが救われる感じ、って嬉しい。