K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

武満徹の宇宙(2006) 加藤訓子が演奏する打楽器の曲を聴く

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武満徹の曲集、ピアノ曲が中心、を随分聴いた時期がある。調べてみると7年位前。随分時間が経ったような気がする。

加藤訓子が武満曲を演奏しているアルバムの存在を知り、入手。アマゾンでは馬鹿高いが、普通の価格で入手。東京オペラシティ コンサートホールの10周年の特別企画、らしい。

加藤訓子 1曲、高橋悠治 1曲、古部賢一(oboe), Christian Lindberg(tb) 1曲で、何れも東京フィルハーモニー交響楽団との共演。

打楽器を前面に出した武満曲ははじめてなのでドキドキ。期待と違わず、実に素晴らしい演奏。カシオペア、の名の通り、煌めく星のような音が演奏会場に散らばる。星の淡い光が増感され色彩感豊かな映像が広がる。スチール・ドラムの使い方もいいなあ。ライヒも良いが、武満も実に良かった。

武満徹の宇宙~Cosmos of Toru Takemitsu~

武満徹の宇宙~Cosmos of Toru Takemitsu~

 

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加藤訓子,高橋悠治, 東京フィルハーモニー交響楽団 他: 武満徹の宇宙(2006)
1. カシオペア(1971) -独奏打楽器とオーケストラのための
 加藤訓子(perc), 若杉弘(cond), 東京フィルハーモニー交響楽団
2. アステリズム(1968) -ピアノとオーケストラのための
 高橋悠治(p), 高関健(cond), 東京フィルハーモニー交響楽団
3. ジェモー(1971-86) -オーボエトロンボーン、2つのオーケストラと2人の指揮者のための
 古部賢一(oboe), Christian Lindberg(tb), 若杉弘(first cond), 高関健(second cond), 東京フィルハーモニー交響楽団

2006年5月28日 東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル (ライヴ)