K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

村上春樹Presents 山下洋輔トリオ 再乱入ライブ (2022年7月12日)

2022年7月12日(火)開場 17:30 / 開演 18:30
開催場所    早稲田大学大隈記念講堂(住所:東京都新宿区戸塚町1-104)
出演    村上春樹、山下洋輔(p)、中村誠一(ts)、森山威男(ds)
坂本美雨、小川哲、都築響一
急遽出演決定!!菊地成孔
OPENING ACT:中根佑紀(ts)、野々村大志(p)、広橋契(b)、塚田陽太(ds) 、村口亜星(Tp)
内容    (Opening act) 早稲田大学モダンジャズ研究会
(Part Ⅰ) 解き明かされるシクスティーズ~「村上RADIO」特別編
(Part Ⅱ) 山下洋輔トリオ再乱入ライブ

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やはり森山威男と山下洋輔の共演ということで、決して安価でないオンライン・チケットを購入。10年くらい前、山下洋輔トリオ40周年記念イベントがあって、そこでも初代トリオの演奏を聴いていたので、無理に聴くものでもないとは思うのだけど。

Opening actというか前座が約40分。さすがに長いなあ。

その次が対談。司会の坂本美雨はともかく、小川哲は話に全然引っ掛かりがなく登壇の意味無し。客席の田原総一朗(そもそもの大隈講堂コンサートの仕掛人)が紹介される。その後の都築響一と村上春樹の同時代話。盛上がる盛上がる。1時間経過で菊地成孔出演。いきなり壇上が冷え込み、黙っていた小川哲が一言二言。嫌な予感。フリージャズについて語らせるなよ、と思った。山下洋輔について熱く語ったが、テンぱっていたのか村上春樹の質問にまともに答えられていない。痛い感じで、なんとも。

1時間10分で山下洋輔登壇。約40分。麿赤児が作った「Dancing古事記」が34分弱だから、今回のほうが長い。1969年の大隈講堂のコンサートの曲中心。やはり当時のアルバム群を聴くときほどには盛り上がらない。森山威男の1969年は成長途上というより成長前、じゃないかな。後年のトリオでの演奏と比べ、型がまだできてない感じ。だから、この21世紀のライヴのほうが迫力がある。山下洋輔は、決まった型を繰り返している、甘い手癖中心の演奏でDancing古事記での音の粒立ちに乏しい。中村誠一も緩かったな。

ということで、あれま的イベントで、話題性のみが満点、ということだった。