K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

1984

Herbie Hancock And The Rockit Band: Live At Yumiuri Land Open East Theatre 1984 ブートと思えぬ音質

Herbie Hancock (key, synth), D.S.T - (turntables), J.T. Lewis (ds), Anton Fier (ds), Wayne Bladway(b), Bernard Fowler(key, lead vocals), Jeff Bova(key), Foday Musa Suso (talking ds) Recorded on July 24, 1984 at the Yomiuriland Open East Th…

清水靖晃: Kiren (1984) そんな習作感があって

清水靖晃:(ts, b-cl), 渡辺モリオ(b), 生田朗(ring ds, turn table)

Han Bennink, Willem Breuker : The New Acoustic Swing Duo In Japan 1984 変態的なタイム感が脳内の痒い処を

Willem Breuker(b-cl, ss, as, ts), Han Bennink(ds, p, ss, megaphone) Recorded live at Jazz & Now, Sendai, Japan, 30 August 1984.

近藤等則: Tokyo meeting 1984 I.M.A. Festival (1984) 1980年代前半のIMAへの流れ、みたいなものを思い出す

近藤等則(tp), Henry Kaiser(g), Bill Laswell(b), 仙波清彦(per), Peter Brotzmann(sax), 高橋悠治(p), 渡辺香津美(g), Rodney Drummer(b), Cecil Monroe(ds), 坂本龍一(syn)

森山威男: Green River (1984) ピアノなし・管2本のバンドで

森山威男(ds), 井上淑彦(ts,ss), 榎本秀一(fl,ts,ss), 望月英明 (b) Date: July 6th, 1984

Don Pullen: Plays Monk

やはりアダムスとのバンドで打楽器的なテンションを与えるピュレーンが好きなのかな

David Sylvian: Brilliant Trees

昔のLPレコード(英盤)やCDを持っているが、どうも音が気にくわない。薄い感じ。 というのは最近発売されたシルヴィアンのLPレコードや、それにオマケでついてくるダウンロード音源の音が実に良い。低音の厚みが増して、とても奥行きが出ている。そんな訳で、…

沖至: Opera Night- Itaru Oki From Paris (1984) 密かな愛聴盤

沖至(flh,tp), Alain Jean-Marie(p), Jean-Jacques Avenel(b), Oliver Johnson(ds) Recorded at Sysmo Record, Paris, 6 December 1984.

Misha Mengelberg: Change Of Season (Music Of Herbie Nichols) (1984) 好きなジャズアルバムを幾つか挙げるならば

ようやく入手した。レコードが手に入るまで我慢していた。CDでも入手していない。spotifyは知らなかったのだけど。先日、お茶の水でひょこり出会った。嬉しかったなあ。 この日曜日に聴いたが、実に良かった。メンゲルベルクのアルバムで一番、じゃないかな…

井上敬三: Boys Be Ambitious! (1984) 美しく・強く管が鳴る

30年以上前に買ったレコードを聴いてみる。当時、老年でのデビューと騒がれた(今のボクと同年代だ!)井上敬三の面白味は、管の音、響きの美しさだと、改めて思った。このアルバムは渡辺香津美のプロデュースで、当時の彼の色が強く出ている。そのようなプ…

梅津和時:Do-Guwaw (1984) 「奇妙な味わい」の彼らなりの答え

1980年(ああ36年前!)、FM東京製作の「ゴールデン・ライブステージ」というライヴ番組でドイツのドナウエッシンゲン音楽祭での梅津和時と原田依幸のデュオを取り上げた。司会は本多俊之の父、俊夫、ジャズ評論家(懐かしい職種!)。 第二期山下洋輔に痺れ…

Jane Ira Bloom, Fred Hersch: As One

このアルバムは、はじめて聴くジェーン・アイラ・ブルームという女性のソプラノサックス奏者とフレッド・ハーシュのデュオ。比較的ゆっくりとした曲中心なので、ハーシュの美音が楽しめるが、印象が弱い。ひとつは録音の問題。とてもDeadな感じで、見事にピ…

Derek And The Ruins: Saisoro (1994) タイトなリズムのうえのベイリー

最近届いたCD。ベイリーに痺れてしまったら、その音のダイナミックレンジは際限なく広い。寡黙な音空間もあれば、破壊音で埋められているときもある。 それらのなかでも、異種競技の格闘のようなセッションは面白い。タイトなリズムのうえのベイリーが、あの…

Gil Evans, Jaco Pastorious: Live Under the Sky Tokyo '84 (1984): 20年前なら驚喜しただろうが

20年前なら驚喜しただろうが 、案外、そんなもんかいな、って受け止めている。かなり賞味期限が過ぎているように思えるのだ。 それでも、今朝、ディスクユニオンのtwitterで発売を知り、驚いたのは事実。 渋谷ジャズ/レアグルーヴ館 on Twitter: "ブログ更…

Fred Hersch: Horizons (1984) LPレコードを入手した

ハーシュのリーダ作はこのアルバムから。1984年だから、LPレコードの時代。先日からハーシュが気になりだした。 ハーシュのレコードを気にする人は少なそうなので、難なく入手。価格もとても安い。入手して驚いたのは未開封。シールドを切るところからはじめ…

(ECM2445) Keith Jarrett: Barber / Bartok / Jarrett (1984,85) うーん

山だの釣りだの、そんなことを書いているので、そろそろ音楽を、って思っていたけど、気が多くて手が出なかった。 先日、この世を去ったコールマンのディスクを聴いたり、ECMレコード聴きシリーズでキースのIn the Lightの2枚組を聴いたり、焦点が定まらな…

浅川マキ:幻の男たち

その昔、今出川の学校に通っていた頃,百万遍の西部講堂でのコンサートのチラシが良く張ってあった記憶がある。そのなかの一つが浅川マキ。このDVDは1984年でボクが京都を去った後の収録だけど、まあ同時代感覚がたっぷり詰まっている。今にして思うと行けば…

Herbie Hancock and Fody Musa Suso: Village Life

ボクが好きなHerbie Hancockの一枚.あまり一般的じゃないような気がするけど.Herbie Hancockの電子ピアノとFoday Musa Susoのコラ(アフリカの弦楽器)のデュオ.Susoの歌も入っている.Herbie Hancockの演奏は,普通テンションがそれなりに高い,あるいは…