2009
石橋英子, Gianni Gebbia, Daniele Camarda: Maboroshi (2009, F.M.N. Sound Factory)1. Kuuge (Flowers On The Sky)2. One Clapping/Many Hands3. Go Down Moses4. Hermit5. Kan (Barrier)6. Kami Kakushi (Gold Wind Mountain)7. Maboroshi (Illusion)8. Y…
近藤等則のソロ・電気トランペットは最初の頃によく聴いたが、食傷気味になって、聴く気がしなくなっていた。IMAの後、暫く。 そんなことで、地球を吹くのシリーズは全く聴く気がしなかった。亡くなった後、はじめて見た・聴いた、という次第。 曲、映像とも…
Tyshawn Sorey(ds), Todd Neufeld (g), Thomas Morgan (b, g) Recorded May 8, 2009 at Systems Two Studio in Brooklyn, NY Recorded Jan. 26, 2009 at Acoustic Recording in Brooklyn, NY
浜村昌子: Kind Mind (2017, Kind Mind music)1. kind mind (masako hamamura)2. long ballad -part 1 (hamamura- scherr - perraud)3. 青空ララ (masako hamamura)4. improvisation #1 (hamamura- scherr - perraud)5. improvisation #2 (hamamura- scherr …
ボクがエルザバールを知ったのは1982年頃。大学を卒業する少し前の頃。副島氏のメルスの記事か何か読んで気になったバンドの一つがEthnic Heritage Ensemble。入手したメルスでの録音盤も好みだった。 それから幾星霜、突然、フリー系の音楽を聴くようになっ…
2009年のポルトガル・ポルトでのライヴ。随分前に行ったが、ポルトはいい街だった、のを思い出した。乾いた、海沿いの空気を思い出させるような、からっとした音が魅力のアルバム。楽器がピンとしてるように聴こえる。そして強い陽光のもとだから際立つ陰翳…
とりあえず気になった奏者は、何枚かのアルバムを聴くようにしている。石田幹雄もそう。JOE氏の咆哮?にハマる時点で、そんな気持ち。新作・時景とともに、何枚か欲しくなった。 石田幹雄のアルバムをご本人から入手する際、ホームページでこのアルバムの存…
凄い密度だ。そして彼ら3人の味、が完全に出尽くしていて、その接点で強い相互作用、が生じている。走る、止まる、下がる、上がる、引く、そのような様々な場面を非同期でありながら、音を紡ぎ合う。
打楽器の独奏(多重録音含む)でのライヒ集。メセニーが弾いたElectric Counterpointを打楽器に編曲している。ライヒの監修のもと、加藤訓子が編曲。 ライヒの曲は、退屈な繰り返しスレスレのところでの微妙な音色の変化、に気がつくと、定常的な繰り返しが…
ヘンリー・グライムスが存命で、活動していると知って、驚いた。ボクが知っているのは1960年代まで。アルバート・アイラーとマッコイ・タイナーのアルバムでの演奏が、印象的な半世紀ほど前の奏者なのだ。 長く隠遁していたそうだ。早速聴きたくなったので、…
ああ疲れた、って今宵、聴いているアルバム。柔らかなピアノの音を聴くと、強めの酒を舐めたくなるが、まだ仕事中。そんな少し緩い感じ、になれるから聴く渋谷毅のアルバム。 もっきりやで彼のピアノを聴くときと同じように、思いっきり弛緩しながら聴くよう…
菊地雅章ディスク蒐集の一環で入手した中古盤。最近になって気がついたが、このレーベルWinter & Winterは、昔のECMみたいな感じで、いいなあ、と思う。 それはともかく、このアルバムでは菊地さんのピアノを十分楽しむことができた。モチアンの音楽って、浮…
新年の休みは、意識して蒐集しているLPレコードを把握するためのリストつくり。ECMはLPレコードを出していた1990年頃までの500枚をリスト化。あとは保有レコードを入れるだけ。Blue Note, Prestige, Riverside, Verve, Pacific Jazz, Columbiaなどの古レコー…
秋には浮遊して、オトを聴き続けていたい。気を許したら、陽は勢いよく落ちていき、根拠のない取り残されたような焦燥感に囚われる。 だから、こんな芯のないような浮遊するオトを周回させながら過ごしている。時間のはじまり、も、終わりもない。 濃い、あ…
先日、小松空港から職場までの間に聴いたアルバム。昨日アップしたものと同じくライヴ盤。編成はテナー・サックスが加わったカルテット。昨年、新譜で手に入れたのだけど、どうもスッキリいいなあ、と云えないトコロがあってブログに書いていなかった。数少…
小曽根真を意識してはじめて聴いたのが実に最近。5年位前に大阪ブルーノートでマイク・スターン・バンドのゲストでオルガンを弾いているのを聴いて、達者だなあと思った。ピアノは昨秋の金澤。このアルバムのテーマ、Road to Chopinのとき。
このアルバムはイスタンブールで買ってきたもの。トルコといえば、唯一人知っている音楽家はサイだから。といっても、昨年、金沢公演を聴くまで知らなかったので、なんとも底の浅い話なのだけど。
夏の頃に手に入れたのだけど、ピンとこなくて放置してあったFred Hersch Plays Jobimを聴いてみた。とても冬を迎える気分にぴったり。