K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

今朝の一枚(ジョージ大塚)

先年亡くなられたジョージ大塚のアルバム、TBMのCDを聴くと面白い。山口真文のアルバムもそうなんだけど、1970年代のWRから分岐した進化系、のような印象が強く、似て非なる感、が楽しい。

富樫雅彦、佐藤允彦、山下洋輔をはじめ、多くの日本のジャズ奏者が「独自の音」を感じさせる、という事象とは異なり、1960年代後半は新主流派、1970年代に入ったら電化クロスオーバーという米国の流れに「ある距離をもって追随」しているようにも感じる。その距離とか変容が楽しい、というか。

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