K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

日本のジャズ蒐集の果て(山下洋輔、佐藤允彦)

先日届いたレコード、。いずれも1000円ちょっとなんだけど、多分、聴かないだろうなあ(苦笑)。

佐藤允彦や山下洋輔をはじめとする日本のジャズのレコード盤を緩々と蒐集している、その果て。山下洋輔はポーランド盤でのライヴ、佐藤允彦は1970年前後のトリオの作品を揃えて、気持ちの中では蒐集は既にお仕舞い。

山下洋輔の筒井康隆モノ(上2枚)は手が出なかった。あの頃の、斜め上からの文化人振る舞いの悪目立ち、が何となく気持ち悪かったのだ。坂田明も含め。全日本冷やし中華何とか、も含め。まあ考えてみると、1980年頃の山下洋輔3のライヴには、ボクのような人間も含め、ヘンな男ばっかりだっただろうから、広く社会認知を受けるには、あんなことも必要だったのだと思うが。しかし、筒井康隆狂だった同じ大学のT君(その後、週刊現代だったかの記者からフリーランスのようだ)が、そのルートで山下洋輔3ファンだったボクに話しかけてきたときは、何ともやるせなかったな。

佐藤允彦の1970年代の音源は、(多分)追いきれないくらい多い。精力的(すぎる)運動量だったのだ。だから切りが無い印象があり、深煎りせず。でままあ、安かったからついでに、の感覚。

やれやれ、また増えた。