K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

今井和雄: far and wee (2004)  レコードの音

今井和雄: far and wee (2004, P.S.F.==>Black Editions)
1. 2-B 09:01
2. 3 07:54
3. 4 06:58
4. 5 05:39
5. 6 06:25
6. 9-AB 05:25
今井和雄: guitar, chair
Live recording by Takeshi Yoshida, April 24, 2004
at Plan B “Kazuo Imai SOLOWORKS Vol. 41”
Mixed and mastered by Takeshi Yoshida

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レコードが早くも届いた。

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早くもレコードが届いた。そして楽器が奏者により様々な音が弾け出るような、そんな感触を愉しんだ。で、前回はどう思ったのか、と確認すると変わらないね。笑ってしまった。

だから昨夜も今朝も、なんの意味があってこれを聴くのか、と思いながら、強靭な楽器の捌きの音、のようなものを愉しんでいる自分を楽しむ、ことが面白い。

記憶はいい加減になっているのだけど、音の受け止め方にはある種の一貫性があって面白い。ブログも書いてみるものだ。

 

[2020-08-28] 音楽というか音響というか

2004年のアルバムの再発。レコードも販売されていて、注文。

音楽というか音響というか、ギターという楽器の様々な音を聴くことができる。弦と胴体の共鳴のようなものが、強く・速い操作により様々に変化する音が面白いし、美しかったりする。メシアンの鳥のカタログを聴いたときに思ったが、音楽の外縁よりハミ出て、ただの音に過ぎない、ということと、その音が有意に美しいし何らか意識に痕跡を残す感覚の相克(大袈裟)、が面白い。

だから昨夜も今朝も、なんの意味があってこれを聴くのか、と思いながら、強靭な楽器の捌きの音、のようなものを愉しんでいる自分を楽しむ、ことが面白い。

レコードで聴くのが愉しみ、だ。