K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

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写真集:The Perfume of Wealth – Photography by David Sylvian and Yuka Fujii

ディヴィッド・シルヴィアンと藤井ユカによる写真集が届いた: TWENTY 420 X 197MM PRINTS, INDIGO PRINTED ON FSC® CERTIFIED 300 GSM MUNKEN LYNX UNCOATED STOCK. EACH NUMBERED PRINT IS INDIVIDUALLY WRAPPED IN A SEMI-TRANSPARENT SLEEVE, PRINTED WI…

再び奥能登国際芸術祭2020+

あんまり天気が良かったから、日帰りで半島の先端へ。 北側から狼煙へ。 おもいのほか、木の浦が良かった。 おまけでイカのモニュメント。

廃線憧憬(奥能登国際芸術祭2020+) 能登線廃駅へ

密かに眺める写真集に「能登線日和」がある。鉄道ファンでは全くないが、一度は乗りたかった、と思う。 能登線日和―湯浅啓写真集 作者:湯浅 啓 能登印刷出版部 Amazon ボクが北陸に来た頃にはとっくに廃線。まるで経済性がなさそうな鉄路が平成の中頃まであ…

開かれた場所へ(奥能登国際芸術祭2020+) 

不思議な体験だった。半島の先端まで、僻地とおぼしき場所に時間をかけて行った。金沢からおおよそ150km。隣県よりも遠い。そしてその最果ての地、につくと、そこは最果てではなくて、開かれた場所であり、元来海を通じた「その先」と繋がっていた、というこ…

井上有一展@21世紀美術館 漢字という暴力的な表現媒体で更に

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釣りの師匠の師匠の勧め、だったので出かけた。昼間から街中に出ることは絶えてなくて(人混みがダメ、なのだ)、先週のオヨヨ書林が久しぶり。これは昼間からの宴席があったからだけど、今回は、友人が来たので案内。そのようなことがないと、なかなか気が…

Heard Museum@Phoenix インディアン芸術の博物館で考えたこと

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出張先でのイベントの役員任期も終わり、時間に余裕ができ嬉しい。空き時間にインディアンの博物館へ出掛けた。アリゾナ、というとインディアン民の土地で関心はあったのだけど、4、5回目の訪問でようやく。(インディアン、という表記は現地の通り。部族…

湯浅啓写真展「線路はつづく 北陸・鉄道のある風景」@花のあとりえ こすもす

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ボクのなかの鉄道の記憶を辿ると、昭和30年代後半の阪急電鉄夙川線のコゲ茶色の車体が鮮烈な記憶に残っている。歩く前の幾つか残る記憶のひとつ。その後 の記憶は昭和40年前後の北陸本線。未だ親不知あたりが未電化の時代。大きなディーゼルカーに牽引された…

新潟・十日町:越後妻有アートトリエンナーレ2012「大地の芸術祭」 強い光、蒸す大気のなかでの記憶

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印度支那に出かけた後、脱力の日々。気力の抜け殻のような状態だったのだけど、金沢・新潟・東京の知己で新潟・十日町に集合。越後妻有アートトリエンナーレ2012・大地の芸術祭という催事に出かけた。何も考えないで計画に乗っかって、お任せ。お世話になっ…

ボストン美術館:Art Nouveau in Japanese Postcards (2004だったか)いにしえの日本の香が沸き立つ図案

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2004年頃にボストン美術館:Museum of Fine Arts (MFA) Bostonで開催された日本の絵葉書展「Art Nouveau in Japanese Postcards 」で展示されたローダー・コレクション。失われた、いにしえの日本の香が沸き立つ図案で、海外の知己にSeason's Greetingsに使…