K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Classic (contemporary)

John Tilbury: Terry Riley/Keyboard Studies (1980s) 仕事場でゆったりとした気持ちで聴くための

John Tilbury: piano, organ, harpsichord, celeste

児玉桃: Messiaen/Catalogue D'oiseaux (鳥のカタログ)(2010) そんな理解をしたい誘惑に溢れた

児玉桃(p)

高橋アキ: Feldman/For Bunita Marcus (2007) 弱音の美しさ

高橋アキ(p) Recorded: October, 2007 / Teldex Studio, Berlin, Germany

高橋アキ: The Perilous Night / Aki Takahashi plays John Cage (2007) 虚空の先にある何か、との静かな語らい

高橋アキ(p) Recorded: January 2007 / MIE CENTER FOR THE ARTS, Japan

高橋悠治: 武満徹/ Miniatur III Art Of Toru Takemitsu (1972-73) 光を強めたり、闇を深めたりする効果

高橋悠治(p) 1973年4月(A), 1972年11月(B) 東京,ポリドール・スタジオ

高橋アキ: Piano Space (1972-73) 曖昧な媒体だから

高橋アキ(p)

高橋悠治: John Cage/Sonatas And Interludes For Prepared Piano (1975) 現代音楽の時間・ジャズの時間

高橋悠治(p) Recording: Nippon Columbia Studio No.1, Tokyo December 1975.

Anatoly Vedernikov: P.Hindemith/Ludus Tonalis (1962) 山積みのレコードを聴きはじめた

ジャケットなし 33D-09517/33D-09518, Monoral Anatoly Vedernikov(p)

I Still Play (2020) 要は好み、のピアノ・アルバムなのだ

Composed by Nico Mulhy, Timo Andres, Louis Andriessen, John Adams, Philip Glass, Brad Mehldau, Donnacha Dennehey, Randy Newman, Timo Andres, Jeremy Denk, Brad Mehldau, Randy Newman(p)

Arvo Part: Für Alina(2017) 雨の午後の落ち着いた1枚目

Alexei Lubimov (tracks: A1, A3), Angela Yoffe (tracks: A2, A4), Jurgen Kruse(tracks: B1 to B3), Sebastian Klinger (tracks: B1, B3), Vadim Gluzman (tracks: A2, A4)

高橋悠治: 「不屈の民」変奏曲(1978)

高橋悠治(p) Recorded March 23-24, 1978 at Arakawa-Kumin-Kaikan

Jim O'Rourke: Corona: 武満徹/Tokyo Realization (2006) 武満の音であり、オルークの音でもある、という不思議な心象

Jim O'Rourke(p, Hammond org, Fender Rhodes) Recorded and mixed at Sony Music Studios, Tokyo, July 11, 2006.

Mkwaju Ensemble: Ki-Motion (樹モーション)(1981) 高田みどりを聴く快感

高田みどり(perc, marinba, viv, voice), 定成庸司(perc, marinba, viv), 千野秀一(synth), 村上"ポンタ"秀一(ds)

Terry Riley: In C (1968) 似て非なる対称性

Terry Riley: In C (1968, Columbia)A. In C 23:50B. In C 19:10Bassoon – Darlene ReynardClarinet – Jerry KirkbrideFlute – David ShostacLacquer Cut By – WG*Leader, Saxophone – Terry RileyMarimba [Marimbaphone] – Jan WilliamsOboe – Lawrence Sin…

Philip Thomas: Morton Feldman Piano box set

遠くに微かに見える記憶のような光景を描き続ける

John Snijders: Morton Feldman/Triadic Memories & Piano

思わぬココロの鎮痛効果

武満徹の宇宙(2006) 加藤訓子が演奏する打楽器の曲を聴く

武満徹の曲集、ピアノ曲が中心、を随分聴いた時期がある。調べてみると7年位前。随分時間が経ったような気がする。 加藤訓子が武満曲を演奏しているアルバムの存在を知り、入手。アマゾンでは馬鹿高いが、普通の価格で入手。東京オペラシティ コンサートホ…

Laurie Anderson, Kronos Quartet: Landfall (2014) ミニマル、ではないのだけど

今朝は4時頃に目覚めた。それから覚醒。夜明け前にこのアルバムを聴いていた。ローリー・アンダーソンとクロノス・カルテット。 2012年にニューヨークに上陸し、大きな高潮被害を与えたハリケーンに関するアンダーソンの楽曲集。2014年に収録されて、昨年発…

加藤訓子: Steve Reich/Drumming (2018) 中毒性が強いなあ

昨年のCD。すぐ欲しかったのだけど、はじめは高価なので、少し時期をおいて入手。以前のライヒ集があまりにツボだった。あのメセニーとのElectric counterpointを打楽器ヴァージョンで編曲・演奏するのだから。 今度はドラミングを単独で。多重録音でアンサ…

Steve Reich: Drumming (1971) この録音から伝わる「骨格」から

ジャズ・ファンがライヒを知るのは、多分、ECMから出たMusic For 18 Musiciansを通じてではなかろうか。まだNew Seriesなんか無かった頃だ。ゲッツ・ジルベルトでボッサ・ノヴァを知り、Native DancerでMPBを知るのと同じようなものだ。18人の演奏家からミニ…

Kronos Quartet: Folk Songs

このアルバムは4人のフォーク系の歌い手との共演で、B1を除き、2曲づつ唄っている。背後の弦楽は、時に古いフォーク風であり、時にアヴァンギャルドな不穏な空気を流す。 サム・アミドンの声、空間はいいな。そこに流れ込む弦楽の乾いた音が点景のように輝…

Herbert Henck : John Cage/ Music Of Changes (1982) アイヒャーの残響という添加料に馴らされた耳には

最近もアップしたのだが、ECMでのヘンクのピアノが好きだ。硬質の音であり、その心持ち冷たい音の静かな快感は、今ぐらいの季節に気持ち良い。 そのヘンクのECMではない、ケージの曲のレコードを入手した。ジャケットには「録音優秀賞?」的なECMでおなじみ…

(ECM1726) Herbert Henck: Conlon Nancarrow, George Antheil/ Piano Music (1999) どんな作曲家かと調べたら、CDから流れる音よりも面白すぎて

ヘンクの硬質なピアノの音は好み。熱心ではないが、少しずつ買い足している。モンポウやジョン・ケージの初期作品集は良かったな。どんな作曲家かと調べたら、CDから流れる音よりも面白すぎて、惹き込まれた。 コンロン・ナンカロウ - Wikipedia 1912-1997 …

木村まり: Voyage Apollonian (2017) 音への偏執が美音で結実

ヘンリー・カイザーのアルバムに参画している日本人に気がついた。ヴァイオリン奏者。spotifyで試聴すると、とても良い。早速、CDを入手。ライナーノートはジム・オルーク。カイザーとかオルークと繋がっている人のようだ。 electronics(interactive compute…

Linda Catlin Smith/ Mira Benjamin, Simon Limbrick: Dirt Road (2016) 路が潰える怖れのなかにあるように

カナダの作曲家の現代曲。打楽器奏者とヴァイオリン奏者のデュオ、ライヴ録音。短い無題の15曲の連鎖。 作曲家が撮影したジャケット写真が醸し出す静寂な雰囲気をコンサートホールで造りだしている。ECMと親和性の高い曲・演奏であるが、人工的な残響処理で…

Roger Muraro: Olivier Messiaen/The complete piano solo works (2016) ムラロのメシアンを聴きながらジャズのことを

ロジャー・ムラロのメシアン・ピアノ曲全集が出ていることを知ったのは随分前。艶っぽいラヴェルのピアノ全曲集に痺れたことがあったからだ。 早速聴きはじめているが、エマールのメシアン曲(先日の来日公演は聴きたかった)が透明度の高い精緻なガラス細工…

Leszek Możdżer and Aukso: Seven Pieces For Improvising Piano And Strings (2004) ジャズで聴く印象のまま現代曲に

テイラー、カーク、バルビエリの次がコレかよ、という並びだが、いや凄いコレ。 久しぶりのレシェック・モジジェル。テイラーは現代音楽的なアプローチで、ジャズのなかに新しい音響を作り出したと思うのだけど、このアルバムは快楽的な現代音楽のなかでジャ…

Steve Reich: Pulse/Quartet (2018) 偉大なマンネリ

偉大なマンネリ、だと新譜を聴くたびに思う。繰り返されるフレーズを構成する音の部品に過去が投影されている。そのマンネリ感が、聴く音の多幸感を高めている。そして新しい旋律がそっと上書きされ、幸せなマンネリ感との差分に美しさ、が投影される。 ジャ…

Víkingur Ólafsson: Philip Glass/Piano Works (2017) 快楽発生装置

アイスランドのピアニストによるグラス集。 ECMなんかでもそうだけど、北欧系のピアニストの温度感と曲が整合した時は、快楽発生装置以外の何者でもない。 このアルバムも、「ほぼ」期待通りで、すこぶる気持ち良い。ライヒのミニマルは曲への強い磁場、のよ…

高田みどり:Through The Looking Glass (1983) ゆっくりと旋回する音場に身を任せながら

少し前に入手した佐藤允彦とのアルバムに続き。これも再発のレコード。海外盤である。音はまずまず。 これを聴きながら、発売された当時(プラザ合意の前で円高不況直前)のことを思い出していた。石油ショックから世の中も癒え、高度成長は終わったが安定成…