ECM: Generation Sound Studios
ボクが感じる、ECMの芯のような、そんなアルバムではなかろうか。それも1970年代の。そして次第に希薄になっていくように感じる米国のジャズの匂い。キースのトリオや、モチアン、ブレイ、キューン、そんな米国の奏者達がECMに活躍の場を得て、ある種の「抑…
バイラークとECMについては、ECMに関する邦著で語られた件で、ある種の意識がついてまわる。が、そこはともかく聴いてみる。 バイラークは決して嫌いなピアノ奏者じゃない、むしろ「とても好きなタイプ」の筈。しかし、ターンテーブルに彼のレコードを置くこ…
既に5年前に投稿していた。少し書き足す。 聴き直したが、いいアルバムだ、1970年代のジャズとして。1974年のジャレットやバートンの吹き込みは、欧州の美学と米国の美学の「Fusion」をジャズというプラットフォームに描き出した習作、すなわちECMそのもの…
Jack DeJohnetteのSpecial Edition。二管のフロントが売り出しの頃で、とても気持よい音色で吹き抜いていく。フォーマットはFree Jazz。だけど、この頃のFree Jazzの音のPositiveなtoneを予定調和のなかに織り込んで、決して奏者の感情に任せていない。DeJoh…
Paul Motian(perc), Carlos Ward(as), Sam Brown, Paul Metzke(g), Charlie Haden(b) Recorded May, 1974 at Generation Sound Studios, New York City
John Abercrombie(g), Jan Hammer(key), Jack DeJohnette(ds) Recorded June 21, 22, 1974 at Generation Sound Studios, New York
Dave Liebman(ts,ss,fl), Richard Beirach(p), John Abercrombie(g), Frank Tusa(b), Jeff Williams(ds), Don Alias, Armen Halburian, Steve Sattan(perc), Badal Roy(tabla), Eleana Sternberg (voice) Recorded on October 10 and 11, 1973 at Generation…