K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

1988

John Zorn: InSaalfelden Jazz Festival (1988) 面白くない、訳がない

John Zorn(as), John Patton(org), James "Blood" Ulmer (g), Bobby Previte(ds) Recorded Live at Saalfelden Jazz Festival, Saalfelden, Austria, August 28, 1988

Power Tools: Live@Bracknell Festival, England 1988 BOOT臭いbandcamp音源だけど

Bill Frisell(g), Melvin Gibbs(b), Ronald Shannon Jackson(ds)

John Carter: Fields (1988) 壮大な環境音楽

John Carter(cl), Bobby Bradford(cor), Benny Powell(tb), Marty Ehrlich(b-cl, fl), Theresa Jenoure(vln,vo), Don Preston(key), Fred Hopkins(b) Andrew Cyrille(ds) Recorded at A & R Recording Studio, NYC, March 1988

David Sylvian: Orpheus (1988) 古レコードを磨く

David Sylvian: Orpheus (1988, Virgin)A. Orpheus 4:46D. Sylvian(g, synth, vo), D. Thompson(b), S. Jansen(ds), M. Isham(flh), R. Sakamoto(p), P. Palmer(g)B1. Mother And Child 3:09D. Torn(g), D. Thompson(b), D. Cummings(perc), R. Sakamoto(p, …

明田川荘之: Aketa Meets Takeda – I Didn't Know About You

何か「アケタ・シリーズ」になっているが、このアルバムは良い。武田和命のアルバムとしては、山下洋輔とのデビューアルバムに次ぐ内容ではないか。バラード一色だったデビューアルバムの良さは、そのバラードの滋味・渋みであり、また不満はバラード一色で…

Chet Baker, Paul Bley: Diane (1985) 不良の結晶

Chet Baker(tp,vo), Paul Bley(p) Engineer [Recording]: Ole Hansen Producer: Nils Winther Recorded at Sound Track Studios, Copenhagen, February 27, 1985. Digital recording.

Ran Blake, Anthony Braxton: A Memory Of Vienna (1988) このようなデュオが好きな時代が長かったが

このようなデュオが好きな時代が長かった。そうリー・コニッツとペトルチアーニとか、ギル・エヴァンスとスティ−ヴ・レイシー(あるいはリー・コニッツ)のデュオを咄嗟に思い出す。その頃から、随分経つような気がする。最近は、あまり聴いていないように思…

清水靖晃: Dementos(1988) 「ゴージャス感」が増感

昨日届いたLPレコード。最近のレコード再発の多さに目を剥いている。そんなに手を出せない。この頃の清水靖晃は大好物なので、「躊躇しながらも注文」。 今朝、聴いてみたが実に良い。元来、多くの楽器を配した実にゴージャスな音の造りになっているのだけど…

Peter Scherer, Arto Lindsay: Pretty Ugly (1986, 88) compile and link, then start

先日のライヴ以来、リンゼイが気になって仕方がない。 全く変わらないギター。そこを起点とし、定点観測のようにその時代、その時代の空気のようなものを幾つも切り出し、コラージュしたような音。その対比が面白い。積み重なった音の破片が、ラズウェルだっ…

清水靖晃: Dementos(1988) インチキな「ワールドミュージック」

先日アップした南アフリカの音楽は、ボクが内心求めているようなエキゾティズムを廃し、ふっと横に流れているような音楽。そんな南アフリカの音と対極的な存在で、ボクの内心のなかにしかないインチキな「ワールドミュージック」。それは夢の中の音であり、…

菊地雅章: Aurora (1986-1988) ススト後の1980年代

1981年のSustoとOne way traveller のグルーヴ感に驚喜していた。アガルタで最高にアヴァンギャルドなグルーヴしていたマイルスバンドを、さらに洗練したような音だったからだ。1980年代に復活したマイルスのバンドには、そんな空気は微塵も残っていなかった…

Carla Bley& Steve Swallow: Duets (1988) LPレコードで入手したが

ボクはカーラの中編成、大編成のバンドは面白いと思ったことはないのだけど(だからカーラの好きなアルバムはなかった)、この現在のパートナーであるスティーヴ・スワローとのデュオは大好き。過去リリースされている3枚とも持っている。とてもチャーミン…

Toots Thielemans: Only Trust Your Heart (1988) Fred Herschとの共演アルバム

気がつくと、聴いているような、身近な巨人だったシールマンス。ボクの世代だと、ジャコ・パストリアスのWord of mouthあたりが一番鮮烈な印象を残しているような気がする。時代とかスタイル、が関係なく、音を音として受け止めていたと思う。 SNSを見ている…

(ECM1401) Keith Jarrett: Paris Concert (1988) 宗教曲かと思えるような美しい旋律

最近思うことは、キース・ジャレットは加齢とともにピアノを美しく鳴らすようになっていく、と思う。Facing youやKoeln concertは生硬な印象を受ける。だから、このレコード、ケルンから10年以上後、ではピアノの響きがとても美しい。レコードへの拘り、偏愛…

Joe Bonner: New Beginnings (1988) 何年、いや十何年ぶりに聴く奏者だが

仙台で入手したレコード。名前を見て懐かしい感じがした。何年、いや十何年ぶりに聴く奏者。CDプレイヤを購入した頃、25年以上前、にCDを入手した記憶がある。Steeple Chaseのピアノ・トリオ。それを聴いて以来だから、20年以上聴いていないかもしれない。だ…

武田和命カルテット1988 Live at 柳川「ファンクール」 衝動的に

衝動的に手にした。どうしてだろうか。 そして一日聴いていた。なぜだろうか。 理由はさっぱり分からなかったのだけど、衝動的に聴き続けている。 仕事場のPCで鳴らしているが、音質、なんてものが認知過程からぶっ飛んでいる。 それには何か気持の奥底に理…

Don Cherry: Art Deco (1988) 一枚のアルバムから広がること

随分と前からCDは持っていたのだけど、先日の音盤祭でLPレコードを入手した。そんな訳で何年か振りに聴き直した。それが存外に良かった。演奏は勿論、レコードで聴いたときの音の良さ、には驚いた。 ドン・チェリーのトランペットは飄々と軽く、フリー・ジャ…

浅川マキ:幻の女たち(1988) 真夜中に聴く遠い記憶の残滓

真夜中と夜明けの間に帰宅したら、その時間の開封が似つかわしいアルバムが届いていた。 疲れていたボクには、幻が女なのか、女が幻なのか、分からなかった。 ただ、真夜中に聴く遠い記憶の残滓、のような、 存在していないオトを聴くような不思議な感覚だけ…

浅川マキ:Nothing at all to lose (1988) あの頃の東京の片隅のような擦れたAOR(のようなもの)

9月のお仕舞ごろから忙しい。仕事して、レコード聴いて、タマに呑んで。 それはさておき、植松孝夫のアルバムをまとめて入手したとき、同じく植松孝夫の映像が観れるので、浅川マキのDVD(浅川マキがいた頃 東京アンダーグラウンド)も入手。そこで1990年前…

Wayne Shorter: Joy Ryder

ここ数日は、忙しくしている。書き物の仕事があって、連休もあったものじゃない。だから、今日聴いている音楽をちょっとだけ紹介。

Chet Baker: Let's Get Lost

[2010-10-25記を再編集]若い頃、その美貌で絶大な人気を誇った(そうだ)Chetだけど、ご多分に漏れず麻薬渦で人生ボロボロ。50代にしてシワだらけの顔写真は往年の面影はカケラも見えない、と思っていた。そう,思っていた。 往年の写真(1950年代前半?) 19…